「ふたりだけのうた」/きづきあきら (A5版全176頁、初版:2005/10/10)
書評は他のレビュアーさまが的確ですので、ここでは収録作品名を掲げておきます。
1. ぼくの幸せな生活 (COMIC GUM 2001年6月号、24頁)
2. MOON RIVER (COMIC GUM 2001年11月号、25頁)
3. ココロ・SOS (COMIC GUM 2002年4月号、24頁)
4. 午前10時30分のウサギ様 (COMIC GUM 2002年6月号、10頁)
5. シロクロ 〜願いをかなえたら〜 第1話 (COMIC GUM 2003年12月号、24頁)
6. シロクロ 〜願いをかなえたら〜 第2話 (COMIC GUM 2004年1月号、24頁)
7. シロクロ 〜願いをかなえたら〜 第3話 (COMIC GUM 2004年2月号、24頁)
8. 長グツをはいたネコ (COMIC SEED! コミックマーケット66特別号、8頁)
巻末に作者さまより各作品の説明が2頁書かれています。また、「あとがき」が2頁
収録されています。1話目は作者デビュー作品です。短編集の復刊状況ですが、
「モン・スール」(ワニブックス刊)に、1・4・8話目が再収録されています。
「伝染コンプレックス」(同)に、2話目が再収録されています。
「侵触プラトニック」(同)に、3・5〜7話目が再収録されています。

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ふたりだけのうた (SEED!COMICS) コミック – 2005/9/26
きづき あきら
(著)
「盗聴」をモチーフに描いたデビュー作『ぼくの幸せな生活』を収録。
人間心理を鋭く描く、実力派作家・きづきあきらの作品集第4弾!!
人間心理を鋭く描く、実力派作家・きづきあきらの作品集第4弾!!
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社ぺんぎん書房
- 発売日2005/9/26
- ISBN-104901978667
- ISBN-13978-4901978668
商品の説明
出版社からのコメント
「盗聴」をモチーフに描いたデビュー作『ぼくの幸せな生活』を収録。人間心理を鋭く描く、実力派作家・きづきあきらの作品集第4弾!!
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひと目見ただけで忘れ難くなる絵があります。写真だろうがイラストや絵画だろうが心に残る時があると思います。第2話MOON RIVERの表絵はまさにそのもの。
元々、むくわれぬ恋や道ならぬ恋を心情豊かに描き出す作風の方ですが、今作は珍しく幸せを予感させる話が多めです。多少の毒は入っていますが、他レビュア−の方が書かれたように愛情に満ちていてそれに裏打ちされた毒なのであえて飲みたくもなります。
今は絵柄が変わっていますが、初期の独特の作風を忘れられない私にとっては他の短編集とともに大事な本。もし、どこかで見かける事があり、きづきあきらが好きならば是非手に取ってみて欲しい一冊です。その時にMOON RIVERを気に入っていただければ尚嬉しいかも。
元々、むくわれぬ恋や道ならぬ恋を心情豊かに描き出す作風の方ですが、今作は珍しく幸せを予感させる話が多めです。多少の毒は入っていますが、他レビュア−の方が書かれたように愛情に満ちていてそれに裏打ちされた毒なのであえて飲みたくもなります。
今は絵柄が変わっていますが、初期の独特の作風を忘れられない私にとっては他の短編集とともに大事な本。もし、どこかで見かける事があり、きづきあきらが好きならば是非手に取ってみて欲しい一冊です。その時にMOON RIVERを気に入っていただければ尚嬉しいかも。
2005年10月4日に日本でレビュー済み
「ヨイコノミライ!」が合わなかったので気にも留めていなかったのですが、表紙買いしてハマってしまいました。連載と短編がこうも違うとは...。
「ふたりだけのうた」はこれまでの短編集とは違って重さや暗さ、アブノーマルな部分が薄れているのですが、人間関係の嫌な部分を嫌味なく素直に書ききる作風と、舞台設定の奇抜さ、愛情溢れた人物描写は変わりません。
他3冊の短編集も買ったのですがどれもいいですね。ただ、発刊の時系列とは逆に読み進めたほうがこの人の良さが判る気がします。初期の本は悪い意味ではないのですが同人っぽさとクセを感じるので、「ふたりだけのうた」から入って読み慣れていったほうが無難でしょう。
「ふたりだけのうた」はこれまでの短編集とは違って重さや暗さ、アブノーマルな部分が薄れているのですが、人間関係の嫌な部分を嫌味なく素直に書ききる作風と、舞台設定の奇抜さ、愛情溢れた人物描写は変わりません。
他3冊の短編集も買ったのですがどれもいいですね。ただ、発刊の時系列とは逆に読み進めたほうがこの人の良さが判る気がします。初期の本は悪い意味ではないのですが同人っぽさとクセを感じるので、「ふたりだけのうた」から入って読み慣れていったほうが無難でしょう。