スズメバチの生涯を小説化した百田尚樹氏の「風の中のマリア」を読み、巻末の参考文献として筆頭に挙げられていたことから本書を手にしました。
まさに小説の世界をリアルに写真で見ることができます。
ニホンミツバチがオオスズメバチに対する防衛行動として見せる「蜂球」などは赤外線熱画像装置による温度分布まで見ることができ、後半の解説の中でも、より詳しい説明がなされています。
その他、チャイロスズメバチの特性として他種(キイロスズメバチ等)の巣に侵入し女王蜂を殺して乗っ取った後、乗っ取られた側の働き蜂が、チャイロスズメバチの子を育てること(社会寄生性)なども大変興味深く、ここまで蜂の世界が科学的に解明されつつあることに感銘を受けるとともに、研究者の方々の努力に敬意の念を抱きました。
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スズメバチの科学 ペーパーバック – 1997/6/1
小野 正人
(著)
- 本の長さ174ページ
- 言語日本語
- 出版社海游舎
- 発売日1997/6/1
- ISBN-104905930561
- ISBN-13978-4905930563
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登録情報
- 出版社 : 海游舎 (1997/6/1)
- 発売日 : 1997/6/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 174ページ
- ISBN-10 : 4905930561
- ISBN-13 : 978-4905930563
- Amazon 売れ筋ランキング: - 967,305位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 865位昆虫学
- カスタマーレビュー:
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2013年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本も古い割に結構きれいで内容は本当に探してもなかった欲しい内容だったと
この本をあげた息子が言っていました。
この本をあげた息子が言っていました。
2005年8月15日に日本でレビュー済み
表紙からいきなり衝撃的です。スズメバチの本なのに表紙は猛禽らしき鳥が雛にえさを与える写真。しかし親鳥が咥えているのは蜂の巣です。え?スズメバチの巣?
この本は、日本最強の肉食昆虫であるスズメバチの研究者がその生態や社会構造、巣や天敵、寄生虫といった幅広い話題を一般向けに開設したものです。
全体の1/3程度はカラーページになっており、見開き2ページを単位として、巣や社会、生殖、狩、子育てなどを写真に添えてわかりやすい文章で説明します。後半はもう少し詳しい内容を文章で説明します。
「危険な昆虫」としか思われていないスズメバチですが、この本で紹介されるその姿は、美しいとしか言いようがありません。巣の建設、管理、狩、給餌、生殖などの多くの点が無駄なく合理的に磨き上げられており、構造美という言葉すら思い浮かびます。
著者は研究者ですが、門外漢にもわかりやすい噛み砕くような文章に交換がもてます。
この本は、日本最強の肉食昆虫であるスズメバチの研究者がその生態や社会構造、巣や天敵、寄生虫といった幅広い話題を一般向けに開設したものです。
全体の1/3程度はカラーページになっており、見開き2ページを単位として、巣や社会、生殖、狩、子育てなどを写真に添えてわかりやすい文章で説明します。後半はもう少し詳しい内容を文章で説明します。
「危険な昆虫」としか思われていないスズメバチですが、この本で紹介されるその姿は、美しいとしか言いようがありません。巣の建設、管理、狩、給餌、生殖などの多くの点が無駄なく合理的に磨き上げられており、構造美という言葉すら思い浮かびます。
著者は研究者ですが、門外漢にもわかりやすい噛み砕くような文章に交換がもてます。