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63歳・東京外語大3年 老学生の日記 新書 – 2006/12/4
坂本 武信
(著)
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社産経新聞出版
- 発売日2006/12/4
- ISBN-104902970775
- ISBN-13978-4902970777
商品の説明
出版社からのコメント
団塊世代に贈る"脱会社・脱女房"宣言!
●退職して何をする?
突然襲った心筋梗塞。九死に一生を得たが、これからの人生にふと疑問が湧く。
このまま会社勤めを続けていいのだろうか?彼は36年勤めた一流会社を退社す
る。濡れ落ち葉はダメ、と妻に言われ坂本さんは学生になった。
●彼が選んだのは東京外国語大学
挑戦したのは難解なポーランド語。社会人学生として1年半学んだあと、編入試
験を受けて正式な学生になる。40才も年がが離れた同級生達との交流、語学研
修で訪れたポーランドでの体験・・・。老学生の目を通して時に辛辣に、時にや
さしく、ユーモラスに語られる。
●親友もできた、ガールフレンドもできた!
定年後をいかに充実して、楽しく、生きがいある生活を送るか、このテーマに大
きなヒントを与える《面白日記》。
登録情報
- 出版社 : 産経新聞出版 (2006/12/4)
- 発売日 : 2006/12/4
- 言語 : 日本語
- 新書 : 230ページ
- ISBN-10 : 4902970775
- ISBN-13 : 978-4902970777
- Amazon 売れ筋ランキング: - 907,212位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,773位近現代日本のエッセー・随筆
- - 60,746位新書
- - 83,899位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良いセラーだった。安い割にとても綺麗な品物が届いて満足しています。
2015年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
退職して外語大に通った坂本さんの体験談です。
軽妙なユーモアの効いた語り口調でとても楽しいエッセイでした。
外語大の小規模学科に通った人なら、ああ・・・分かるこの雰囲気っていう感じの本です。
軽妙なユーモアの効いた語り口調でとても楽しいエッセイでした。
外語大の小規模学科に通った人なら、ああ・・・分かるこの雰囲気っていう感じの本です。
2015年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者とはいろいろな点で体験を共有しており、共感できるところがひじょうに多い。とくに前半には、ユーモアが効いた、よく書けたエッセイがあり、懐かしい旧友に再会した気分で、楽しく読むことができた。だが、読み進むにつれて、陳腐な個人史にみえてきた。海外体験、外国語学習体験、中高年になってからの大学再挑戦、何についても、日本のジョウシキ的な目線を意識しているせいか、ぶなんにまとめすぎている。もう一歩踏み込んで、著者独自の洞察なり感動なりを披瀝してもらいたかった。文章はクセがなく、読みやすいとはいえ、いくつかの外国語を学んだ人ならば、もっと独自の文体をあみだせるのではないかとも思った。
2006年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ご隠居、坂本氏のエッセー。
坂本氏は心筋梗塞で倒れたのを機に会社を辞めます。
奥様に家でゴロゴロするなと言われ、
東京外国語大学でポーランド語を学ぶことに決めます。
理由は「暇つぶし」と「ボケ防止」でした。
しかし、いざポーランド語を始めてみると、自身が「ポーランド・オタク」
になっていることに気づいたそうです。
本書は「学生生活」と「ポーランド紀行」で構成されています。
「学生生活」では好奇心と知識欲旺盛な坂本氏の自画像が描かれています。
その中で坂本氏が若者の意見を聞いて若者から何かを学ぼうとする姿勢は評価できます。
確かに「最近の若者は...」と愚痴に近いものはないわけではありません。
しかし、若者の「悪い点」だけでなく「よい点」と「苦労している点」もしっかり
見ており、坂本氏の温かい眼差しを感じることができます。
坂本氏はすでに三度ポーランドを訪れているそうです。
「ポーランド紀行」では語学研修の模様、そこで知り合った人々、結婚式、料理、
列車の旅などがユーモアに綴られております。
定年退職後の生き方の一つを提示しており、時代のニーズに合った本です。
重複する話を整理すれば、すばらしいエッセイストになる素質が坂本氏にはあると思います。
坂本氏は心筋梗塞で倒れたのを機に会社を辞めます。
奥様に家でゴロゴロするなと言われ、
東京外国語大学でポーランド語を学ぶことに決めます。
理由は「暇つぶし」と「ボケ防止」でした。
しかし、いざポーランド語を始めてみると、自身が「ポーランド・オタク」
になっていることに気づいたそうです。
本書は「学生生活」と「ポーランド紀行」で構成されています。
「学生生活」では好奇心と知識欲旺盛な坂本氏の自画像が描かれています。
その中で坂本氏が若者の意見を聞いて若者から何かを学ぼうとする姿勢は評価できます。
確かに「最近の若者は...」と愚痴に近いものはないわけではありません。
しかし、若者の「悪い点」だけでなく「よい点」と「苦労している点」もしっかり
見ており、坂本氏の温かい眼差しを感じることができます。
坂本氏はすでに三度ポーランドを訪れているそうです。
「ポーランド紀行」では語学研修の模様、そこで知り合った人々、結婚式、料理、
列車の旅などがユーモアに綴られております。
定年退職後の生き方の一つを提示しており、時代のニーズに合った本です。
重複する話を整理すれば、すばらしいエッセイストになる素質が坂本氏にはあると思います。
2016年6月21日に日本でレビュー済み
語学学習の目的は、受験のため、ビジネスのためというのが、ふつうであると思うが、本書には63歳の東京外国語大学ポーランド学科に入学した学生の第3の語学学習の目的が語られている。
定年後の時間を語学の学習にあて、好きな本を原書で読むというのもいいなあ。
続編に、『留学生は64歳―老学生の日記』あります。
定年後の時間を語学の学習にあて、好きな本を原書で読むというのもいいなあ。
続編に、『留学生は64歳―老学生の日記』あります。
2007年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
坂本さんの2歳年下の僕は、都内の大学の言語文化学科に学士入学し4月から通学する予定です。38年ぶりに大学生になる不安で一杯の気持ちでいるときに、新聞広告でこの本を知り早速購入し半日で読了しました。自分自身の参考になるだけでなく、大変面白い読み物でした。
2007年3月20日に日本でレビュー済み
生命保険会社勤務のサラリーマンだった著者は58歳の時に心筋梗塞で倒れ、生死の境をさまよいます。幸運にも一命をとりとめた後、第二の人生をどう生きるかということを思いつめた末に会社をスパッと辞めてしまいます。そして偶然に導かれるように選んだ道は、縁もゆかりも全くなかったポーランドという国の言語を学ぶこと。自らの体験を綴った、まさに老大学生の日記です。
文筆業を方便(たつき)としている人物ではありませんから、流麗かつ品格あふれるという文章が綴られているというわけではありませんが、その筆致は実に朴訥かつ謙虚。読みやすく、好感のもてるものです。
心に残ったのは、著者がポーランドのルブリンという街で語学研修に臨んだ際、席を並べたフランス人青年ガエルに頼まれて、ポーランド人女性教師との仲を取り持ったときのエピソードです。青年はこの教師と結婚することになるのですが、著者は縁(えにし)について感慨深げにこう綴っています。
「これは全く偶然の積み重ねである。彼らの出会いは私が心筋梗塞で倒れたことが発端であったかもしれない。私が偶然にポーランド語を始める。偶然にルブリンに来た。そして偶然にガエルと隣り合う。そして究極の偶然で彼らの出会いの場を設定する。(中略)人生は“偶然”という点を繋ぎ合わせた“曲線”ではないだろうか」(150頁)。
ポーランドに関心があったわけでもない著者が、たまたま出会った言語にのめりこむことで、どんどん人間関係を広げていく。外国語をパスポートとして著者が世界を開拓していく姿は、私自身の体験にも重なるところがあって強い共感を覚えました。
大量退職時代を迎えた団塊の世代の全員が著者の人生を真似できるわけではないでしょう。ですが、人生にはいくつになっても幅広い可能性が残されているということを実感できる本書は、佳品であることは間違いありません。
文筆業を方便(たつき)としている人物ではありませんから、流麗かつ品格あふれるという文章が綴られているというわけではありませんが、その筆致は実に朴訥かつ謙虚。読みやすく、好感のもてるものです。
心に残ったのは、著者がポーランドのルブリンという街で語学研修に臨んだ際、席を並べたフランス人青年ガエルに頼まれて、ポーランド人女性教師との仲を取り持ったときのエピソードです。青年はこの教師と結婚することになるのですが、著者は縁(えにし)について感慨深げにこう綴っています。
「これは全く偶然の積み重ねである。彼らの出会いは私が心筋梗塞で倒れたことが発端であったかもしれない。私が偶然にポーランド語を始める。偶然にルブリンに来た。そして偶然にガエルと隣り合う。そして究極の偶然で彼らの出会いの場を設定する。(中略)人生は“偶然”という点を繋ぎ合わせた“曲線”ではないだろうか」(150頁)。
ポーランドに関心があったわけでもない著者が、たまたま出会った言語にのめりこむことで、どんどん人間関係を広げていく。外国語をパスポートとして著者が世界を開拓していく姿は、私自身の体験にも重なるところがあって強い共感を覚えました。
大量退職時代を迎えた団塊の世代の全員が著者の人生を真似できるわけではないでしょう。ですが、人生にはいくつになっても幅広い可能性が残されているということを実感できる本書は、佳品であることは間違いありません。
2007年4月4日に日本でレビュー済み
(;'Д`)ハァハァ 58歳のサラリーマンだった著者が、死にかけて、九死に一生を得て、
このままの人生でいいんだろうか?
と考えた末、会社をスパッと辞めちまいました。
ポーランドという国の言語を学ぶことを目標とします。
そんな彼の体験が書かれた、老大学生の日記です。
ホッカルさんの友人に、チェックメイトという男がいますが、彼も外国語に並々ならぬ興味を抱いているやうで、この本を読んで、士気を高めてほしいです。
それと同時に、人間というものの、無限の可能性について、考えたくなります。
いや・・・この表現は陳腐すぎるな。
人間は、そんな単純なものじゃない。
彼は、年を取っても、勉強ができるということを証明するために
やっているんじゃなくて、ただ・・・勉強がしたいだけなんだからな。
勉強がしたい・・・って事だけは しっかり伝わったぜ・・・?!
勉強ってのは・・おもしれぇからなww
外国語大学に行っておいて、留学しないやつは・・・何のために外大に進学したか分かりません。もちろん、この著者もポーランドのルブランへ、留学するのですが、そのときのエピソードはなかなかドラマチックです。
チェックも、その専攻した言語の領域にある、異国の地へ来訪しましょう。
旅とは・・・人生とは・・・何なのか・・・そいつを考えたいです。
このままの人生でいいんだろうか?
と考えた末、会社をスパッと辞めちまいました。
ポーランドという国の言語を学ぶことを目標とします。
そんな彼の体験が書かれた、老大学生の日記です。
ホッカルさんの友人に、チェックメイトという男がいますが、彼も外国語に並々ならぬ興味を抱いているやうで、この本を読んで、士気を高めてほしいです。
それと同時に、人間というものの、無限の可能性について、考えたくなります。
いや・・・この表現は陳腐すぎるな。
人間は、そんな単純なものじゃない。
彼は、年を取っても、勉強ができるということを証明するために
やっているんじゃなくて、ただ・・・勉強がしたいだけなんだからな。
勉強がしたい・・・って事だけは しっかり伝わったぜ・・・?!
勉強ってのは・・おもしれぇからなww
外国語大学に行っておいて、留学しないやつは・・・何のために外大に進学したか分かりません。もちろん、この著者もポーランドのルブランへ、留学するのですが、そのときのエピソードはなかなかドラマチックです。
チェックも、その専攻した言語の領域にある、異国の地へ来訪しましょう。
旅とは・・・人生とは・・・何なのか・・・そいつを考えたいです。