書店員に関心があり、値段は高いがレビューを見て購入。
期待はずれ。
ひとりひとりとにかくだらだらと長い。まとまってないインタビュー。
同じことの繰返しで的を得ない。
残念でした。
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善き書店員 単行本(ソフトカバー) – 2013/11/13
木村俊介
(著)
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購入オプションとあわせ買い
6人の書店員にじっくり聞き、探った。この時代において「善く」働くとはなにか?500人超のインタビューをしてきた著者が見つけた、普通に働く人たちが大事にする「善さ」――。「肉声が聞こえてくる」、新たなノンフィクションの誕生。
この時代において「善く」働くとはなにか?
500人超のインタビューをしてきた著者が、現役書店員6名へのロングインタビューを敢行。
その肉声の中から探し、見つけ、考えた、体を動かし普通に働く人たちが大事にするようになる「善さ」とは――。
「肉声が聞こえてくる」、新たなノンフィクションの誕生。
話をうかがいはじめたら……すぐに、ああ、こういうゴツゴツとした手ざわりのある体験そのものを聞きたかったんだよなという手応えがあった。この分野ならずとも多かれ少なかれ抱えているものに、「書店員」という職業を通してさわっている気がした。いまの働く日本人にとって「これはあなたの悩みや思いでもあるかもしれないですよ」といいたくなるような声がたくさん聞こえてきて取材に夢中になったのである。――最終章「普通の人に、『長く』話を聞いて記録するということ」(書き下ろし)より。
この時代において「善く」働くとはなにか?
500人超のインタビューをしてきた著者が、現役書店員6名へのロングインタビューを敢行。
その肉声の中から探し、見つけ、考えた、体を動かし普通に働く人たちが大事にするようになる「善さ」とは――。
「肉声が聞こえてくる」、新たなノンフィクションの誕生。
話をうかがいはじめたら……すぐに、ああ、こういうゴツゴツとした手ざわりのある体験そのものを聞きたかったんだよなという手応えがあった。この分野ならずとも多かれ少なかれ抱えているものに、「書店員」という職業を通してさわっている気がした。いまの働く日本人にとって「これはあなたの悩みや思いでもあるかもしれないですよ」といいたくなるような声がたくさん聞こえてきて取材に夢中になったのである。――最終章「普通の人に、『長く』話を聞いて記録するということ」(書き下ろし)より。
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社ミシマ社
- 発売日2013/11/13
- 寸法2 x 12.8 x 18.8 cm
- ISBN-104903908461
- ISBN-13978-4903908465
登録情報
- 出版社 : ミシマ社 (2013/11/13)
- 発売日 : 2013/11/13
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 344ページ
- ISBN-10 : 4903908461
- ISBN-13 : 978-4903908465
- 寸法 : 2 x 12.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 796,735位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 121,101位ノンフィクション (本)
- - 209,193位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書店員さんへのインタビュー、聞き書き集という感じです。
正社員さんだけでなく、アルバイトさんなども取り上げていて、どの業界にも共通する「しんどさ」がきちんと書かれています。
夢を持てない時代に、希望と誇りとをもって仕事をする、ごくごく一般の人たちのドキュメンタリー。
書店業界ではスターさんなのかもしれませんが、出てくる人はほんとうに普通の人たちです。
だからこそ、書店員を目指す人にとっての、現代のテキストになりうる一冊だと感じました。
正社員さんだけでなく、アルバイトさんなども取り上げていて、どの業界にも共通する「しんどさ」がきちんと書かれています。
夢を持てない時代に、希望と誇りとをもって仕事をする、ごくごく一般の人たちのドキュメンタリー。
書店業界ではスターさんなのかもしれませんが、出てくる人はほんとうに普通の人たちです。
だからこそ、書店員を目指す人にとっての、現代のテキストになりうる一冊だと感じました。
2016年10月19日に日本でレビュー済み
「善き書店員」木村俊介 ミシマ社
表紙がそのままリード文になっている。それをを読むと、この本の狙いやらはわかると思う。
「善き」という言葉には、微妙な響きがある。もちろん優秀ではない店員は登場しない。けれども、カリスマ書店員とも違う。中には業界内でとっても有名でそれに似た人もいるのかもしれないが、ロングインタビューを経て浮かび上がるのは、目立った成功例とそれに至る過程ではなくて、「何のために働いているのか」「働いて得たものは何か」という、極めて普通の労働者の「善き想い」だった。
私は昔、流通関係に勤めたことがあって、彼ら彼女たちの云う「棚をつくる」というのも「どう品揃えを充実させるか」「商品をおすすめするか」ということとよく似ていていると思った。むしろ、あまりにも既視感があってびっくりするほどだった。
だから、彼らの仕事へのプライドもよくわかる。小山さんなんかは客観的にはブラック企業並の働き方をしているが、それでもこういう働き方は私の上司に居たと思う。
しかし、書店員さんたちは流通業界の労働者よりも遥かに厳しい労働環境に居ると感じた。この本が出版されたのは3年前だけど、その間にも恵文社の堀部さんは「ぼくは独立するつもりはない」といいながらも、今年独立したし、ジュンク堂の佐藤さんは、仙台ロフト店がなくったせいもあるのか辞めているようだ。私の確認しただけでもそれだけ環境が変わった人が出てくる。だからこそ、好きでなければやっていられない仕事なのだろう。
1991年の大店法の規制緩和で、郊外に何百坪という大きな店ができて行き、10年後にブックオフやアマゾンが台頭、コンビニも増えて雑誌の販売が本屋では難しくなる。本屋の冬の時代は今も続いているが、恵文社や長崎書店のような小さい所の生き残りへの苦労、ジュンク堂、東京堂書店のような大手の中の労働者としての淘汰、高頭さんのような青山ブックセンターやときわ書房のような閉店する店を渡り歩く運命を持った人もいる。それでもインタビューから浮かび上がるのは「善き書店員」の姿なのだと云う事が、この本の最大の特徴である。
私は、商品を売る喜びや、利用者とのコミニュケーションを持つことの喜びを遂には持つことが出来ない(出来なくなった)と判断して、あの仕事から永久に去った。
だから、彼らの仕事はホントにたいへんなのだけど、何処か羨ましいという気持ちが湧いて仕方ない。
2016年10月16日読了
表紙がそのままリード文になっている。それをを読むと、この本の狙いやらはわかると思う。
「善き」という言葉には、微妙な響きがある。もちろん優秀ではない店員は登場しない。けれども、カリスマ書店員とも違う。中には業界内でとっても有名でそれに似た人もいるのかもしれないが、ロングインタビューを経て浮かび上がるのは、目立った成功例とそれに至る過程ではなくて、「何のために働いているのか」「働いて得たものは何か」という、極めて普通の労働者の「善き想い」だった。
私は昔、流通関係に勤めたことがあって、彼ら彼女たちの云う「棚をつくる」というのも「どう品揃えを充実させるか」「商品をおすすめするか」ということとよく似ていていると思った。むしろ、あまりにも既視感があってびっくりするほどだった。
だから、彼らの仕事へのプライドもよくわかる。小山さんなんかは客観的にはブラック企業並の働き方をしているが、それでもこういう働き方は私の上司に居たと思う。
しかし、書店員さんたちは流通業界の労働者よりも遥かに厳しい労働環境に居ると感じた。この本が出版されたのは3年前だけど、その間にも恵文社の堀部さんは「ぼくは独立するつもりはない」といいながらも、今年独立したし、ジュンク堂の佐藤さんは、仙台ロフト店がなくったせいもあるのか辞めているようだ。私の確認しただけでもそれだけ環境が変わった人が出てくる。だからこそ、好きでなければやっていられない仕事なのだろう。
1991年の大店法の規制緩和で、郊外に何百坪という大きな店ができて行き、10年後にブックオフやアマゾンが台頭、コンビニも増えて雑誌の販売が本屋では難しくなる。本屋の冬の時代は今も続いているが、恵文社や長崎書店のような小さい所の生き残りへの苦労、ジュンク堂、東京堂書店のような大手の中の労働者としての淘汰、高頭さんのような青山ブックセンターやときわ書房のような閉店する店を渡り歩く運命を持った人もいる。それでもインタビューから浮かび上がるのは「善き書店員」の姿なのだと云う事が、この本の最大の特徴である。
私は、商品を売る喜びや、利用者とのコミニュケーションを持つことの喜びを遂には持つことが出来ない(出来なくなった)と判断して、あの仕事から永久に去った。
だから、彼らの仕事はホントにたいへんなのだけど、何処か羨ましいという気持ちが湧いて仕方ない。
2016年10月16日読了
2016年11月7日に日本でレビュー済み
『善き書店員』木村俊介 ミシマ社
6人の書店員に訊ねた「善き書店員とは何か?」「どんな工夫をしてきたか」「どんな働き方をしてきたか」等々を、インタビュアー(木村氏)は姿を消して淡々と記した本です。
「棚を作る」という言葉がしょっちゅう出てきます。最近、書店を覗く機会がガタッと減っているのですが、「どこにでもある書店」と、「あっ、これは!」という書店とは一目でわかります。問題は、そういう書店に入っても、本が買えない(とにかく置くスペースがない&金がない)ということなのです。「棚」は、書店そのものです。
三時間くらい時間を取って、のんびりと書店内を廻って、フムフムと考えながら「棚」を眺める。疲れたら、座れる椅子がほしい。そして、私なら、こんな風に並べるがなぁ・・とか空想にふける。いいと思いませんか?老人の暇つぶしには最適かも。
もちろん、店全体のレイアウトをどうするかなどの話しも出てきます。5章の長崎書店社長の長崎健一さんの話は借金をして店をリニューアルするというホントに一大事業を成し遂げた人ならではの面白さと、「町の本屋の最高峰を目指す」という志の高さと、他の書店から貪欲に学ぼうという姿勢が素晴らしいです。
ただ、厳しい現実も出てきます。勤めていた書店が倒産するという経験を二度もしてしまった高頭さん(第6章)。書店員の離職率の高さ。職業病(腰痛など)。燃え尽きてしまう人。唯一二度のインタビューを受けている佐藤さんの後半,第7章の話しの前半は、病気療養の話しです。
送られてくる厖大な量の書籍を開封し、運び、棚の入れ替えをし、返品しなければならない本を選んで、手続きをして発送する。肉体労働のきつさは半端ではありません。でも、そこを抜けないと「善き書店員」にはなれない。
「結果を出さなければならない」。つまり、本を売らなければ、店の経営を黒字にしなければならない、ということと、選書をどうするかのジレンマ。土地の人が何を求めているのかに常にアンテナを張っておかねばならないこと。
考えてみれば、「結果を出す」「数字を出す」ということは、どの業界でもそうでしょう。書店だけ特別ではない。それが分かったうえでの「善き書店員」とは?なのです。
本屋に久しぶりに行ってみたくなりました。
6人の書店員に訊ねた「善き書店員とは何か?」「どんな工夫をしてきたか」「どんな働き方をしてきたか」等々を、インタビュアー(木村氏)は姿を消して淡々と記した本です。
「棚を作る」という言葉がしょっちゅう出てきます。最近、書店を覗く機会がガタッと減っているのですが、「どこにでもある書店」と、「あっ、これは!」という書店とは一目でわかります。問題は、そういう書店に入っても、本が買えない(とにかく置くスペースがない&金がない)ということなのです。「棚」は、書店そのものです。
三時間くらい時間を取って、のんびりと書店内を廻って、フムフムと考えながら「棚」を眺める。疲れたら、座れる椅子がほしい。そして、私なら、こんな風に並べるがなぁ・・とか空想にふける。いいと思いませんか?老人の暇つぶしには最適かも。
もちろん、店全体のレイアウトをどうするかなどの話しも出てきます。5章の長崎書店社長の長崎健一さんの話は借金をして店をリニューアルするというホントに一大事業を成し遂げた人ならではの面白さと、「町の本屋の最高峰を目指す」という志の高さと、他の書店から貪欲に学ぼうという姿勢が素晴らしいです。
ただ、厳しい現実も出てきます。勤めていた書店が倒産するという経験を二度もしてしまった高頭さん(第6章)。書店員の離職率の高さ。職業病(腰痛など)。燃え尽きてしまう人。唯一二度のインタビューを受けている佐藤さんの後半,第7章の話しの前半は、病気療養の話しです。
送られてくる厖大な量の書籍を開封し、運び、棚の入れ替えをし、返品しなければならない本を選んで、手続きをして発送する。肉体労働のきつさは半端ではありません。でも、そこを抜けないと「善き書店員」にはなれない。
「結果を出さなければならない」。つまり、本を売らなければ、店の経営を黒字にしなければならない、ということと、選書をどうするかのジレンマ。土地の人が何を求めているのかに常にアンテナを張っておかねばならないこと。
考えてみれば、「結果を出す」「数字を出す」ということは、どの業界でもそうでしょう。書店だけ特別ではない。それが分かったうえでの「善き書店員」とは?なのです。
本屋に久しぶりに行ってみたくなりました。
2017年1月23日に日本でレビュー済み
著者も書いている通り、普通の人へのインタビューなので、おもしろくはない。
みなさん立派に仕事をされているのだなーとは思った。
みなさん立派に仕事をされているのだなーとは思った。
2013年11月16日に日本でレビュー済み
まっしろなカバーに、
堂々と文字が配されていて、
なかなか素敵で、即買い。
取りあげられているのは、
すべて書店員さんですが、
ふつうの人が、どんなふうに働いているか、
いつも行く店の店員さんなどと重ねたりしながら、
楽しく読み進めています。
最初に出てくる方の、
本が売れない、などということがよくニュースになるけど、
「本が人に届くという不思議で奇跡みたいなこと」
が確実に起こっているのだから、
がっかりしないでやっている、というのには、
ホロっとしました。
装丁は、おそらく、
きっちりと働いている「ふつうの人」、
という意味で装飾がない、
シンプルなものになったのかもしれない。
と思いました。
とにかく、「ふつう」に生きている人の
たくましさと、たいへんさが、よく伝わってきて、
例えは変ですが、古き善き時代の映画をみているような
気になりました。
堂々と文字が配されていて、
なかなか素敵で、即買い。
取りあげられているのは、
すべて書店員さんですが、
ふつうの人が、どんなふうに働いているか、
いつも行く店の店員さんなどと重ねたりしながら、
楽しく読み進めています。
最初に出てくる方の、
本が売れない、などということがよくニュースになるけど、
「本が人に届くという不思議で奇跡みたいなこと」
が確実に起こっているのだから、
がっかりしないでやっている、というのには、
ホロっとしました。
装丁は、おそらく、
きっちりと働いている「ふつうの人」、
という意味で装飾がない、
シンプルなものになったのかもしれない。
と思いました。
とにかく、「ふつう」に生きている人の
たくましさと、たいへんさが、よく伝わってきて、
例えは変ですが、古き善き時代の映画をみているような
気になりました。
2014年12月4日に日本でレビュー済み
スティーブジョブズや孫正義の本ももちろんすごいんだけれど、
現在進行形で日々働くって、こういうことだよね、うんうん、と共感できる本でした。
小さなことに傷ついたり、利益を出すことと顧客のためになることの矛盾に悩んだり、
もうやめたいと思ったり、そんなことを繰り返しながら、
何か前向きな光をみんな必死で探している。
何か悟りのような「これだ!」という答えが必ずしもあるわけではなく、
また「これだ!」と思ってもあれ、やっぱり違った?とまた不安になったり。
でもここに出てくる本屋さんはみんな、それでもがんばっていて、
何か同志を見つけたように(私は書店員ではないのですが)あ、私もがんばろう、と素直に思える本でした。
そして最後の章では、そうしてがんばっている「普通の人」のセーフティネットについても考えさせられ、
日本はこれでいいのだろうか、と思ったり。
本屋好きも、そうでない人も、
一生懸命生きている人、生きたいと思っている人なら何か共感する部分がある一冊だと思います。
現在進行形で日々働くって、こういうことだよね、うんうん、と共感できる本でした。
小さなことに傷ついたり、利益を出すことと顧客のためになることの矛盾に悩んだり、
もうやめたいと思ったり、そんなことを繰り返しながら、
何か前向きな光をみんな必死で探している。
何か悟りのような「これだ!」という答えが必ずしもあるわけではなく、
また「これだ!」と思ってもあれ、やっぱり違った?とまた不安になったり。
でもここに出てくる本屋さんはみんな、それでもがんばっていて、
何か同志を見つけたように(私は書店員ではないのですが)あ、私もがんばろう、と素直に思える本でした。
そして最後の章では、そうしてがんばっている「普通の人」のセーフティネットについても考えさせられ、
日本はこれでいいのだろうか、と思ったり。
本屋好きも、そうでない人も、
一生懸命生きている人、生きたいと思っている人なら何か共感する部分がある一冊だと思います。
2014年4月1日に日本でレビュー済み
6人の普通の書店員へのロング・インタビュー。
都内や地方、系列店やオリジナルのお店などバラエティに富んだ店員や社長にインタビューをしていて面白い。
話のテーマを決めずに長くインタビューをしているのでだるみもあるが、職業としての本屋さんだけについてだけでなく、好きなことや人と仕事を通しての関わりやブラック企業にも通じる雇用の問題など、多くのことが覗える内容になっている。本屋に限らず小売店で働いている人の声ってあまり表に出てこないように思える。
本好きの中高生は必読の一冊。
都内や地方、系列店やオリジナルのお店などバラエティに富んだ店員や社長にインタビューをしていて面白い。
話のテーマを決めずに長くインタビューをしているのでだるみもあるが、職業としての本屋さんだけについてだけでなく、好きなことや人と仕事を通しての関わりやブラック企業にも通じる雇用の問題など、多くのことが覗える内容になっている。本屋に限らず小売店で働いている人の声ってあまり表に出てこないように思える。
本好きの中高生は必読の一冊。