ナチス・ドイツを理論的に支持したドイツの政治思想家,カール・シュミット。
政治の本質を「非常事態」と定義し,その非常事態において決断する人間こそが主権者であるとし,既存の法制度よりも国家を優越させる独裁論を展開している。
彼の著作を読み解くうえでは,カトリックという出生の背景を探り、神学的国家論としての前提を置くことが肝要である。
著作集の上巻となる本書では,シュミットの初期の作品が読める。
単なる独裁論として批判するのではなく,シュミットが批判した「自由主義」という概念を考察する上で,読む価値のある本である。
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カール・シュミット著作集 1 1922-1934 単行本 – 2007/6/1
- 本の長さ476ページ
- 言語日本語
- 出版社慈学社出版
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104903425207
- ISBN-13978-4903425207
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登録情報
- 出版社 : 慈学社出版 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 476ページ
- ISBN-10 : 4903425207
- ISBN-13 : 978-4903425207
- Amazon 売れ筋ランキング: - 967,026位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23,920位社会・政治の法律
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