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ベリーショーツ 54のスマイル短編 (ほぼ日ブックス) 単行本 – 2006/11/1
ほぼ日刊イトイ新聞で連載されていた、
よしもとばななの新しい書きもの
「U.M.A.(未確認動物)」が本になりました。
日々、少しずつぽたぽたと感じてはたまっていく、
釈然としないこと、すっきりわりきれないこと、謎なこと‥‥。
続けて読めば小説になるのかもしれないし?
日記かと思って読むと、どうやらそうでもないらしいし?
爆笑の回も多いのだけれど、泣かせることもあるんだとか?
1編ずつは、数分で読みきれる短さ。
でも、54編あつまった「ベリーショーツ」が
こころに残す何かは、とてもぜいたくに詰まっています。
装丁界の奇才・祖父江慎が渾身の力でおかしくて、
かわいい造本にしあげました。
横長文庫サイズ、本にまきつく長いしおり、
本の中の見えない場所に、あちこちひそむ生き物‥‥
内外ともに、奇妙な本のできあがりです。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社東京糸井重里事務所
- 発売日2006/11/1
- ISBN-104902516063
- ISBN-13978-4902516067
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登録情報
- 出版社 : 東京糸井重里事務所 (2006/11/1)
- 発売日 : 2006/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4902516063
- ISBN-13 : 978-4902516067
- Amazon 売れ筋ランキング: - 755,351位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17,375位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
1964年、東京生まれ。
詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学芸術学部文藝学科卒業。
87年小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞、同年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、89年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。
著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞の三賞を受賞している。他の著作に『アルゼンチンババア』『王国』シリーズ『デッドエンドの思い出』『イルカ』『ひとかげ』『まぼろしハワイ』『サウスポイント』『彼女について』『アナザー・ワールド 王国その4』など多数がある。
「ほぼ日刊イトイ新聞」(略称:「ほぼ日」=ほぼにち)は
1998年6月6日創刊のウェブサイト。
「糸井重里が主宰する、
インターネットで毎日お送りする、
ちょっとほかにはない、たのしい新聞」、
それが「ほぼ日刊イトイ新聞」です。
ほぼ、と言いつつも、創刊日から
一日もやすまず、毎日更新をつづけています。
「ほぼ日」には、有名人が登場する
インタビュー、対談、コラムのほかに
読者の投稿や投票によってなりたつ
読者参加型のコンテンツ、
編集部が構成・取材した記事など、
毎日たくさんの読みものが掲載されています。
そのなかから、書籍化されたものを
こちらのページで紹介していきたいと思います。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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あちらこちらに仕掛けがあって、わくわくすること間違いなしです。
シュールなイラストもキュートで、大人の遊び心をくすぐります。
内容は、エッセイ?と思いきや、そうでもないみたいです。
これはホントの話なのか・・・小説なのか・・・???
不思議なおもしろ話の連続です。
読み始めると独特のシュールな言い回しにハマり、
どの話でも、そのちょっとマヌケなオチに吹き出してしまいます。
装丁からエピソードからイラスト仕掛けに至るまで全てが可愛らしく、わくわくします。
誰かにプレゼントしたくなっちゃいますね。
内容と挿絵に爆笑でした。
どんなかわいいものが隠れているのかこれから探すつもりです。
ケースに入っていて、ちょっと「お高い」イメージ。
でも、内容は、装丁はなんだかへんてこりんで、
内容もばななワールド。
へんてこりんで、ゆかいで、大笑いできます。
リトルモアの「日々の考え」と似ています、雰囲気が。
息子さんの話とか、気軽に読めて、笑えて。
何度読んでもクスリ、と笑えて。
装丁とか文字列とかきっと大変だったんだろうなー、と
思わせるこったつくり。
さすが祖父江さんですね!
(「伝染るんです」のあまりに凝った装丁で、
意図したものなのに「落丁」と言われ、
多数の返品があった方だそうです)
こんな話が54も入っていて、とーっても幸せ。
ひとつ、ひとつ味わいながら、装丁も楽しみながら
ぜひぜひ読んでみてください。
追記
言葉を覚える頃の小さなお子さんがいらっしゃる方が
読まれるとさらに面白いと思います。
言葉を覚えたての子どもの発想の豊かさ? 斬新さが
ばななさんの筆で書かれ、大変素敵な世界になっています。
オススメです。
歯が金歯になったり、長ーーーーーーい お付き合いになりそうな、といっても京都銀行ではない、「しおりい」が付いているのがうれしい。首に巻いて街を歩くおじさんの姿に心惹かれる昭和演歌の世界。
そしてイラストが不思議不思議、シュールです。
本文の文字が挿画を避けているし。
そして内容が超笑える!
育児日記的な話が多いですが、すごく面白い。
読み始めたら、もうやめられません。
子どもって面白い、そんな面白さを上手にサクッとすくい上げてますね。
もともと変わった人がたくさん出てくるばななのエッセイ、チビちゃんの登場で
ますますパワーアップ!
しかし、私は迷わずエッセイと思ったんだけれど、フィクションかもしれないんですかね?
ページを重ねていくごとに透かして見ると、ちょっとした工夫で楽しい絵が出る、というしかけがあるようです。
さらに、帯をイラスト通り切り抜いて、しおりにくっつける。シオリノボリくんの完成です。
このほかにも、様々な仕掛けがいっぱい。
内容は「吉本ばなな」さん。短編ですから、気軽に、何度も読める。小説なのか?エッセイなのか?
本当に楽しみな本です。
あー、みんなで面白そうなコトして遊んでるー、という。見た目も中身も脱力系。
ばななさんライフに、生まれてきたチビちゃん(♂)という新しい登場人物が加わると、こういう風になるのね!
小さな面白いことって本当にいっぱいある。
ただ、私を含めて素人はその面白さを文章にした途端に、つまらなくさせてしまいがち。
ところがこの本は、ギャグマンガ並に笑っちゃう。
私がソファーに寝そべって何度も吹き出しているのを目撃して、夫が、
「活字でそこまで笑うか!」と、確かめるくらい。