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I am ペーパーバック – 2007/7/11
岡田 敦
(著)
現在日本には、自傷行為をしている若者が100万人はいるのではないかといわれている。 本作品は、写真家岡田敦が、日本全国の若者約50人を撮影した作品集であり、 彼らの多くは、自傷行為を繰り返している。
- 本の長さ88ページ
- 出版社赤々舎
- 発売日2007/7/11
- ISBN-104903545148
- ISBN-13978-4903545141
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登録情報
- 出版社 : 赤々舎 (2007/7/11)
- 発売日 : 2007/7/11
- ペーパーバック : 88ページ
- ISBN-10 : 4903545148
- ISBN-13 : 978-4903545141
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,163,970位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 156,948位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単にリストカットを撮るだけでなく、メインビジュアルのモデルが美人である。
2007年8月3日に日本でレビュー済み
鑑のような表紙を開くと
一番に私の目へと飛び込んできたのは、
彼女たちの柔らかそうな白い身体に刻まれた
いくつもの傷跡であった。
服を着ていれば傷なんてわからないのに
あえて脱ぐことで読み手との身体の違いはそれだけだと主張している。
白く柔らかな身体の傷跡。
すぐ、目をそらしたくなる。
写真集の終わりから二枚目の写真。
この写真集が気になったのは、この一枚かもしれない。
虚ろなような、それでもまっすぐ見つめる瞳に反射しているのは、カメラだった。
彼女は自分をとらえる、ソレから逃げずに向き合っている。
生命力を携える目をもちながら
その白く柔らかい体を傷つけてしまう人がいる。
彼女らが、それを好んで行っているのかはこの写真集を見れば分かると思う。
一番に私の目へと飛び込んできたのは、
彼女たちの柔らかそうな白い身体に刻まれた
いくつもの傷跡であった。
服を着ていれば傷なんてわからないのに
あえて脱ぐことで読み手との身体の違いはそれだけだと主張している。
白く柔らかな身体の傷跡。
すぐ、目をそらしたくなる。
写真集の終わりから二枚目の写真。
この写真集が気になったのは、この一枚かもしれない。
虚ろなような、それでもまっすぐ見つめる瞳に反射しているのは、カメラだった。
彼女は自分をとらえる、ソレから逃げずに向き合っている。
生命力を携える目をもちながら
その白く柔らかい体を傷つけてしまう人がいる。
彼女らが、それを好んで行っているのかはこの写真集を見れば分かると思う。
2007年7月18日に日本でレビュー済み
写真集に登場するのは約50人の悩める若者‥といいながらも、
実際は選んだかのように10代〜20代前半の女性のみが被写体のようです。
それも、リストカットと関係ない局部の接写などばかりで
なんだか男性の目線でしか見れません。
リストカットするような女の子が好みの、男性向けのヌード写真のような気が‥。
正直、リストカッターの内面が見れるような写真が見れると期待しましたが
リストカッターの暗い表情はおまけで、若い女性の裸がメインです。
女性に脱いで何になったか聞きたいです。
実際は選んだかのように10代〜20代前半の女性のみが被写体のようです。
それも、リストカットと関係ない局部の接写などばかりで
なんだか男性の目線でしか見れません。
リストカットするような女の子が好みの、男性向けのヌード写真のような気が‥。
正直、リストカッターの内面が見れるような写真が見れると期待しましたが
リストカッターの暗い表情はおまけで、若い女性の裸がメインです。
女性に脱いで何になったか聞きたいです。
2007年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一見とてもシンプルな写真集でした。
写されているのは女性の「からだ」というよりは「身体」といったカットで、
それはセクシャリティを目的としたものではないように感じられました。
「リストカットする若者」から少し距離を置き
「幸せになる為に皆生きているはずで、それでも傷を負う心と体」と見た時、
「写真でできること」を柱にして誘導するテキストや図を無くし、
ある種イジワルに感じるくらいシンプルだけど、
それは、導く場所は、最初の写真が全て表しているからかもしれません。
作者の真意は、(嫌な言い方ですが)リストカッターを包み込む「人が生きること」で、
それは本を閉じて、指紋が着き過ぎる表紙に写る、読み手自身をも巻き込むことだと思いました。
写されているのは女性の「からだ」というよりは「身体」といったカットで、
それはセクシャリティを目的としたものではないように感じられました。
「リストカットする若者」から少し距離を置き
「幸せになる為に皆生きているはずで、それでも傷を負う心と体」と見た時、
「写真でできること」を柱にして誘導するテキストや図を無くし、
ある種イジワルに感じるくらいシンプルだけど、
それは、導く場所は、最初の写真が全て表しているからかもしれません。
作者の真意は、(嫌な言い方ですが)リストカッターを包み込む「人が生きること」で、
それは本を閉じて、指紋が着き過ぎる表紙に写る、読み手自身をも巻き込むことだと思いました。
2007年8月6日に日本でレビュー済み
ネット上では「リストカット写真集」というセンセーショナルな言葉が一人歩きしているようですが、実際に写真集を見てもいないような人が否定的な意見を書き込むのは、自分が傷付きたくないからか、もしくは他人を傷付けることでしか自分を保てないからではないでしょうか。
芸術のひとつの役割が、現実を明らかにすることであるのならば、この写真集が明らかにしたものは、写し出された傷跡や眼差しだけではなく、この作品が生み出した反響そのものではないでしょうか。つまり、掲示板にみられる暴力的な言葉、それ自体が、日本社会の病理そのもののように感じます。
おそらくこの著者のこれまでの作品の流れから考えて、この著者は、今回の作品が生み出すであろう反響をすでに予測していて、それこそが日本の現実であることを明らかにしようとしていたように思います。
芸術のひとつの役割が、現実を明らかにすることであるのならば、この写真集が明らかにしたものは、写し出された傷跡や眼差しだけではなく、この作品が生み出した反響そのものではないでしょうか。つまり、掲示板にみられる暴力的な言葉、それ自体が、日本社会の病理そのもののように感じます。
おそらくこの著者のこれまでの作品の流れから考えて、この著者は、今回の作品が生み出すであろう反響をすでに予測していて、それこそが日本の現実であることを明らかにしようとしていたように思います。