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遊牧夫婦 単行本 – 2010/7/12

3.4 5つ星のうち3.4 9個の評価

無職、結婚、そのまま海外! バンバリーでイルカ三昧、アマガエル色のバンで北へドライブ、東ティモール、捕鯨の村……二人の新婚生活はどこへ行く!? 「旅の中を生き続けたい。そう思い、結婚直後に仕事はないまま、ぼくらは二人で旅に出た。旅をしながら、住んで、学んで、働いて。五年におよんだそんな「遊牧」の日々の中で、ぼくらは確信した。そう、いまは、旅が暮らしになる時代なんだ、と――」 本書は、その五年間の最初の一年を記録した作品であり、「旅が暮らしになる時代」の<新しい夫婦の形>を描いた、異色の脱力系ノンフィクション。
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商品の説明

著者について

近藤 雄生(コンドウ ユウキ) 1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年に妻とともに日本をたつ。オーストラリアでのイルカ・ボランティアに始まり、東南アジア縦断(2004)、中国雲南省で中国語の勉強(2005)、上海で腰をすえたライター活動(2006-2007)、その後ユーラシア大陸を横断して、ヨーロッパ、アフリカへ。2008年秋に帰国し、現在京都在住。著書に『旅に出よう』(岩波ジュニア新書)がある。 上記内容は本書刊行時のものです。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ミシマ社 (2010/7/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/7/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 339ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4903908208
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4903908205
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 9個の評価

著者について

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近藤 雄生
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1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年、結婚直後に妻とともに日本を発つ。オーストラリア、東南アジア、中国、ユーラシア大陸で、約5年半の間、旅・定住を繰り返しながら月刊誌や週刊誌にルポルタージュなどを寄稿。2008年に帰国。以来京都市在住。大谷大学/京都芸術大学非常勤講師、理系ライター集団「チーム・パスカル」メンバー。

著書に『旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる』(岩波ジュニア新書)『遊牧夫婦』シリーズ(ミシマ社、角川文庫)『吃音 伝えられないもどかしさ』(新潮社、講談社本田靖春ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞、Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞 各賞候補作)、『まだ見ぬあの地へ 旅すること、書くこと、生きること』(産業情報センター)『オオカミと野生のイヌ』(エクスナレッジ、共著)など。

https://www.yukikondo.jp/

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おそらく友達の中の殆どの人は大企業に勤める人が多い中で、修士課程まで出て奥さんと自由奔放な旅行にでるなんてとてもうらやましいです。

近藤さんの人柄が如実に表れていて、非常に読みやすく、一気に読みました。

ただ、旅行記としては、少し人間の本性を揺さぶるような記述が少なかったような気がします。沢木耕太郎さんの「深夜特急」や椎名誠さんの本を読んだことがある人からすれば、少し物足りないかも知れません。旅を通してとても貴重な経験をされているので、続編(特に昆明での中国語学習など!)に期待をこめて、星3つにしました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月21日に日本でレビュー済み
ミシマ社というユニークな出版社の手による作品。

期待以上でした。

二十代の若々しい感性。

旅のエピソードのとらえ方に自分のその頃の見方考え方に照らし合わせて、懐かしさを感じる。

旅人であることに慣れすぎることへの恐れやその限界も知りつつも、行動していく。

著者の社会的知性が感じられて頼もしい。

紀行文として、飽きさせず、次の展開に思いを馳せさせてくれる佳作である。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロローグが鮮烈だ。これから5年に亘る長い旅行記がまさに始まる、という冒頭を飾る大切なパートにもかかわらず、いきなり旅行を続ける意欲を消失させるエピソードから始まり、ひいては旅行に終止符を打つ決断を下すに至った旨が淡々と記されている。こんなスリリングな冒頭部を読めば、自然と高揚感は涌いてくるし、今後の展開に胸躍らせてしまう。時間も忘れ、固唾を呑んで次へ次へと読み進んでしまう。

しかしながら、読み続けていくと、驚くほどにその後はほんわかとしたムードのままゆったりとエピソードが展開されていくことに気づく。まったり感というか、やや特異な雰囲気が漂っているようにも感じる。一方では、赤裸々なプライベートに関する記述も散見され、著者がこの作品に己のすべてをさらけ出そうとする意気込みのようなものも感じ取れる。

この作品は旅行記の範疇には入ろうが、通常のいわゆる旅行記とは趣が異なる。いくつか要因はある。その最大のものは、ある地域にある程度の生活基盤を置きながらしばらく滞在し、そしてまた別の地域へと基盤を移していく、というスタイルの旅行(いや、遊牧)であったからだろう。よって滞在期間中の身辺を取り巻く物事に対する着眼点・捉え方、そしてその地域の文化を観察(探究)する視点・観点は、「旅行者」としてのそれではなく「定住者」としてのそれに近かった(それが言いすぎだとするなら、その中間にあった)ように思える。

そのような観点で書かれた文章には、独特な雰囲気が含有されている。時間の流れがゆったりしている。決してせわしない旅行記ではないのだ。やはり通常の旅行記とは趣が異なるのは自明だ。

ただあくまでも本作品は旅の1年目。すべての道程(5年間)が完結した上で、トータルで作品の評価はされるべきである。とはいえ、システム上、星による評価はせねばならないわけで、今後の更なる展開の期待を込めて、現時点では暫定的に星4つとさせていただく。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月28日に日本でレビュー済み
できることなら、風になびいて漂流する、こんな生活をしてみたい。
自由奔放に自分たちの意思の赴くままに、進路を決め、その道に沿って新世界・新天地にどっぷり浸かりこんでみたい。
たった一度の人生だから、農耕的なひとつの地にこだわらず、またひとつの地を求めるために、若いうちにいろいろ試してみて、真の生きる場所を追求したい。
などといった、普通では考えられない夢のような生き方であり、それを共有し分かち合う夫婦であってこそ成し得たものだと思います。
その行動・行為に強い憧れを抱きつつ、彼らの足取りをじっくりと読ませて頂きました。
本書は、5年に亘る滞在と放浪の旅生活の最初の第一歩、いわゆる始まりの部分ですが、それでも339ページというボリュームがあり、読後には満喫の納得感があります。
オーストラリアでイルカのボランティアに始まり、大陸縦断の旅、東ティモールからインドネシアまでの経路を紹介しています。
ただ、感涙の感動を呼び起こすようなエピソード、またそういった文章はみられませんが、決して惰性で書かれたものではなく、初々しい生真面目さのなかに、ゆったりした流れに乗ったハートフルなメッセージを感じ取るものがあります。
特に、その時その場で出会った各国からの人々とのふれあいは温かい優しさに包み込まれています。
彼らのブログがあり、それらも並行して見てみると、きれいな写真が多数満載されており、一層のリアル感が漂ってきます。
”遊牧夫婦”のお話はまだまだ始まったばかりです。
このシリーズの続編を楽しみに期待すると共にいち早く読みたいと思います。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年11月29日に日本でレビュー済み
作者が、フリーのライターを目指しておられるとのことで、辛口採点としました。紀行とは言えず、作文、感想文程度のレベルです。もっと、内省的か、思索的か、分析的か、逆に情報的か。内容を深化させないと今後の期待はありません。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年10月15日に日本でレビュー済み
京都でライターですか・・・
モンゴルは拉致問題とも関係が深い。
2011年3月31日に日本でレビュー済み
人は誰でも自分のしたいことを実行に移すのには、勇気がいる。
世間の固定概念−大学を卒業したら就職して、社会人として働く−という選択肢はとらず、
20代の著者があこがれていた「旅が暮らしになる生活」、そしてライターとしての仕事を始めた頃の葛藤などを記載してある。

この本には5年間の遊牧の1年目しか載っていないが、雑誌に連載していたこともあり、読みやすく、また熟考された内容となっている。
イルカに始まり、イルカで終わる、という構成もいいです。
この本を読んで、自分が海外生活をした気になってしまいます。

続きが早く読みたいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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