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戦争に勝ってはいけない本当の理由-白旗原理主義あるいは「負けるが勝ち」の構造- 単行本 – 2003/8/8

3.3 5つ星のうち3.3 4個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

戦争は勝つことが良しとされてきたが、本当にそうなのか? 敗戦国のほうが死傷者は少なく、戦後の復興も順調なのはなぜか? その理由を解明しつつ、戦争に負けるための実践的方法を説き、すべての戦争論を根底から覆す。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ バジリコ (2003/8/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/8/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 172ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4901784188
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4901784184
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 4個の評価

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シモン・ツァバル
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物は言いよう、盗人にも三分の理、理屈は理解できるけど納得はできない。
そんな本です。冗談とするには理路整然としているけど実践するのは二の足を踏むそんな内容で
頭を硬直させないため、物には多面的な見方があるんだよ。って、懇々と諭されて 納得しそうに
なってから冷静に考えると なんちゃってドッキリカメラだよ。って言われてるような。。。
物事、常識や正論だけが答えじゃないんだって言ってるような、一種人を食った一冊です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クラウゼヴィッツの『戦争論』に異を唱え、敗戦国がその後豊かになり、戦勝国が貧しくなる構図を説いている。前半はなるほどと思わせるものの、後半の「どうやってうまく負けるか」については、バカバカしいことを真面目に語っている。
「負けるための教練の仕方」「白旗の揚げ方、作り方」「収容所の食事」等々。
シニカルな内容は著者がイスラエル出身だからか。けっこう笑えます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年12月25日に日本でレビュー済み
 サダム・フセインが小さな穴の中でつかまったとき、何の抵抗もしなかった。そのことを不思議がる人は多いが、本書を読めば降伏する方が幸福であることが分かる。戦争に負けた日本が如何に素晴らしい繁栄を遂げたか、われわれのよく知っている通りだ。
 フセインも本書を読んだらしい。原著の初版が出たのは1972年である。したがって1990年の湾岸戦争も負けるのが目的であった。その証拠に、地上戦に入るや、彼はすぐに降伏しようとした。しかしアメリカの方もなまじ勝っては後が厄介というので、さっさと撤退する。イラク経済がますます衰退し、社会が荒廃したのも、負けることに失敗したせいだったのだ。
 そこへ浅はかにも、わざわざ攻め込んで行ったのがブッシュ米大統領。しかも勝利宣言などをして大変な重荷を背負い込んだ。結果として、戦争に勝って選挙に負けそうな状況にまで追い込まれてしまったのである。
 負けるが勝ちの戦争論を説く本書によれば、戦争に勝つためには相手が負けを認めなければならない。一方的に勝ったと言っても勝ったことにはならず、イラクに見るようなゲリラ戦が続く。おまけにナポレオン戦争以来、第1次、第2次世界大戦を通じて、どの戦争でも勝った国の戦死者の方が多い。そのうえ戦勝国は敗戦国の復興の面倒を見てやらねばならず、戦争は何とかして負けなければならない、というのが本書の皮肉いっぱいのパロディ戦争論である。
 現実の世界に照らして、近来まれに見る面白い本である。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年3月20日に日本でレビュー済み
ギャグ本.
 現代イスラエルへの皮肉混じり.
 ややウケ・レベル.
「戦争には負けたほうがいい」
という逆説を成り立たせるため,詭弁,論理飛躍,事実歪曲を駆使するが,もっとトンデモな屁理屈を並べて欲しかったところ.
「負けたほうのドイツ・日本のほうが発展する」
という,「歴史がそないな一つの要因だけで説明できるかい!」なギャグは,軍事マニア方面では使い古されていて陳腐.
「戦争の真の目的が公になることはない」
を断言したいなら,逆説を使って「裏付け」しないとギャグの部品として弱い.
 時系列を無視した,
「ドイツと日本のほうが多く領土を占領したのに負けた」(でもそれ以上に取り戻された)
は,ちょいウケ.
 戦争に負けるために必要な準備として,
「戦争前に経済を破綻させておけ」
「移民を受け入れて社会を分裂気味にさせておけ」
「兵役義務を課せ」
などは現在のイスラエルへの皮肉のようだが,イスラエル国民以外にはピンとくるかどうか.
 「勇敢」さへの皮肉では,旧日本軍に対しても辛辣.

「星条旗を使った白旗の作り方」
「エスキモーが戦争できない理由」
「投降の正しい作法」
は笑える.

 「捕虜ライフをエンジョイしよう」という項は,多くの悲惨な捕虜の現実を,屁理屈で言いくるめるのではなく,ただ現実の無視で押し切ってしまっているので,ギャグとしてはとても弱い.
 これがオチとなるべき最終章なのだから,もっと工夫すべき.

 気懸かりが一つ.
 戦後日本は,「あつものに懲りて膾を吹く」期間が長く,国民全般に軍事知識が著しく欠落しているため,本書をギャグだと解しない人々がいる模様.
 首を180度回転させる「退却のための訓練」などを見れば,正常な読解力さえあればギャグ本だと気付くはずなのだが,一部のイデオロギー過多な人々には,それすら気付かないらしい.
 本書を「反戦平和を訴える本」扱いにする輩が実在するというのが,本書に関する一番のギャグになってしまうとは…
【関心率17.98%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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