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ターミナルマン 単行本 – 2005/8/5

3.9 5つ星のうち3.9 2個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ バジリコ (2005/8/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/8/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4901784714
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4901784719
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 2個の評価

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アンドリュ−・ドンキン
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上位レビュー、対象国: 日本

2005年9月27日に日本でレビュー済み
 サー・アルフレッド・メヘランは1987年から今日に至るまで、パリのシャルル・ド・ゴール空港の第一ターミナルで寝起きしています。彼はスピルバーグの映画「ターミナル」でトム・ハンクスが演じた主人公のモデルとしても著名な人物です。
 共著者のアンドリュー・ドンキンはジャーナリストではなく、作家とのこと。そのため本書は大変凝った構成になっていて、私にはその手法は“けれんみ”の強いものに感じられます。
 メヘランの生い立ちや空港居住者となるに至った経緯、そして現在の暮らしぶりを、時系列に沿って描くのではなく、縦横無尽に時空を越えて描きます。過去の話を綴っている中途で彼が現在暮らす空港での乗客向けアナウンスを差し挟むなど、映画でいえばフラッシュバック的演出を凝らしていて、これが読んでいて大変わずらわしく感じられました。
 また本書は読者に対して多くの面で説明責任を果たしていません。
 例えば、彼がなぜ空港で16年の長きに渡って暮らさざるをえないのかが結局良く分かりません。彼が身分を証明する書類を一切持っていないのは、パリの北駅で鞄をひったくられたからだという話が、やがて彼自身がIDを国連難民高等弁務官事務所に自主的に送り返したという奇妙な話にすりかわっていきます。
 挙句の果てにメヘランは幼い頃にスウェーデンからイランに潜水艦で連れてこられたと言い出す始末。彼を支援して東奔西走したバーゲン医師ならずとも呆れる話です。
 さらに、彼が16年間空港内で飢えずにいるための収入をどうやって得てきたのかについてもつまびらかにされていません。
 空港から一歩も出られず、16年間を幽閉状態で生きる男に理解と支援を求めるために書かれたはずの本書は、メヘランを奇人の域に留め置く結果に終わったのではないでしょうか。
 残念な書です。
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