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ノ-・フュ-チャ-: イタリア・アウトノミア運動史 単行本 – 2010/12/1

5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

商品の説明

出版社からのコメント

1977年こそが、新しい時代への移行の年である。
   
77年は、イタリアにおいて、
自律的・創造的な運動(アウトノミア運動)の力が、
社会のただなかで試された年であった。
   
と同時に、労働過程の不安定化、社会関係の喪失、
うつ病の浸透が日常となる暗い未来の姿を、
目撃しはじめた年でもあった。
   
「ポストモダニティ」や「弱い思想」といった概念は、
この年月に姿を見せる。
   
幸福と絶望。本書では両方に視座をおくことで、
77年運動の問題系を検討する。
その幸福と絶望とは、
私たちがいま生きているこの現実の
「予兆」だったのだから。

著者について

◆ フランコ・ベラルディ(ビフォ)
1949年、イタリアのボローニャで生まれる。雑誌『ア/トラヴェルソ』の創刊、自由ラジオ「ラディオ・アリーチェ」を開局するなど、70年代のイタリア・アウトノミア運動の中心で活動する。77年の政治的弾圧によりフランスへ逃れ、その後ニューヨークにわたりサイバーパンクの潮流にかかわる。85年にイタリアに帰国後、インターネットをはじめとする新たなメディアを使ったネットワークの構築にとりくみ、メディア・アクティヴィストとして活動の領域を広げていく。邦訳書籍として『プレカリアートの詩:記号資本主義の精神病理学』(櫻田和也訳、河出書房新社、2009年)がある。より詳しい略歴は、本書のなかの廣瀬によるビフォへのインタヴューにおいて語られている。

◆訳/解説者紹介

廣瀬 純
1971年生、龍谷大学経営学部教員、映画批評誌『VERTIGO』(Nouvelles Editions Lignes)編集委員。
著書として『美味しい料理の哲学』(2005年、河出書房新社)、『闘争の最小回路:南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』(2006年、人文書院)、『シネキャピタル』(2009年、洛北出版)、『闘争のアサンブレア』(2009年、コレクティボ・シトゥアシオネスとの共著、月曜社)。訳書として、パオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法』(2004年、月曜社)、トニ・ネグリ『芸術とマルチチュード』(2007年、共訳、月曜社)、同『未来派左翼』(2008年、NHK出版)など。
   
北川眞也
1979年生、大阪市立大学都市研究プラザG-COE特別研究員(博士研究員)。
論文として、「場所とニューライト・ポリティックス:イタリア・北部同盟のパダニアをめぐる言説的実践」(2004年、『人文地理』第56巻第2号所収)、「現代地政学における例外空間としての収容所:イタリアの不法移民収容所へ歓待する生権力」(2007年、『人文地理』第59巻第2号所収)、「移動=運動=存在としての移民:ヨーロッパの入口としてのイタリア・ランペドゥーザ島の収容所」(2010年、『VOL』第4号所収、以文社)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 洛北出版 (2010/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 422ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4903127125
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4903127125
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

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