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ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る 単行本 – 2005/6/13
マルジャン・サトラピ
(著),
園田 恵子
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
1984年、マルジ14歳。彼女は学校に行くため、混迷するイランをはなれ、一人ウィーンで生活を始めた。思春期を迎えたマルジは、ありがちな“自由の落とし穴”にはまる。恋を知り、クスリに手をだし、路上生活まで経験してしまう。真に生きる意味を見出したマルジは、イランに帰る決意をする。そして結婚、やがて離婚。テレビやニュースではわからないイスラムの真実がここにある。
2007年カンヌ映画祭審査員賞受賞映画『ペルセポリス』原作。
2007年カンヌ映画祭審査員賞受賞映画『ペルセポリス』原作。
- ISBN-104901784668
- ISBN-13978-4901784665
- 出版社バジリコ
- 発売日2005/6/13
- 言語日本語
- 本の長さ1ページ
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対象商品: ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る
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登録情報
- 出版社 : バジリコ (2005/6/13)
- 発売日 : 2005/6/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 1ページ
- ISBN-10 : 4901784668
- ISBN-13 : 978-4901784665
- 対象読者年齢 : 12 歳以上
- Amazon 売れ筋ランキング: - 24,020位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ペルセポリスIを見て、どうしても続きが気になり購入しました。日本ではあまり触れる事のないイランの実情をわかりやすく知る事ができました。ハリウッド映画で描かれるアメリカなど欧米から見たイランしか知らなかったので読んで良かったです。筆者の方は裕福な家庭の出身の様ですが、これ以上一般市民の方が権力者に翻弄される事がない様願うばかりです。
2023年2月3日に日本でレビュー済み
「おませ」だったなマルジの、ヤングアダルト以降の物語。
前編に続き後編でもそのぶっ飛び具合のアクセルを緩めることがないマルジです。大学生になりパーティー、麻薬、恋愛と傷心、そしてイラクへの帰国。またパーティ三昧(当局のをかいくぐる)、そして結婚と離婚。
これが本当にイスラム革命後のイランでのことかと思うと本当に魂消ます。
というよりです。むしろ人の内実はそれほど文化によっても変わらないのかもしれないなあと。勿論、マルジのケースはかの国では大いに例外ではあるとは思います。でも彼女の「こじらせ」具合ってのは、なんというか、若気の至り的な失敗に見えるのです。ある意味若者あるある的な。
でもマルジのいいところを自身を客観視できていること。運命論や神の御業とか言い出さないし、自分の非を認めているところが人間として尊敬できるところです。
だからこそ、本作品は一層人を勇気づける力があるのではないか、と思います。
・・・
戦争があっても、宗教の締め付けがきつくても、人種差別があっても、離婚しても、それでも前向きに生きることが出来る。そんなメッセージを勝手に受け取りました。
勿論周囲のサポート(含む金銭的)に恵まれたからこそ、再出発も切れるのかもしれません。それでもなお、逆境を笑顔で切り抜けるしたたかさと強さ、そしてユーモアには脱帽でありました。
ちょっと落ち込んだ時とかに、おすすめしたくなる本です。
前編に続き後編でもそのぶっ飛び具合のアクセルを緩めることがないマルジです。大学生になりパーティー、麻薬、恋愛と傷心、そしてイラクへの帰国。またパーティ三昧(当局のをかいくぐる)、そして結婚と離婚。
これが本当にイスラム革命後のイランでのことかと思うと本当に魂消ます。
というよりです。むしろ人の内実はそれほど文化によっても変わらないのかもしれないなあと。勿論、マルジのケースはかの国では大いに例外ではあるとは思います。でも彼女の「こじらせ」具合ってのは、なんというか、若気の至り的な失敗に見えるのです。ある意味若者あるある的な。
でもマルジのいいところを自身を客観視できていること。運命論や神の御業とか言い出さないし、自分の非を認めているところが人間として尊敬できるところです。
だからこそ、本作品は一層人を勇気づける力があるのではないか、と思います。
・・・
戦争があっても、宗教の締め付けがきつくても、人種差別があっても、離婚しても、それでも前向きに生きることが出来る。そんなメッセージを勝手に受け取りました。
勿論周囲のサポート(含む金銭的)に恵まれたからこそ、再出発も切れるのかもしれません。それでもなお、逆境を笑顔で切り抜けるしたたかさと強さ、そしてユーモアには脱帽でありました。
ちょっと落ち込んだ時とかに、おすすめしたくなる本です。
2018年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イラン革命で直接あるいは間接に
人生に多大な影響と進路の変更
をせざるを得なかった身として、
深い感動を覚え ながら読んでいる。
著者の正直で包み隠さない生き方
とその告白は、革命の幻想と残酷さ
と偽善を対照的に浮き彫りにして
よく生きてこの作品を描いてく
れたと思う。
ぜひ成年の我が子にも読ませたい。
人生に多大な影響と進路の変更
をせざるを得なかった身として、
深い感動を覚え ながら読んでいる。
著者の正直で包み隠さない生き方
とその告白は、革命の幻想と残酷さ
と偽善を対照的に浮き彫りにして
よく生きてこの作品を描いてく
れたと思う。
ぜひ成年の我が子にも読ませたい。
2020年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
革命と戦争といった特殊な環境で育ったが故に、何の悩みもないアメリカの若者に馴染めない苦労。うまくいかない恋愛。思春期という繊細な時期の筆者の葛藤が伝わってきました。読んでよかったです。
2016年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古の書籍でしたが、商品は全く問題なかったです。
価格も安く買えましたので、良かったです。
価格も安く買えましたので、良かったです。
2012年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一見の価値あり。
ただ、一巻が普遍的で劇的に面白かったのに比べて、やや自伝的な要素が強く、素直に共感できない部分が多少あった。無実の人を偽の罪で投獄したり、教師や目上の人を平気でののしったり、恋愛に夢中になり麻薬の売人をやったりと、「んん??」と思う部分が何度も出てきて驚いた。
でも、絵と話にパワーがあり、また筆者がなにが起こっても、前だけを見て次に行くところがさっぱりとしていて魅力でもあり、反省がないようでもどかしくもあり…とにかく面白い。
でも、二巻を初めに読んでいたら、一巻があんなに深くて凄い本だと分からず読まなかったかも。
本音をいえば、一巻のマルジの続きが見たくて買ったので、個人的には満足です。
一巻が文句なしの凄い本だったから、評価が厳しくなってしまったけど、十分読む価値はあるよ〜。
ただ、一巻が普遍的で劇的に面白かったのに比べて、やや自伝的な要素が強く、素直に共感できない部分が多少あった。無実の人を偽の罪で投獄したり、教師や目上の人を平気でののしったり、恋愛に夢中になり麻薬の売人をやったりと、「んん??」と思う部分が何度も出てきて驚いた。
でも、絵と話にパワーがあり、また筆者がなにが起こっても、前だけを見て次に行くところがさっぱりとしていて魅力でもあり、反省がないようでもどかしくもあり…とにかく面白い。
でも、二巻を初めに読んでいたら、一巻があんなに深くて凄い本だと分からず読まなかったかも。
本音をいえば、一巻のマルジの続きが見たくて買ったので、個人的には満足です。
一巻が文句なしの凄い本だったから、評価が厳しくなってしまったけど、十分読む価値はあるよ〜。
2019年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦争が行われている国が舞台の話でよく考えてみると本当に怖い話なのだろうが、ストーリーは少女が大人の女性になっていくのを少しほのぼのさせる展開で伝えていると思う。