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シャドーイングと音読の科学 単行本(ソフトカバー) – 2007/2/8
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- ISBN-104902091461
- ISBN-13978-4902091465
- 出版社コスモピア
- 発売日2007/2/8
- 言語日本語
- 本の長さ280ページ
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商品の説明
出版社からのコメント
時間のない中で、なんとか英語を身につけなければと真剣に取り組んでいる学
習者にとって、どんな学習法が最も効果的なのかを知ることは切実な問題です。
ここ数年、ブームといってもよいほど注目されている「シャドーイング」と「音
読」が、なぜ英語力を伸ばすのに効果的なのか、関西学院大学教授の門田先生
が、その根拠を理詰めで徹底検証しました。広範な指導実験のデータをもと
に、最新の脳科学の成果も交えて、英語ができるようになるプロセスを解明しま
す。
■シャドーイングと音読のあらゆる疑問に答える■
シャドーイングはどうして英語学習に効果的だと言えるのか/リピーティングと
シャドーイングの違いは/日本人英語学習者が典型的に持っている音声知識とは/
単語を見たあと、どのような経路を経て意味を理解するのか/短期記憶とは/音
読のスピードは学習者が自由に決めていいのか/音読訓練は大学入試の英語問題
対策になるか/音読は集中型と分散型のどちらの学習が効果的か・・・。本書は、こ
うした計129の疑問に明快に答えを出します。あらためてシャドーイングと音
読の効果の大きさに驚き、「これを使わない手は絶対ない」と納得する1冊で
す。
登録情報
- 出版社 : コスモピア (2007/2/8)
- 発売日 : 2007/2/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 280ページ
- ISBN-10 : 4902091461
- ISBN-13 : 978-4902091465
- Amazon 売れ筋ランキング: - 413,352位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
専門は第二言語習得研究。心理言語学、応用言語学からのアプローチ。第二言語としての英語が、どのようにして知覚・処理され、記憶・学習されるかそのメカニズムについて研究している。これまでも現在も、ことばの科学会(JSSS)、大学英語教育学会(JACET)リーディング研究会、外国語教育メディア学会(LET)関西支部基礎理論研究部会の3つを中心に活動。趣味は、やはり食べて、飲んで、語って、唄うこと。それと旅行。カラオケの選曲はポップスから演歌まで多種多様ですので、ぜひご一緒に。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
後者は長期記憶を駆使して文型文脈を考えつつ意味を理解していくわけだが
負荷の高いシャドーイングをすることによってその前者の知覚の部分にスイッチを入れ続ける
シャドーイングとは知覚を鍛えるトレーニングだという趣旨です。
また音声知覚が自動化されること
負荷が低く、無意識的にシャドーイングできることが目標とのこと
ながらシャドーイングも案外意味があるのかもしれません。
シャドーイングの大元は意味を理解するコンテンツシャドーイングよりも
むしろ聞いた英語を「そのまま発するだけ」のプロソディシャドーイング
ただのおうむ返しにこそ意味があるようです。
音声知覚が自動化され慣れることにより、自然に意味も理解できてくるのが本来のあり方なんだとか。
音声知覚が全然な自分なので、プロソディこそ効果があるんだなと分かりました。
お堅い内容ですが、シャドーイングが何たるか理解した上での学習の方が効率は良いはずなので
シャドーイングに興味がある人には一度目を通してみてはどうでしょうか。
時代が変わっても流行り廃れのない、強固な理論と実践に裏付けられた英語学習方法をこの本から学べると思います。
タイトルから察するに、ちょっとお堅い本と思っていましたが書店で手にとってびっくり。
やさしく読みやすそう!
帰宅し、読み始めるとまたびっくり。読みやすいだけでなく、最新の研究を上手に鳥瞰している!参考文献の丁寧なリスト、巻末のまとめなど、痒いところによく手が届いています。
(痒くないところまで手が伸びていると感じる方もいるかもしれませんが。)
よくよくこの分野を知り尽くした著者だから書ける本です。
欧米では一流の学者が最先端の事柄を一般向けにわかりやすく書くことがあるとのこと。
この本はそうした路線を目指したのでしょうかね。
シャドーイングや音読の効果に興味のある方なら、一冊手元においておくことに反対する人はいないかと思います。
ただ、やはり専門書であって、言語学や外国語教授法の知識がない人は煙にまかれてしまうかもしれません。
シャドーイング・音読とリスニング・リーディングに関する実験が豊富に掲載されていますが、もっとも知りたかったスピーキングについて触れられていなかったのが残念。
それがあったら星五つだったんですが。