久しぶりに池部良さんのエッセイを読んだが、やっぱりおもしろい。
特にわたしのお気に入りは、「銀座八丁おもいで草紙」。むかしのおもいでを書かせると、天下一品だと思う。
次は、「そよ風ときにはつむじ風」を読み返してみようかな。
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江戸っ子の倅 単行本 – 2011/1/1
池部 良
(著)
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社幻戯書房
- 発売日2011/1/1
- ISBN-104901998684
- ISBN-13978-4901998680
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登録情報
- 出版社 : 幻戯書房 (2011/1/1)
- 発売日 : 2011/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 284ページ
- ISBN-10 : 4901998684
- ISBN-13 : 978-4901998680
- Amazon 売れ筋ランキング: - 195,365位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 55,346位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年3月12日に日本でレビュー済み
昨年の10月に他界された、俳優・故池部良氏のエッセイ集。
既に他の雑誌・書籍に掲載されたものを集めたもの。
1918年生まれの池部氏の、文章の巧さとユーモアのセンスに驚いた。
このエッセイ集は、初出が1998年〜2010年のものなので、著者が80代〜90歳を超える齢で書いている。
逝去直前まで、筆を執り続けたともある。
戦争経験者・軍隊で将校を務めた経験者でもあった、著者の矍鑠ぶりが充分うかがえると同時に、父母、妻、友人達を語る語り口が、実にユニークでウィットに富み、愛情に満ちていた。
特に愛妻の美子さんとの見合い、デート、新婚時代のエピソードが面白い。
美子夫人の愛らしさと、魅力がふんだんに表れているエッセイだった。
また、小津監督の素顔の意外な一面が書かれていて、驚くとともに笑ってしまう。
生前の91年に日本文芸大賞を受賞し、エッセイストとして高い評価を受けていたとのこと。
老人特有の三種の神器をもちあわせていない、素敵な男性だった事が理解できた。
岡本太郎・一平・かの子との親戚関係については、本書を読んで初めて知った事。
既に他の雑誌・書籍に掲載されたものを集めたもの。
1918年生まれの池部氏の、文章の巧さとユーモアのセンスに驚いた。
このエッセイ集は、初出が1998年〜2010年のものなので、著者が80代〜90歳を超える齢で書いている。
逝去直前まで、筆を執り続けたともある。
戦争経験者・軍隊で将校を務めた経験者でもあった、著者の矍鑠ぶりが充分うかがえると同時に、父母、妻、友人達を語る語り口が、実にユニークでウィットに富み、愛情に満ちていた。
特に愛妻の美子さんとの見合い、デート、新婚時代のエピソードが面白い。
美子夫人の愛らしさと、魅力がふんだんに表れているエッセイだった。
また、小津監督の素顔の意外な一面が書かれていて、驚くとともに笑ってしまう。
生前の91年に日本文芸大賞を受賞し、エッセイストとして高い評価を受けていたとのこと。
老人特有の三種の神器をもちあわせていない、素敵な男性だった事が理解できた。
岡本太郎・一平・かの子との親戚関係については、本書を読んで初めて知った事。