今までに幾度となく
「この明朝体はあまり好きではないんだよね」とか
「写植の文字はいいよね」とか聞いてきた。
その都度、一応うなずくものの、
いまいち違いが分からずに流してしまっていた。
しかし、この本を読んで納得。
様々な明朝体、つまりイワタ明朝や、
筑紫明朝、ヒラギノ明朝などの文字を
並べてくれているので、
細かな違いがよく分かるし、
どのような用途で、意図でそのフォントができたかまで
説明してくれている。
また、文字を語るのに不可欠なデザイン論や、
嵯峨本のタイポグラフィーまで、
非常に分かりやすい言葉で説明がある。
祖父江慎さんが、
自分で装丁した本の説明や意図を話しているのも
興味深く面白かった。
パソコンが主流になって、
文字がつまらなくなったと言われたりもするが、
全然そんなことない。
色々な可能性を示してくれる、そんな一冊だ。
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文字のデザイン・書体のフシギ (神戸芸術工科大学レクチャーブックス…2) 単行本(ソフトカバー) – 2008/5/19
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本と文字。
漢字とひらがな。
明朝体とゴシック体。
組版と印刷術。
フォントの美学、歴史、仕組み。
文字はどうデザインされてきたか?
祖父江慎「ブックデザインとかなもじ書体のフシギ」
藤田重信「フォントデザインの視点と細部」
加島卓「デザインを語ることは不可能なのか」
鈴木広光「制約から見えてくるもの……嵯峨本のタイポグラフィ」
パフォーマンス炸裂の祖父江さんによる日本語の文字講義から、フォントのレントゲン写真を見るかのような藤田さん、デザインと言葉の関係を見事に説明する加島さん、そして日本の活字の誕生とその美学を解説する鈴木さん。
書体と本と文字の、奥深く、フシギな関係を豊富な図版で伝える講義集。
漢字とひらがな。
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藤田重信「フォントデザインの視点と細部」
加島卓「デザインを語ることは不可能なのか」
鈴木広光「制約から見えてくるもの……嵯峨本のタイポグラフィ」
パフォーマンス炸裂の祖父江さんによる日本語の文字講義から、フォントのレントゲン写真を見るかのような藤田さん、デザインと言葉の関係を見事に説明する加島さん、そして日本の活字の誕生とその美学を解説する鈴木さん。
書体と本と文字の、奥深く、フシギな関係を豊富な図版で伝える講義集。
- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社左右社
- 発売日2008/5/19
- ISBN-104903500071
- ISBN-13978-4903500072
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商品の説明
著者について
祖父江慎=グラフィックデザイナー。さくらももこからバクシーシ山下まで幅広いブックデザインを手掛ける。
藤田重信=フォントデザイナー。写研を経て現在フォントワークスでまだ見ぬ新鮮な書体を開発中。
加島卓=グラフィックデザイナーを経て、現在大学でメディア論、広告史などを教える。
鈴木広光=出版メディア史と印刷技術史の視点から平仮名書体、書風の変遷を研究。奈良女子大学准教授。
藤田重信=フォントデザイナー。写研を経て現在フォントワークスでまだ見ぬ新鮮な書体を開発中。
加島卓=グラフィックデザイナーを経て、現在大学でメディア論、広告史などを教える。
鈴木広光=出版メディア史と印刷技術史の視点から平仮名書体、書風の変遷を研究。奈良女子大学准教授。
登録情報
- 出版社 : 左右社 (2008/5/19)
- 発売日 : 2008/5/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 172ページ
- ISBN-10 : 4903500071
- ISBN-13 : 978-4903500072
- Amazon 売れ筋ランキング: - 376,261位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 24,178位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気に入った所:
1ー書体について今まで考えたことがなかった不思議の初体験
2ー芸術家のこだわりが人によって違うので面白い
1ー書体について今まで考えたことがなかった不思議の初体験
2ー芸術家のこだわりが人によって違うので面白い
2011年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文中に、誤りらしい部分や、
講演から起こしたからか、内容が理解しにくい表現がところどころありますが、
基本的にはいい本だと思います(これらについては、編集者にがんばってほしいです)。
内容はなかなか面白いです。
特に、藤田重信氏の「フォントデザインの視点と細部」は、
書体選び、というか、そもそも書体の違い自体を見分けるのが苦手なデザイナーの方には勉強になると思います。
藤田氏がデザインに携われた「筑紫明朝」のデザイン分析と、よく利用される明朝書体との比較分析を通して、
かなりすっきりと書体の見分け方が理解できるようになると思います。
惜しむらくは、上の章での書体見本に、
10pt、30ptとキャプションがついていますが、
間違えていることでしょう。
明らかにそれより小さいポイント数です(多分Q数と間違えています)。
このため、本文の見本として提示されいている10ptの見本では、
書体見本としては、他の書体との違いが分かりにくくなっています。
しかし、文章を読めばある程度の違いは理解できると思いますが。
後半の加島氏、鈴木氏のレクチャーは、初心者には難しいかもしれませんが、
前半の、祖父江氏、藤田氏の語る内容は、
日本語書体について悩むデザイナー(や編集者)には、
勉強になる内容が多く、価格の割には得るものが大きいと思います。
講演から起こしたからか、内容が理解しにくい表現がところどころありますが、
基本的にはいい本だと思います(これらについては、編集者にがんばってほしいです)。
内容はなかなか面白いです。
特に、藤田重信氏の「フォントデザインの視点と細部」は、
書体選び、というか、そもそも書体の違い自体を見分けるのが苦手なデザイナーの方には勉強になると思います。
藤田氏がデザインに携われた「筑紫明朝」のデザイン分析と、よく利用される明朝書体との比較分析を通して、
かなりすっきりと書体の見分け方が理解できるようになると思います。
惜しむらくは、上の章での書体見本に、
10pt、30ptとキャプションがついていますが、
間違えていることでしょう。
明らかにそれより小さいポイント数です(多分Q数と間違えています)。
このため、本文の見本として提示されいている10ptの見本では、
書体見本としては、他の書体との違いが分かりにくくなっています。
しかし、文章を読めばある程度の違いは理解できると思いますが。
後半の加島氏、鈴木氏のレクチャーは、初心者には難しいかもしれませんが、
前半の、祖父江氏、藤田氏の語る内容は、
日本語書体について悩むデザイナー(や編集者)には、
勉強になる内容が多く、価格の割には得るものが大きいと思います。
2008年12月11日に日本でレビュー済み
111ページ 「人々に受け入れられる受け入れられる」→「人々に受け入れられる」
117ページ 「浜田増治」→「濱田増治」
117ページ 「浜田増治」→「濱田増治」