本の装丁が気になって、書店で立ち読みしました。なんだかオシャレな雰囲気だけど、かんじんの書がひどすぎます。
私は、デザインの勉強をしているので、本のデザインを担当された方の評価はできますが、
書はレベルが低すぎます。
あと、感じるのは、この華雪ってひとはグラフィックデザイナーでは?という疑問です。
書をデザインの材料として処理している感じがしてならないのです。
味をなんとか出そうとがんばっているのはわかりますが、すごく作品が薄っぺらいんです。
デザイナーが、墨を使ってそれ風に書きましたってところどまりなので、これを書としてはとらえないほうが良いですね。
華雪さんが、自分で勝手に書家を名乗っていますが、その心を疑います。
本当の書道家や書家の人に失礼です。
本を出すなら、本当の書を伝えなければと思うのですが・・・
書を知らない人をだますような、いやらしさを感じざるをえません。
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書の棲処 ハードカバー – 2006/6/1
英語版
華雪
(著)
- 本の長さ230ページ
- 言語英語
- 出版社赤々舎
- 発売日2006/6/1
- ISBN-104903545008
- ISBN-13978-4903545004
登録情報
- 出版社 : 赤々舎; 第2版 (2006/6/1)
- 発売日 : 2006/6/1
- 言語 : 英語
- ハードカバー : 230ページ
- ISBN-10 : 4903545008
- ISBN-13 : 978-4903545004
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,199,454位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,610位日本の伝統文化の書道
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中2.5つ
5つのうち2.5つ
3グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年9月16日に日本でレビュー済み
私自身は、文字や書が好きで、この本を読む機会がありました。
以下、感想です。
私は、古典などの書を、書かれている「内容」を読みながら、
時代背景、書いた人との関係に想像をめぐらせて見るのが好きです。
それに似て「何でこれを書いたの?」という想像力を楽しませてくれる本だと思いました。
写真は、作品写真として見た場合には、ちょっと分かりずらいですものです。
ディテールを犠牲した空間に配された作品の写真の掲載の意図を想像すれば
表現したかったのは「字形」についてではなく、
「何を書くのか」と、その「根拠」なのではないかと思いました。
そういう意味では、演出的な視点を含んだ
インスタレーションの記録物「的」な写真だと思いました。
非常に効果な演出だと思います。
本書で興味をもって、本年の東京での個展にも足をはこびましたが、
そこでかけられた「花」の字も、写真とは違った面白さがありました。
もっと他の字も見てみたいですが。。。
西洋ではカリグラフィーは、
タイポグラフィーを含むデザインの一部と捉えられていると
大きく言っても支障はないでしょう。
書と呼ばれるものも、
メディアとしての「字」を使う以上、
特定の「書法」や「字形」を選択的に書いたり、
「字形」を整形し読みやすくしたり、
特定の印象を読み手に持たせる為に「字形」の操作を行うという点では、
同様の視点を併せ持つものだと思います。
個人的には書法があって、
そのバリアントとして書かれた結果としての字形がありながらも、
字形は書法に絶えず折り返されるから見ていて楽しい作品があるのだと思います。
念のために、いわゆる「書」の本ではありません。
しかしながら、本書においては、「書法」や「字形」ではなく、
「何故これを書くのか?」について、私的だけれども、
率直に語られた本という印象がありました。
その点に非常に好感を持ちました。
難を言えば、、デザインが主張し過ぎで、
読むというより、眺めてしまうということでしょうか。
以下、感想です。
私は、古典などの書を、書かれている「内容」を読みながら、
時代背景、書いた人との関係に想像をめぐらせて見るのが好きです。
それに似て「何でこれを書いたの?」という想像力を楽しませてくれる本だと思いました。
写真は、作品写真として見た場合には、ちょっと分かりずらいですものです。
ディテールを犠牲した空間に配された作品の写真の掲載の意図を想像すれば
表現したかったのは「字形」についてではなく、
「何を書くのか」と、その「根拠」なのではないかと思いました。
そういう意味では、演出的な視点を含んだ
インスタレーションの記録物「的」な写真だと思いました。
非常に効果な演出だと思います。
本書で興味をもって、本年の東京での個展にも足をはこびましたが、
そこでかけられた「花」の字も、写真とは違った面白さがありました。
もっと他の字も見てみたいですが。。。
西洋ではカリグラフィーは、
タイポグラフィーを含むデザインの一部と捉えられていると
大きく言っても支障はないでしょう。
書と呼ばれるものも、
メディアとしての「字」を使う以上、
特定の「書法」や「字形」を選択的に書いたり、
「字形」を整形し読みやすくしたり、
特定の印象を読み手に持たせる為に「字形」の操作を行うという点では、
同様の視点を併せ持つものだと思います。
個人的には書法があって、
そのバリアントとして書かれた結果としての字形がありながらも、
字形は書法に絶えず折り返されるから見ていて楽しい作品があるのだと思います。
念のために、いわゆる「書」の本ではありません。
しかしながら、本書においては、「書法」や「字形」ではなく、
「何故これを書くのか?」について、私的だけれども、
率直に語られた本という印象がありました。
その点に非常に好感を持ちました。
難を言えば、、デザインが主張し過ぎで、
読むというより、眺めてしまうということでしょうか。
2007年7月24日に日本でレビュー済み
表紙がちょっとかっこよかったので、衝動買いしてしまいました。
しかし、最初の10Pくらいで、読む気がなくなってしまいました。
最近、国重友美とかいう書道家を名乗る人が良くTVに出ていますが、同じ匂いを感じてしまいます。
文字を造形的にとらえ、絵画的アプローチで表現するのは別に良いのですが、問題は表現力が乏しいことです。
おそらく書の世界にも、表現において技術・センスが問われるのでしょうが、それは絵画の世界でも同様のことです。
書なのか絵なのかのジャンルではなく、問題は華雪というアーティストの感度の問題なんですね・・・
あと感じたのは、写真や装丁の素晴らしさと作品そのものとのギャップでしょうか?
アートディレクター?は優秀なのに、書の作品があまりも低レベルなので、違和感を感じざるをえません。
しかし、最初の10Pくらいで、読む気がなくなってしまいました。
最近、国重友美とかいう書道家を名乗る人が良くTVに出ていますが、同じ匂いを感じてしまいます。
文字を造形的にとらえ、絵画的アプローチで表現するのは別に良いのですが、問題は表現力が乏しいことです。
おそらく書の世界にも、表現において技術・センスが問われるのでしょうが、それは絵画の世界でも同様のことです。
書なのか絵なのかのジャンルではなく、問題は華雪というアーティストの感度の問題なんですね・・・
あと感じたのは、写真や装丁の素晴らしさと作品そのものとのギャップでしょうか?
アートディレクター?は優秀なのに、書の作品があまりも低レベルなので、違和感を感じざるをえません。