美しい写真集に旅行ガイドを合体させたようなオールフルカラーです。
本としてのテーマが「平均5日間の行程で行く南国の楽園」というテーマで統一されており、
他の本のように「世界中の観光地を明確なテーマもなく羅列している」とは一味もふた味も違います。
抜けるような青空に、燦々と降り注ぐ太陽の光…
鮮やかに透き通った海に、どこまでも続く白砂のビーチ…
頬をなでる柔らかい潮風に、優しく揺れる椰子の葉…
上記のような南国のイメージに合致する世界の観光地をピックアップして順不同で紹介しております。
そうしますと世界中場所は違えど、上記のイメージはほとんどの場所で「共通事項」になり、
後は生息する動植物・地形・宿泊施設で違いが出るくらい。
基本的に「日本に近いところほど行きやすく、旅費が安く済みます」。
ですので、予算と日程的な余裕でまずは選別していくというのが基本でしょう。
3〜5日で10万円前後がイメージということでしたら、国内の沖縄かハワイ・サイパン・グアムが四大候補地でしょうね。
やはり日本から近い分、行きやすくかつ日程的にも余裕があります。
エリア的には大部分が「赤道直下の太平洋沿岸の島々」になります。
・インドネシア
・フィリピン
・タイ
・マレーシア
・ニューカレドニア
・フィジー
・パラオ
等で東南アジアがやはり多い。
次いでアメリカの東海岸沿岸部。
・バハマ
・キューバ
・ジャマイカ
そして、赤道直下ではないエリアとしては「地中海沿岸」からも何か所かエントリー。
・イタリア
・ギリシャ
・マルタ
辺りですね。
大まかに分けると上記の三エリアで7〜8割を占めるという印象です。
残りが例外ともいうべき「高級バカンス地」です。特に
・タヒチ
・モルディブ
・イースター島
・ガラパゴス諸島
・モーリシャス
の五か所は前述の三大エリアよりも金額的に30万円前後と高く、日程的にも余裕を持って10日前後は必要という「短期お断り」の別格地です。
知名度的にも名が知れており、気楽には訪問できないからこそ「憧れの場所」となり得るのだと分かりますね。
マリンブルーの海だけなら「どこでもほぼ見れます」。
ですので後は「他のポイントを予算と日程と相談しながらどこまで優先するか」により分岐するでしょう。
個人的には他のエリアはさて置いたとしても、五大高級バカンス地は一生懸ってでも制覇する価値あると思います。
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