包括的に分かりやすく書いてあります。
よく考えたら当たり前のことですが、素人にはなかなか想像できないことがきちんと言及されてあって、入門編としていいと思います。
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概論 ソーシャル・ベンチャー 単行本 – 2006/12/9
神座 保彦
(著)
「ソーシャル・ベンチャー」とは
ソーシャル・ベンチャー・モデル----社会貢献のための社会貢献モデルとキャッ
シュフロー獲得のためのビジネスモデル----を構築し、社会貢献という
目的を達成するために、社会起業家がその持てるビジネス・スキルを活用してマ
ネジメントする組織。
ソーシャル・ベンチャー・モデル----社会貢献のための社会貢献モデルとキャッ
シュフロー獲得のためのビジネスモデル----を構築し、社会貢献という
目的を達成するために、社会起業家がその持てるビジネス・スキルを活用してマ
ネジメントする組織。
- ISBN-104903241386
- ISBN-13978-4903241388
- 出版社ファーストプレス
- 発売日2006/12/9
- 言語日本語
- 本の長さ304ページ
登録情報
- 出版社 : ファーストプレス (2006/12/9)
- 発売日 : 2006/12/9
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4903241386
- ISBN-13 : 978-4903241388
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月31日に日本でレビュー済み
今はフリーターとしてふらふらしているものです。
大学の授業で紹介されたことを数年ぶりに思い出して、社会起業家になることを真剣に考えようと思い、本書を読みました。
■これを読めば基本が抑えられる
本書は忘れがちだけれど、基本的なことをしっかりと記述している良書だと思います。
・営利企業と社会企業の違い
・事業領域と社会貢献領域という2重の活動範囲
・マネジメントの難しさ
これらをビジネスの視点から論理的に記述されています。
■ただし非常に読みづらい
内容は文句なく満点なのですが、文章表現に難があるように感じました。
この書籍を手に取る方はおそらく、私のように社会起業家になることを検討している方、あるいはすでに起業なさった方、社会企業と関わっている方ではないでしょうか。
現役でバリバリのビジネスマンの方が読まれるには問題ないのかもしれませんが、これから社会起業家になろうという若い人の目線で考えたときに、ビジネス用語を頻繁に用いて婉曲に物事を記述していくスタイルは、読む労力が多いと感じました。
また内容を少しずつ継ぎ足して記述していく方法ですので、メモを取っていくと「それ前に出てきた内容では」と思う箇所が多々あります。
イメージとして、五十音を「あいう。かきく。さしす……」と述べてから再び「あいうえ。かきくけ。さしすせ……」と付け足すような記述です。
内容は文句なくすばらしいです。真剣に社会起業家を目指す方でしたら、読んでおくべき本です。
ですがこの文章表現では読破する前に挫折してしまう人が多数となってしまいそうです。
本書では度々、ビジネス感覚の欠如したNPOを嘆く記述が見受けられますが、そのような組織の方がすんなり読めて、受け入れられる文章とは思えません。
権威付けをするためには、本書のような文章表現も必要かもしれませんが、やはりビジネスの基本として読み手(消費者)にとって読みやすいかどうか、という視点で記述していただきたかったと思います。
大学の授業で紹介されたことを数年ぶりに思い出して、社会起業家になることを真剣に考えようと思い、本書を読みました。
■これを読めば基本が抑えられる
本書は忘れがちだけれど、基本的なことをしっかりと記述している良書だと思います。
・営利企業と社会企業の違い
・事業領域と社会貢献領域という2重の活動範囲
・マネジメントの難しさ
これらをビジネスの視点から論理的に記述されています。
■ただし非常に読みづらい
内容は文句なく満点なのですが、文章表現に難があるように感じました。
この書籍を手に取る方はおそらく、私のように社会起業家になることを検討している方、あるいはすでに起業なさった方、社会企業と関わっている方ではないでしょうか。
現役でバリバリのビジネスマンの方が読まれるには問題ないのかもしれませんが、これから社会起業家になろうという若い人の目線で考えたときに、ビジネス用語を頻繁に用いて婉曲に物事を記述していくスタイルは、読む労力が多いと感じました。
また内容を少しずつ継ぎ足して記述していく方法ですので、メモを取っていくと「それ前に出てきた内容では」と思う箇所が多々あります。
イメージとして、五十音を「あいう。かきく。さしす……」と述べてから再び「あいうえ。かきくけ。さしすせ……」と付け足すような記述です。
内容は文句なくすばらしいです。真剣に社会起業家を目指す方でしたら、読んでおくべき本です。
ですがこの文章表現では読破する前に挫折してしまう人が多数となってしまいそうです。
本書では度々、ビジネス感覚の欠如したNPOを嘆く記述が見受けられますが、そのような組織の方がすんなり読めて、受け入れられる文章とは思えません。
権威付けをするためには、本書のような文章表現も必要かもしれませんが、やはりビジネスの基本として読み手(消費者)にとって読みやすいかどうか、という視点で記述していただきたかったと思います。
2007年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非営利組織でのボランティア経験と営利企業での社会人経験を踏まえた上で思うのは、社会貢献と利益追求は決して排他関係ではなく、むしろ補完関係であるということである。だが非営利の世界ではカリスマリーダー論(もしくは成功事例集)や精神論ばかりで、営利の世界にいる人間が理解できる説明がなされておらず、両者の溝は深まるばかりであると感じていた。しかしこの本は、鮮やかな理論展開によってその溝が埋められている。本書は、営利の世界の人間に分かる言葉で、最先端の非営利組織であるソーシャル・ベンチャーが説明された初めての本ではないだろうか。社会貢献に興味が薄い人にこそ、この本は読んでいただきたい。