浮世先生のテレビでのご活躍、他の書籍のよさを存じていたので、本書もさぞかし良書なのだろうな、と思い、電子版で購入しました。
平易な言葉を使って説明してくださるので、教科書を読むだけでは理解が難しい、土地制度などの分野もするすると頭に入っていきました。
ただ、他の方も書かれている通り、「軽さ」を追求するあまり、言葉遣いをフランクにしすぎている部分があまりに多く、非常に目についてしまいます。特に、人物のセリフの末尾にこれでもかと付けられる「っ」。たまに入る分にはいいのですが、乱発されすぎていて、かえって読みづらくなってしまっていると思います。信長の半生を描く章では、ほとんどがこの文体によるブログ調で書かれており、読む気力を無くしてしまいました。
ただ、文体でかなり損をしている感はあるものの、内容自体には大いに学ぶところがあると思います。文体が気にならないという方、むしろ軽すぎるぐらいがいい、という方にはオススメできます。
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超軽っ! 日本史―原始時代~安土桃山時代編― 単行本(ソフトカバー) – 2012/10/3
浮世博史
(著)
灘高校をはじめ、難関校合格者が続出した
カリスマ塾講師による歴史"で"学ぶ日本史
現在を1月1日として、人類誕生を1年前としましょう。
文明が生まれたのは12月31日午後3時15分。大晦日のおやつの時間くらいです。
残り364日と15時間15分はかしこい猿だったわけです。
なが~い動物の歴史、なが~い生物の歴史、なが~い地球の歴史から見れば、
人類の文明はほんの一瞬、何かの間違いですぐ消える世界なのかもしれません。
とってもシンプルで短いもの。なのに、
「人名とかおぼえられへんし、歴史ってなんか難しい! 」
そんな深刻に悩まなくてもよいのにな、と思い続けてきました。
でも、深刻に考えなくても真剣には考えてほしいところです。
歴史を知らずして新しい時代は開けません。
大学受験ではどんな難関校も教科書の範囲以上の問題は出ませんから、
受験生の皆様にも「こ、これ、使えるやんっ」と実感してもらえるよう、
本書の原始時代~安土桃山時代の範囲は、教科書の内容を完全網羅。
もちろん、重要・頻出語句はすべて太字にしておりますよ。
と、まぁそういうわけで、
先達が何をどうしちゃったから、いまの社会はこうなっているのか。
これから我々はどうしていけばいいのか?
そんなことを考えてもらうきっかけになることを願い、
大晦日の昼下がりから読み始めて、除夜の鐘がゴ~ンとなるくらいまでに読み終わる、歴史の話を始めたいと思います。
カリスマ塾講師による歴史"で"学ぶ日本史
現在を1月1日として、人類誕生を1年前としましょう。
文明が生まれたのは12月31日午後3時15分。大晦日のおやつの時間くらいです。
残り364日と15時間15分はかしこい猿だったわけです。
なが~い動物の歴史、なが~い生物の歴史、なが~い地球の歴史から見れば、
人類の文明はほんの一瞬、何かの間違いですぐ消える世界なのかもしれません。
とってもシンプルで短いもの。なのに、
「人名とかおぼえられへんし、歴史ってなんか難しい! 」
そんな深刻に悩まなくてもよいのにな、と思い続けてきました。
でも、深刻に考えなくても真剣には考えてほしいところです。
歴史を知らずして新しい時代は開けません。
大学受験ではどんな難関校も教科書の範囲以上の問題は出ませんから、
受験生の皆様にも「こ、これ、使えるやんっ」と実感してもらえるよう、
本書の原始時代~安土桃山時代の範囲は、教科書の内容を完全網羅。
もちろん、重要・頻出語句はすべて太字にしておりますよ。
と、まぁそういうわけで、
先達が何をどうしちゃったから、いまの社会はこうなっているのか。
これから我々はどうしていけばいいのか?
そんなことを考えてもらうきっかけになることを願い、
大晦日の昼下がりから読み始めて、除夜の鐘がゴ~ンとなるくらいまでに読み終わる、歴史の話を始めたいと思います。
- 本の長さ405ページ
- 言語日本語
- 出版社アチーブメント出版
- 発売日2012/10/3
- ISBN-104905154324
- ISBN-13978-4905154327
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商品の説明
著者について
浮世博史( うきよ・ひろし) 私立四天王寺高校・中学校社会科教諭 塾講師として19年間中学受験、高校受験の指導にあたり、四天王寺中学、高校で1 2 年間歴史の教師として教鞭を執っている。灘中学合格者数日本一の進学塾、浜学園の社会科主管、教育研究室主管を歴任。その後、進学塾、希学園の社会科主管を歴任。小学生から高校生まであらゆる世代の受験指導をしてきた経験から「歴史"を"学ぶ」ではなく「歴史"で"学ぶ」をテーマに、受験対策に留まらない生きる力を養うための歴史授業を展開している。
登録情報
- 出版社 : アチーブメント出版 (2012/10/3)
- 発売日 : 2012/10/3
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 405ページ
- ISBN-10 : 4905154324
- ISBN-13 : 978-4905154327
- Amazon 売れ筋ランキング: - 791,341位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12,194位日本史一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月17日に日本でレビュー済み
なかなか面白くためになる。
確かにこの本はいいのだが、著者の浮世博史氏は、ブログで百田尚樹氏の書いた「日本国紀」を実に丹念に分析・批判している。その中でWikipediaの記載についても誤りを指摘している。
一流行作家が書いた歴史本を毎日丹念に批判する時間があるのなら、Wikipediaの誤りを片っ端から修正して欲しいところである。
Wikipediaを読む小中高大学生をはじめ一般社会人にとっては、そのほうがはるかに役に立つ。
確かにこの本はいいのだが、著者の浮世博史氏は、ブログで百田尚樹氏の書いた「日本国紀」を実に丹念に分析・批判している。その中でWikipediaの記載についても誤りを指摘している。
一流行作家が書いた歴史本を毎日丹念に批判する時間があるのなら、Wikipediaの誤りを片っ端から修正して欲しいところである。
Wikipediaを読む小中高大学生をはじめ一般社会人にとっては、そのほうがはるかに役に立つ。
2019年3月25日に日本でレビュー済み
もっと堅苦しいものかと思っていたらかなりラフな感じの作品です。内容はしっかりと歴史についてなのですが感覚は雑学を聞いているような感じですね。気軽に楽しめます。
2012年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は読んでないので、評価は普通。ところで、愚息はこの本読んだかな?
2019年10月13日に日本でレビュー済み
日本史って高校の頃の授業であり、結構嫌いだったのですが、大人になってもう一度このようにして触れてみると、案外面白い部分もあるのですね。そしてとても簡単に解説してあるので、そういった面にも面白さがよく伝わってきます。
2012年9月30日に日本でレビュー済み
ほんとのところえを軽く教えてくれます。学問的に、怪しいというところは、怪しいと書いてありますが、参考文献・出典をたくさんつけてほしかったですね。ともかく、もう一歩進んで日本史を知りたい方におすすめです。
2019年8月1日に日本でレビュー済み
とても面白かったですよ。日本の歴史をこんなに簡単に学ぶことができると言うのと、とても気軽に聞けると言うので非常に良かったです。とても満足のいく作品でした。
2013年12月8日に日本でレビュー済み
タイトルに「超軽」としているのはいいです。わかりやすさを優先して、ざっくり教えてくれる、という意図が感じられるので。
でも、文体がいただけません。ところどころを関西弁にしたり、「おまえら」と言ってみたり、「そのとーり」と音引きしたり、「え〜」と波線を使ったり・・・そんな小手先の「超軽」はいりません。そこはしっかりと、毅然と教えていただきたい。そうでないと、著者がどこにエネルギーを注いでいるのかが疑わしくなり、緊張感が保てません。「超軽」にみせるための小手先へのエネルギー浪費がとてもとても残念で、気持ちを入りにくくさせる一冊でした。もったいない。
でも、文体がいただけません。ところどころを関西弁にしたり、「おまえら」と言ってみたり、「そのとーり」と音引きしたり、「え〜」と波線を使ったり・・・そんな小手先の「超軽」はいりません。そこはしっかりと、毅然と教えていただきたい。そうでないと、著者がどこにエネルギーを注いでいるのかが疑わしくなり、緊張感が保てません。「超軽」にみせるための小手先へのエネルギー浪費がとてもとても残念で、気持ちを入りにくくさせる一冊でした。もったいない。