もう8年前のことで,レビューとしてはいささか昔すぎるかもしれません。
不摂生で血糖値が上がってしまい,検査でお医者さんから「これは糖尿病だよ」と指摘されてしまいました。その怖さは知っていたので愕然として,すぐにホームドクターのところに駆け込んで,いろいろと指導を受けて,食事改善をすることにしました。
頭の中では「糖尿病食にしなきゃならないのか」とかいろんなことが渦巻いて,書店の健康コーナーにいって本をみても,なんだか気が滅入るようなものが多かった。
その中で,たまたまこの本を見つけて読み出しました。ぬるい感じで,おっさんの対談みたいな進行。でも,病気だからってあんまり構えたり悲壮感に充ち満ちたりしないで,緩く食事コントロールをして,食後の散歩をして見ようか…という感じで,実践してみました。結果は3ヶ月で飲み薬から卒業。その後は体重がかなり減って,検査結果も非常によくなりました。
別にこの本には,特効薬とか,簡単な秘訣みたいなことが書いてあるわけではなく,糖尿病になる前にどんな生活をしていたか,そしてその後どう改めたかが緩く書かれているので,読んでいても「こんなの俺には出来ない」にはなりません。糖尿じゃなくても,読み物としても十分面白かったです。
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おっさん糖尿になる!: コンビニ・ダイエットでいかに痩せたかをチラホラ語ってみる。 (おっさん問答 2) 単行本 – 2007/12/1
団塊の世代に続く、シラケ世代のふたりのおっさん、北尾トロと下関マグロがそれぞれゾーケイが深いジャンルについて、「問う&答える」の攻守を交換しつつ、なまぬるーく語るシリーズが、おっさん問答。第2弾は、コンビニ食でスラスラ痩せた、下関マグロの糖尿病&メタボリック克服話です。
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社ジュリアンパブリッシング
- 発売日2007/12/1
- ISBN-104902584557
- ISBN-13978-4902584554
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商品の説明
出版社からのコメント
ベストセラー『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)の北尾トロが語る裁判傍聴モノ最新刊です。
メタボ克服おっさん下関マグロが、生まれてこの方太ったことないおっさん北尾トロに、コンビニ・ダイエットでいかに痩せたかをチラホラ語ってみる、おっさん問答シリーズ第2弾! 第1弾の『おっさん問答1 おっさん傍聴にいく!』も絶賛発売中です。
メタボ克服おっさん下関マグロが、生まれてこの方太ったことないおっさん北尾トロに、コンビニ・ダイエットでいかに痩せたかをチラホラ語ってみる、おっさん問答シリーズ第2弾! 第1弾の『おっさん問答1 おっさん傍聴にいく!』も絶賛発売中です。
抜粋
「第三幕 食事の仕方・実践編」より
カロリーを気にしていても食べちゃいけないものはないんだよ。鳥のから揚げが食いたかったら食いなさい。そのかわりそれは何カロリーだから、他のものがきょうは食えないよっていうだけ。とんかつだって食っていいんですよ。ただ、とんかつは1個食うと400キロカロリーぐらいある。それなら、残りの1300キロカロリーをどうするかを考えるよりも、とんかつを半分にしてその日食べられる選択肢を200キロカロリー分広げて...というふうに、自分の中で工夫し始めるのよ。
カロリーを気にしていても食べちゃいけないものはないんだよ。鳥のから揚げが食いたかったら食いなさい。そのかわりそれは何カロリーだから、他のものがきょうは食えないよっていうだけ。とんかつだって食っていいんですよ。ただ、とんかつは1個食うと400キロカロリーぐらいある。それなら、残りの1300キロカロリーをどうするかを考えるよりも、とんかつを半分にしてその日食べられる選択肢を200キロカロリー分広げて...というふうに、自分の中で工夫し始めるのよ。
登録情報
- 出版社 : ジュリアンパブリッシング (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 189ページ
- ISBN-10 : 4902584557
- ISBN-13 : 978-4902584554
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,976,817位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,306位糖尿病 (本)
- - 3,160位ダイエットエクササイズ
- - 491,011位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年、福岡県生まれ。フリーライターとして活躍する傍ら日本に「本の町」を作るべく活動中。長野県伊那市高遠町で、2009年よりブックフェスティバルを開催、好評を博す。また、2010年秋には“人生の役に立たない”ノンフィクション専門誌「季刊レポ」を創刊し、編集・発行人となる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『テッカ場』(ISBN-10:406276749X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
2018年に還暦を迎えたフリーライター。ビジネス系のライターからその後フェチ系の原稿を書く機会が多くなる。2003年、45歳のときに糖尿病と診断されたが、110kgあった体重を70kgに落としたら、数値も安定。本名の増田剛己でも著作がある。CS朝日の「ぶらぶら町中華」出演中。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいて頭が混乱する点もあるが、その責任は著者らには無いのかもしれない。というのも最も混乱していいると思われるのは日本糖尿病学会(以下、糖尿病学会)だからである。糖尿病学会は糖質制限食の効果を認めておらず、いまだに食品交換表が唯一の教育ツールであると主張している。したがって糖尿病学会の信奉者は本書を厳しく非難することであろう。
しかしながら現実には、ゆるやかな糖質制限食の恩恵を受けている人々が多数存在する。しかもその制限は糖質エネルギー比率で40%台程度のものであり、長期の制限にも耐えられるようである。ゆえに食品交換表を用いなくともコンビニ食でカロリー表示を活用すれば良いという本書の主張には、大きな説得力がある。
今後、食事療法の実際について多くを語るべきは、専門家ではなく、実際に食事をしている素人の方々なのかもしれない。
しかしながら現実には、ゆるやかな糖質制限食の恩恵を受けている人々が多数存在する。しかもその制限は糖質エネルギー比率で40%台程度のものであり、長期の制限にも耐えられるようである。ゆえに食品交換表を用いなくともコンビニ食でカロリー表示を活用すれば良いという本書の主張には、大きな説得力がある。
今後、食事療法の実際について多くを語るべきは、専門家ではなく、実際に食事をしている素人の方々なのかもしれない。
2008年2月13日に日本でレビュー済み
おっさんがダイエットを語るとなると、やっぱり糖尿とかメタボってことになるのですかね。この本は、サブカル観たっぷりの二人のおっさんが著者ということで購入しました。
カロリーを良く見ていると、何を食べれば太るのか?がよくわかるよ、というのは岡田氏の「いつまでもデブと思うなよ」でも語られていますが、さらにマグロ氏は「きつくない運動を続けよう」ということでお散歩をすすめています。
具体的なダイエットのレシピやタイムスケジュール(?)が書かれているわけではないので、実践編には難しいかなあと思い、星4つとしました。ただし、これは「デブを語る本」として面白く読みました。マグロ氏の「デブの傾向」分析が面白いんです。
「焼肉好きな人にはやせていることが多い」にはヘンに納得させられました。加工食品よりも、より素材ママのほうがカロリーを抑えられるとか。私は・・・焼肉よりも餃子が好きだなあ、だから太るんだなあ・・・。「太っているときにも、たくさん食べていたわけではなくてカロリーの高いものを食べていたんだ」と主張するマグロ氏に「いや、食べてたよ」と静かに突っ込むトロ氏との関係もいいです。
カロリーを良く見ていると、何を食べれば太るのか?がよくわかるよ、というのは岡田氏の「いつまでもデブと思うなよ」でも語られていますが、さらにマグロ氏は「きつくない運動を続けよう」ということでお散歩をすすめています。
具体的なダイエットのレシピやタイムスケジュール(?)が書かれているわけではないので、実践編には難しいかなあと思い、星4つとしました。ただし、これは「デブを語る本」として面白く読みました。マグロ氏の「デブの傾向」分析が面白いんです。
「焼肉好きな人にはやせていることが多い」にはヘンに納得させられました。加工食品よりも、より素材ママのほうがカロリーを抑えられるとか。私は・・・焼肉よりも餃子が好きだなあ、だから太るんだなあ・・・。「太っているときにも、たくさん食べていたわけではなくてカロリーの高いものを食べていたんだ」と主張するマグロ氏に「いや、食べてたよ」と静かに突っ込むトロ氏との関係もいいです。