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クラシックでわかる世界史 時代を生きた作曲家、歴史を変えた名曲 単行本 – 2007/10/24

4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

出版社からの内容紹介
ルターの宗教改革から第一次世界大戦終結まで
激動のヨーロッパを生き抜いた作曲家たちは
時代の真実を音楽に刻み込んでいった──

名曲が生まれるとき、歴史は動く。
ヴィヴァルディは皇帝に協奏曲と〈機密情報〉を提供した?
ベートーヴェンのパトロン遍歴と国際政治力学の関係は?
ロッシーニは独立義勇軍からケチ呼ばわりされてイタリアを捨てた?
宗教改革から第一次世界大戦まで、音楽史でいえばバロック前期から後期ロマン派までの時代の音楽を、
各時代における政治力学、王侯貴族間の人間関係、国家の経済状況、革命や戦争などの大事件といった外的要因からみることによって、
現代に残された数々の名曲に秘められた真実の歴史を読み解く。

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商品の説明

著者について

西原稔(にしはら・みのる):1952年山形生まれ。

東京藝術大学大学院博士課程満期退学。現在、桐朋学園大学音楽学部教授。桐朋学園理事。
18、19世紀を主対象とする音楽社会史、音楽思想史を専攻。
著書に『音楽家の社会史』『聖なるイメージの音楽』『音楽史ほんとうの話』『ブラームス』(以上、音楽之友社)
『ピアノの誕生』『クラシック 名曲を生んだ恋物語』(以上、講談社)、『楽聖ベートーヴェンの誕生』(平凡社)
共著・共編書に『ベートーヴェン事典』(東京書籍)、訳書に『魔笛とウィーン』(平凡社)
監訳・共訳書に『ルル』『金色のソナタ』『西洋の音楽と社会(7)ロマン主義と革命の時代』(以上、音楽之友社)、『オックスフォード オペラ大事典』(平凡社)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アルテスパブリッシング (2007/10/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/10/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4903951014
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4903951010
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

著者について

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西原 稔
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品同様で、美品でした。すぐに読むことができました。ありがとうございました。
2015年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 世界史は複雑で分かりにくいがヨーロッパのクラッシック音楽がどうプロジュースされたかを知る音楽史。無味乾燥な世界の歴史が音楽と言う感性をとおして味わうことができるクラッシックファンの蘊蓄のある物語。

 作曲家がそれぞれの時代に関わり時代にいきたことを証明する。時代時代の雰囲気を伝えクラッシック音楽を味わい深い内容になっています。音楽を通して人々、為政者の目論見が見える。もし、学校で世界史の授業でこうした取り組みがなされたら屹度楽しい印象にのこる授業に感じることができるのではないでしょうか。音楽愛好家、教師、教養人にお勧めです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月20日に日本でレビュー済み
 全篇通して、一貫して論拠が不明瞭。
 頻繁に論文審査でのたまわれるような、「注が少ない」「情報の根拠が不足」「引用が過多であったり不適切」といった類の愚にも付かぬ指摘を行うつもりは全く無いが、論ずる前提は何であるのか、何が論じられようとしているのか、いったい何ゆえに論じられるのか、論点から明白になるものは何であるのか、事実の明示より導き出される利点は何であるのか、といった、自然科学や法学・数学にとって、ことさらに自然である論段がまったく踏まれていない。
 
 
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月27日に日本でレビュー済み
歴史の遺産であるクラシック音楽を「絶対音楽」として受容する向きがあります。
非西洋的な文化的隔絶感を伴った極東の日本においては、「絶対音楽」とは音楽的アプローチとしての客観性を確保する上で有益である反面、その音楽が編み出される背景に対して無関心を助長するものにもなりかねません。
この本は決して完全なる通史ではなく、といって人物史でもなく、歴史的事実に対して作品の背景を当てはめていったことによる断片集的構成になっていますが、十分に迫力に満ちた内容です。
高校の授業で習ったはずの、血生臭い宗教戦争の時代や、現代に至るまでの複雑な対立関係を醸成した19世紀半ばの民族意識の高揚と革命の嵐の中で、作曲家たちがどのように生き抜いていったか、が新鮮に理解できます。

ただ具体的な作品となると、習作やメジャーではない作品が多く採り上げられる傾向があり、そこが不満の種ではあります。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月6日に日本でレビュー済み
宗教改革からヴェルサイユ体制の完成までを、クラシック音楽の視点から展望した「音楽思想史」ともいえそうな好著。記述も手堅く、その分地味かもしれないが、あれこれの音楽を聴いて楽しむときにも、相乗的な面白さを付加してくれる。

ポーランドの初代首相になったカリスマ的な大ピアニスト・パデレフスキについては、中村紘子の『ピアニストという蛮族がいる』で読んで知っているだけであったが、一体どんな演奏をしたのだろうか?

ブルックナーの記述が1箇所しかないのは、どうしたわけか? 音楽史的には「突然変異」か保守反動の一人とみなされるため歴史書にはなじまないのか? さもありなんという気もするが、ブラームスの扱いに比べてやや不当に思ったのは評者だけか?
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート