ラビ・バトラさんの本は何冊か読んでいますが、人としての道理を踏まえながら、当たり前のことを説き、当たり前の帰結を予想しているように思います。現在はこの「当たり前」が見えなくなっている時代です。だから新鮮な気持ちで読めます。我欲を剥き出しにして貨幣経済を強引に推し進めた結果が現在です。自分一人の幸せを考えても決して幸せにはなれません。
2012年に世界が滅びるとか、何とか、世の中が不安定になると終末論が必ず顔を出しますが、それは神懸かりなことではなく、人間自らが招き寄せていることです。人間が原因になっているのですから、人間が解決できると思います。著者はその解決法を提示してくれます。
バトラさんは社会の変化は循環していると捉えています。歴史は循環するという考えは古代からありました。その節目を太陽暦に求める物もあれば、年数によって区切るものもあります。現在はこのような過去の知識・知恵が当てはまるのかどうか分かりませんが、1つはっきりしていることは、これまでの手法は通用しないことです。新しい歴史的循環システムを作ることが求められているのかも知れません。
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史上最悪の大破綻!!: 2010年~2015年緊急!近未来10の新予測 単行本 – 2010/9/1
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社あ・うん
- 発売日2010/9/1
- ISBN-104904891015
- ISBN-13978-4904891018
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登録情報
- 出版社 : あ・うん (2010/9/1)
- 発売日 : 2010/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 219ページ
- ISBN-10 : 4904891015
- ISBN-13 : 978-4904891018
- Amazon 売れ筋ランキング: - 749,615位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 92,051位社会・政治 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何事でも事態を正確に把握するためには、よく考えられた両極端の意見を吟味する必要がある。私の場合、『民主党大不況』(中川八洋著)と本書を並行して読んでいる。前者は「バークの保守思想」の観点で世界や日本の現状を分析し、絶望的な未来を招きかねないことに警鐘を鳴らしている。一方、本書はP.R.サーカーの「社会循環の法則」と「進歩的活用理論(PROUT=Progressive Utilization Theory)」の観点で世界や日本の今後を分析し、漢方医学の瞑眩(治療中に一時的に病状が悪化し、その後に完全に回復するような状態)と似た経過を辿ると予想している。
様々な見解の良し悪しを判断することは重要ではない。様々な見解の詳細を記憶する必要もない。重要で必要なことは、それらの見解を導く論理を見抜く智慧を育てることである。そうすればどの意見にも独特の仮定があり、見解を明確に主張するための強調があり、自分の見解に用いた仮定が当てはまらない他者の見解に対する批判があることが分かる。論理の整合性からの僅かなズレにも簡単に気づくものである。
著者も本書で「一つだけ言えることは、神は論理的であるということだ。神は宗教から芸術、技術、科学まで、ありとあらゆるものを(脈々と続く論理によって)この世に作り上げている。(p.200)」と述べている。
実践的な論理に優れた東洋人の代表はブッダ釈尊である。ブッダ釈尊がパーリ相応部教典で伝えた『Anapanasati Sutta』(または『安那般那念経(雑阿含経803)』)が実践的論理を体得させる瞑想の基本である。未来を担う世界の若者がこの瞑想を学ぶ時は間もなく来るであろう。
様々な見解の良し悪しを判断することは重要ではない。様々な見解の詳細を記憶する必要もない。重要で必要なことは、それらの見解を導く論理を見抜く智慧を育てることである。そうすればどの意見にも独特の仮定があり、見解を明確に主張するための強調があり、自分の見解に用いた仮定が当てはまらない他者の見解に対する批判があることが分かる。論理の整合性からの僅かなズレにも簡単に気づくものである。
著者も本書で「一つだけ言えることは、神は論理的であるということだ。神は宗教から芸術、技術、科学まで、ありとあらゆるものを(脈々と続く論理によって)この世に作り上げている。(p.200)」と述べている。
実践的な論理に優れた東洋人の代表はブッダ釈尊である。ブッダ釈尊がパーリ相応部教典で伝えた『Anapanasati Sutta』(または『安那般那念経(雑阿含経803)』)が実践的論理を体得させる瞑想の基本である。未来を担う世界の若者がこの瞑想を学ぶ時は間もなく来るであろう。
2011年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラビ・バトラ氏の著書はあ・うん社から発行されるようになってから記述がおかしい。・・・・共産主義者があからさまな加筆をしているような印象さえうける・・・・・とはいえ最新の氏の著書に触れられるのは現在当該社しかないようで、鬱憤がたまる
2010年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人の本を何冊か読んでますがこんな中身のない内容は初めてでした。表紙にラビバトラ著と書いてありますが本人が書いていないのは明らかです。文中に「神は論理的である」と書いてありますがこんな論理的でない本をラビバトラの名前を借りて出版してることを本人は承知してるのか疑問に感じました。