ほうきの杖がおれたので、魔女は新しいのを探しに。と、とらがやってきて残された箒を頭に被るとライオンみたい。だから、縞柄を残していく。と、ろばがやってきて、その縞をつけるとしまうまのようで、大きな耳はいらないと残していくと・・・。
それぞれのシンボルが別の生き物にズレていく過程は、それだけで愉快ですし、アイデンティティのズレと見ればまた別の世界が広がります。
巧い。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
まじょのほうき (ハッピーオウル社のおはなしの本) 単行本 – 2004/6/1
さとう めぐみ
(著)
- 本の長さ32ページ
- 言語日本語
- 出版社ハッピーオウル社
- 発売日2004/6/1
- ISBN-104902528029
- ISBN-13978-4902528022
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
柄が折れて空から落ちた魔女が置いていったほうきを、トラが頭にのせると、ほうきはたてがみに変わり、トラはライオンに変身。トラが置いていった縞模様をつけたロバはシマウマに変身と、次々に動物達が変身するお話。
登録情報
- 出版社 : ハッピーオウル社 (2004/6/1)
- 発売日 : 2004/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 32ページ
- ISBN-10 : 4902528029
- ISBN-13 : 978-4902528022
- Amazon 売れ筋ランキング: - 634,365位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
12グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2.3歳さんくらいから楽しめそうでした。シリーズがあるといいな と思いました。
2008年10月22日に日本でレビュー済み
ヒューッ、ドシーン。大きな音がしたと思うと、空から魔女が落ちてきました。ほうきのえが折れてしまって、魔女は、こわれたほうきを切り株の上において、棒を探しに森の中へ。それをみつけた トラ。頭にかぶってみると、ライオンのたてがみのように頭にぴったりとくっついてしまいました。トラが自分の縞模様にさわると縞模様ははずれてしまいました。…魔女の話って、好きですよね。変身できるのが いいみたい。繰り返しがおもしろく、でも、最後はやっぱり、もとの自分がいいという楽しいお話です。2004年5月発行
2004年6月17日に日本でレビュー済み
やっと出会えた私にぴったりの「まじょ」の本!小学校で読み聞かせをさせて頂いていますが、「まじょ」はずっと探していたテーマの一つ。今どきはやりの画風に飽きてきたこの頃、ちょいと地味でそっけない絵は新鮮で、なにより、いい人なのか悪い人なのか、年齢の見当もつかないとぼけたキャラが想像力をかきたててくれます!
こわれたまじょの箒を動物たちがみつけ、次々変身していく、子ども達の大好きなくりかえしのお話ですが・・・一つ新しいものを手に入れると何か捨てなくちゃならないのね・・・ああ、この動物たちの捨てるものときたら!おもろい奴等ですわ。
こわれたまじょの箒を動物たちがみつけ、次々変身していく、子ども達の大好きなくりかえしのお話ですが・・・一つ新しいものを手に入れると何か捨てなくちゃならないのね・・・ああ、この動物たちの捨てるものときたら!おもろい奴等ですわ。
2004年6月6日に日本でレビュー済み
トラとライオンの相違点はたてがみと縞模様なので、トラがたてがみを着けて縞模様を取ったらライオンになるという、じつにもっともで健やかな発想のもと、いろいろな動物が連鎖的に変身していくのですが、面白いのはロバがシマウマに変身していく課程です。トラからいただいた縞模様をロバが着ければシマウマになるのはもっともなことなのですが、さてシマウマになったロバは何を捨て去るのでしょう。そのへんのところを書いてしまうと、これから読む人が台無しになっていまうので書けませんが(うう、言いたい!)、この発想はきっと、日本画家として多くの動物画が手がけてきたという作者ならではの着目点なのではないかと思います。じわっと感心しました。