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村上春樹にご用心 単行本 – 2007/9/29

4.2 5つ星のうち4.2 62個の評価

ベストセラー『下流志向』のウチダ教授が村上文学の秘密をついに解きあかす!

村上春樹はなぜ世界中で読まれているのか?
『風の歌を聴け』から『アフターダーク』までを貫くモチーフとはなにか?
なぜ文芸批評家から憎まれるのか? うなぎとはなにか?

──だれにも書けなかった画期的な村上春樹論登場!
「これはカッキ的文学論である。読めば、びっくり」(著者)

本文より 「私たちの平凡な日常そのものが宇宙論的なドラマの「現場」なのだということを実感させてくれるからこそ、
人々は村上春樹を読むと、少し元気になって、お掃除をしたりアイロンかけをしたり、
友だちに電話をしたりするのである。それはとってもとってもとっても、たいせつなことだと私は思う。」

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商品の説明

著者について

内田 樹(うちだ たつる) 1950年東京生まれ。神戸女学院文学部教授。
専門はフランス現代思想、武道論、映画論。
著書に「街場の中国論」(ミシマ社)、「逆立ち日本論」(新潮選書・養老孟司との共著)、「下流志向」(講談社)、「私家版・ユダヤ文化論」(文春新書)ほか、多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アルテスパブリッシング (2007/9/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/9/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4903951006
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4903951003
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 62個の評価

著者について

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内田 樹
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1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想。ブログ「内田樹の研究室」を拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを縦横無尽に論じて多くの読者を得ている。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。二〇一〇年七月より大阪市特別顧問に就任。近著に『沈む日本を愛せますか?』(高橋源一郎との共著、ロッキング・オン)、『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)、『武道的思考』(筑摩選書)、『街場のマンガ論』(小学館)、『おせっかい教育論』(鷲田清一他との共著、140B)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『若者よ、マルクスを読もう』(石川康宏との共著、かもがわ出版)などがある。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
62グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勉強になりました。
2019年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読後「面白い・・だけど、これはいったいなんだ?」と思った人に対して、カジュアルにとっかかりを与えてくれる。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
35年ほど前に村上春樹さんと川本三郎さんが共著として出した「映画をめぐる
冒険」という本がある。お二人が観た映画の寸評を集めた本なのだが、この本
がとても好きで今でも折に触れて読み返している。

この本の中で村上さんはリチャード・ギアを評して「何かが欠けているととはわ
かるのだけれど、何が欠けているのかは自分でもよくわからない、というタイプ
の役をやらせるとうまい」と書いている。最初にこれを読んだとき、うまいこと
言うなぁと思ったことを今でも覚えている。

今、内田さんによるこの本を読むと、村上さんのリチャード・ギア評はそのまま
初期の村上作品の主人公ではないかと思った。

そして、内田さんが書いているように村上作品は「共有したい何かがあるのだけ
れど、それが何かわからない」というもどかしい気持ちを心のどこかに抱く人々
を引き付けるのではないだろうか。そしてそのような気持ちを抱える人々は世界
中にいるのだろう。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若干、古くなったが、改めて読み直して、内田樹の批評意識に感銘を受けた。
何よりも公正である。
最近の作品についてもぜひ論じてほしいものだ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し、思っていたより使用感はありましたが、非常によいの程度に入るしろものでした。よしよしです。
2007年10月8日に日本でレビュー済み
読了しました。
「村上春樹論」として読んだ場合、残念ながら私には、
何が「知的」でどこが「秀逸」なのか、いまひとつピンときませんでした。
けれども本の宣伝文句や装丁を見て、
そもそも最初から「エッセイ」ないしは「クリティカル・エッセイ」として読んだので、
モトはとれたかな、と思います。
もろ手をあげてこの本を称賛する類のレビューは、私にはちょっと寒いです。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月1日に日本でレビュー済み
本書は、その内容のほとんどが著者自身のブログで書かれたもので構成されている。平生からそのブログを熟読している私にとっては、そういう意味では、新鮮味が感じられなかったため、☆3つとした。てっきり「アッと驚く」ような新鮮なネタが用意されていると思っていたので肩すかしをくらった観は否めない。しかし、そのことを著者自身も別に隠そうとしているわけではないし、日々の日記を原稿として使っていることはブログでも公言しているわけだから、嫌な気持ちになるというのではない。ただ、私自身が宣伝文句に煽られてしまったというだけだ。よくよく考えてみれば、著者の著作の熱心な読者であれば、それくらいはわきまえておくべきだし、日頃からそのブログから様々なことを勉強させてもらっているので、そんなケチなことをいってはバチ当たりかもしれない。

内容自体は秀逸である。冒頭に掲載されている「仮想ノーベル文学賞受賞記念原稿」はなかなか興味深いし、またブログにもあった「文化的雪かき」や「うなぎくん」の話などは、まだ読んでいない人にとっては一読の価値ありだ。

ということで、ブログ未読の方、またはまとめて再読したいという方は一冊持っていてもいい本なのかもしれない。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の読み方は人それぞれ。

特に、本を読むときは純粋に、文体を感じて楽しめばよい。
その本の意味とか、理解は、あえて求めるものではないのかもしれない。
でも、ある作家の作品を読むときに
その作家をめちゃくちゃ好きな人の話を聞いて読み始めるのと
そうでないのとは、大きく違う。

内田樹さんは、大の村上ファンである。
もう大好きで、たまらないのだ。
大好き過ぎて、どうして自分がこんなにいいと思うのか
解明してみたくなるくらい、好きなのだ。

まるで語りたがりの友達のように
いいものを見つけるとすぐに勧めてくる
世話好きのおばちゃんのように
村上春樹の作品について、熱く語る。
「ここが、いいのよ。なぜならば…」と。

そこにはもちろん、内田樹さんしか書けないような
哲学的な俯瞰もあり
相変わらず、気持ちよくこちらを振り回してくれる。

…とにかく、この本を読んでから、村上春樹を読み返すと
お楽しみが増えていることは間違いない。
52人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート