セブンイレブンの勢いがとまらない。
平均日販はセブンイレブンが67万円に対して
ローソン54万円、ファミリーマート52万円しかない。
その差は歴然である。
当然、セブンイレブンが仕掛ける新たな取組には、業界のみならず
注目が集まり、日々報道されている。
そのせいか、セブンイレブンは売上好調な超優良企業
というイメージばかりがつきまとう。
しかし、好調な企業も調べてみれば内実は真っ黒な
ブラック企業だったということは良くある話だ。
例えば日本の大企業の代表格である自動車産業。
トヨタやホンダといえば、まさに世界でも一流メーカーの
代名詞である。しかし、その好調な企業業績は、
実は、非正規労働者の使い捨て、低賃金過重労働の
犠牲の上に成り立っていたりする。それが一気に
明るみになった「秋葉原連続殺傷事件」は記憶に新しい。
既に過労死訴訟を引き起こしている居酒屋のワタミや
牛丼のすきや、アリさんマークの引越社もブラック企業で
有名だ。しかし、自社で採用した社員を自社で使い潰すような
会社は単に低知能、低能力なブラック企業であり、
それらはいずれ自滅の道を歩むだけだ。
タチが悪いのがセブンイレブンのような企業である。
誰が見ても清廉潔白。好業績。敏腕会長の経営力。
競争力ある商品力、飽くなきユーザーの利便性の追求。
しかし、その舞台裏には、超高品質×超低価格で
PB開発を要求されるメーカー、大量発注させるのに
大量廃棄を強制される加盟店など。
聞くに堪えないステークホルダー達の犠牲に成り立っているのが
実状だからだ。業界を牛耳る圧倒的な流通支配力。
それを元に圧力をかけて、さらに太っていく。
ここに書かれていることが事実ならば
こんなに悪質な企業は無いだろう。
そして、その実態は、メディアコントロールされた
マスコミが知らせるはずもない。
同時に読んだ他の本を見ても不甲斐ないの一言だ。
売る力 心をつかむ仕事術 (文春新書 939)
会長本人が書いた書籍。自分は佐藤可士和や秋元康などの
アイデアマンの1人であるといわんばかりの自画自賛。
読んでいる方が恥ずかしくなってくる。
天才と狂人は紙一重というが、我を押し通すことには
実に天才的である。その下にフランチャイジーが
バタバタと倒れていても一向に気にすることのない狂人である。
セブン-イレブンだけがなぜ勝ち続けるのか (日経ビジネス人文庫)
日経の提灯記事本である。セブンイレブンについて
都合の良いことを全力で集めるとこんなに分厚い本になるのだ。
店舗の電気代の80%は本部負担。鈴木会長は情報収集には
投資を怠らないなどどうでも良いセブンイレブン礼賛の言葉が並ぶ。
セブンイレブンのおでんは、本部だけが儲かり、
加盟店ではほとんど赤字らしい。
どう計算しても、黒字にならない旨を
この書は明確に計算して示している。
赤字ならばやらせなければいいではないか?
そんな考えなど毛頭無く、強引にやらせることだけを
考える。それがセブンイレブンの特質である。
今日は近所でおでんを買って帰ろう。
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セブン-イレブンの正体 単行本 – 2008/12/1
古川 琢也
(著),
「週刊金曜日」取材班
(著)
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- 本の長さ123ページ
- 言語日本語
- 出版社金曜日
- 発売日2008/12/1
- ISBN-104906605524
- ISBN-13978-4906605521
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登録情報
- 出版社 : 金曜日 (2008/12/1)
- 発売日 : 2008/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 123ページ
- ISBN-10 : 4906605524
- ISBN-13 : 978-4906605521
- Amazon 売れ筋ランキング: - 455,866位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2015年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こうした本にありがちだが物事の裏側を見せるのであれば、裏側だけでなく、表面もしっかりと見せてはどうかと思う。
なるほど確かにこうした問題点はあるだろう、しかしFCオーナーでも上手く行っている人はいないだろうか。
(もしかして個人FCオーナーは上手く行っている人は全くいないのだろうか?)
加えて、なぜこのような状態に至ったのか。
なぜ?が先にきて裏側の信ぴょう性も薄れてしまった
なるほど確かにこうした問題点はあるだろう、しかしFCオーナーでも上手く行っている人はいないだろうか。
(もしかして個人FCオーナーは上手く行っている人は全くいないのだろうか?)
加えて、なぜこのような状態に至ったのか。
なぜ?が先にきて裏側の信ぴょう性も薄れてしまった
2017年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジャケ買いをしました。けど、やっぱ僕はコンビニの中では圧倒的にセブンファン。いいことも悪いことも指摘がある本ですが、ブランドの本質を知る上で入れておきたい知識でした。
2021年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上手くいってる企業を見ると、
表の華やかさに目が行ってしまいがちです。
しかし、そのせいで裏側のブラックな部分には
目が行きにくくなってしまうもの。
いかにフラットに物事を見るのが大事かを
この本を通して学ぶことができました。
・不正会計
・オーナーや取引業者を監視する体制
など、表の華やかさとは真逆のブラックなことが
本書では多数書かれていました。
セブンイレブン側は否定しているわけですが、
実際のオーナーに取材をした内容なので、
信憑性は高いのかなと思います。
とは言え、その取材内容自体も
すべて鵜呑みにするのではなく、
自分の頭で考えるのが大事だなと思いました。
ちなみにどこまでが真実なのかはわかりませんが、
セブンイレブンが下請け業者に強気な態度を取るのは
おそらく真実だなと思いました。
・商品開発における無理難題の押し付け
・配送業者への無理なノルマ
下請け業者は立場が弱いので、
セブンイレブンに従わざるを得ません。
もし断ってしまえば契約を切られてしまうからです。
セブンイレブンからしたら
取引をしてくれる業者は探せばいくらでもいます。
だから、強気な態度で業者に当たれるわけです。
おそらく同じような上下関係はセブンイレブンに限らず
いろんな大手企業で起きてるんだろうなと思いました。
物事をフラットに見ることの重要性を
本書から学ばせていただきました。
表の華やかさに目が行ってしまいがちです。
しかし、そのせいで裏側のブラックな部分には
目が行きにくくなってしまうもの。
いかにフラットに物事を見るのが大事かを
この本を通して学ぶことができました。
・不正会計
・オーナーや取引業者を監視する体制
など、表の華やかさとは真逆のブラックなことが
本書では多数書かれていました。
セブンイレブン側は否定しているわけですが、
実際のオーナーに取材をした内容なので、
信憑性は高いのかなと思います。
とは言え、その取材内容自体も
すべて鵜呑みにするのではなく、
自分の頭で考えるのが大事だなと思いました。
ちなみにどこまでが真実なのかはわかりませんが、
セブンイレブンが下請け業者に強気な態度を取るのは
おそらく真実だなと思いました。
・商品開発における無理難題の押し付け
・配送業者への無理なノルマ
下請け業者は立場が弱いので、
セブンイレブンに従わざるを得ません。
もし断ってしまえば契約を切られてしまうからです。
セブンイレブンからしたら
取引をしてくれる業者は探せばいくらでもいます。
だから、強気な態度で業者に当たれるわけです。
おそらく同じような上下関係はセブンイレブンに限らず
いろんな大手企業で起きてるんだろうなと思いました。
物事をフラットに見ることの重要性を
本書から学ばせていただきました。
2017年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の題名、カバーの色が表す通り非常にブラックな会社である事がよくわかる本。小売日本一と言われているが恐ろしい会社である
2015年5月2日に日本でレビュー済み
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テレビでは報道されない 理由はハッキリしている 合法的に仲良く付き合う事
2008年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は出版物取次最大手のトーハンによって書店取次ぎを拒否された
いわくつきの書籍である。
本書が、トーハンの現副会長にして、セブン・イレブン・ジャパンの会長である
鈴木敏文氏が不利益をこうむる内容だからだ、というのが主な取次ぎ拒否の理由だそうだ。
後ろめたい事実を隠したい、という態度が余計にこの本の記述に
信憑性を持たせてしまっているのがなんとも皮肉な結果である。
小売業界最大手の巨大企業にして、一般的イメージでは優良企業とされている
セブン・イレブン。
本書ではそんなイメージとはかけ離れたセブン・イレブン内部の黒い実態を告発する。
●売れ残りの弁当などの廃棄分の損失を加盟店オーナーに押し付ける
通常の会計では考えられない「ロス・チャージ」会計、
●加盟店オーナーは独立事業主であるにもかかわらず取引先業者からの
請求書を本部がオーナーに見せないという異常な実態、
またそれによって明るみになりつつある「不当なピンハネ」問題。
本書では上の二点のように加盟店オーナーサイドの問題を主に扱っている。
しかし加盟店オーナーのみならず
本部に反発したオーナーの見張りを24時間体制でさせられるセブンイレブンの末端社員、
コロコロ変わる本部の指示に右往左往させられる取引業者、
無理な配送コースを指定され、四六時中GPSで監視される配送ドライバーなど
セブン・イレブンにひとたび関わってしまえば、本部の一定の役職以上の人以外は
全て不幸になってしまうという現状を、関係者の証言と事実に照らし合わせて本書は告発している。
24時間営業の問題にいたっては、環境問題(CO2過剰排出による地球温暖化)や
未成年の深夜徘徊の温床になりかねないという観点から、
我々一般人にも不利益をもたらしているといえる。
「お客様第一主義」の大義名分の下に上記の数々の非常識ともいえる経営を行ってきた
同社だが、ここへきて当の「お客様」である一般人にも不利益を与えていることになる。
本書で書かれているセブン・イレブンの実態があまりに黒すぎて、
著者サイドがいわゆる被害者たちの立場から一方的に
セブン・イレブンを悪役に仕立て上げているという風にも見えなくもない。
だからこそ、冒頭に述べたような取次ぎ拒否という手段に出たのだろうが、
意見を封殺しようとするのは逆効果だとは思うが。
読み物としては、「ロスチャージ会計」についてはその会計のからくりの巧妙さゆえ
伝わりにくいところもあるが、それ以外のところは平易な文章で読みやすい。
「ピンハネ疑惑」の章で、ひとつ、またひとつと証拠があがっていき、
疑惑の実態が浮かび上がっていく構成は図らずもわくわくさせられた。
最後の弁当工場潜入ルポは、筆者による体当たりルポで
セブン・イレブンの末端の末端である弁当工場で筆者が数日間アルバイトして
あまりの過酷さからボロボロになる様が綴られている。なかなか読みごたえがある。
=====
追記)08.12.17
トーハンは現在、取次ぎ拒否を撤回・謝罪しているとのこと。
いわくつきの書籍である。
本書が、トーハンの現副会長にして、セブン・イレブン・ジャパンの会長である
鈴木敏文氏が不利益をこうむる内容だからだ、というのが主な取次ぎ拒否の理由だそうだ。
後ろめたい事実を隠したい、という態度が余計にこの本の記述に
信憑性を持たせてしまっているのがなんとも皮肉な結果である。
小売業界最大手の巨大企業にして、一般的イメージでは優良企業とされている
セブン・イレブン。
本書ではそんなイメージとはかけ離れたセブン・イレブン内部の黒い実態を告発する。
●売れ残りの弁当などの廃棄分の損失を加盟店オーナーに押し付ける
通常の会計では考えられない「ロス・チャージ」会計、
●加盟店オーナーは独立事業主であるにもかかわらず取引先業者からの
請求書を本部がオーナーに見せないという異常な実態、
またそれによって明るみになりつつある「不当なピンハネ」問題。
本書では上の二点のように加盟店オーナーサイドの問題を主に扱っている。
しかし加盟店オーナーのみならず
本部に反発したオーナーの見張りを24時間体制でさせられるセブンイレブンの末端社員、
コロコロ変わる本部の指示に右往左往させられる取引業者、
無理な配送コースを指定され、四六時中GPSで監視される配送ドライバーなど
セブン・イレブンにひとたび関わってしまえば、本部の一定の役職以上の人以外は
全て不幸になってしまうという現状を、関係者の証言と事実に照らし合わせて本書は告発している。
24時間営業の問題にいたっては、環境問題(CO2過剰排出による地球温暖化)や
未成年の深夜徘徊の温床になりかねないという観点から、
我々一般人にも不利益をもたらしているといえる。
「お客様第一主義」の大義名分の下に上記の数々の非常識ともいえる経営を行ってきた
同社だが、ここへきて当の「お客様」である一般人にも不利益を与えていることになる。
本書で書かれているセブン・イレブンの実態があまりに黒すぎて、
著者サイドがいわゆる被害者たちの立場から一方的に
セブン・イレブンを悪役に仕立て上げているという風にも見えなくもない。
だからこそ、冒頭に述べたような取次ぎ拒否という手段に出たのだろうが、
意見を封殺しようとするのは逆効果だとは思うが。
読み物としては、「ロスチャージ会計」についてはその会計のからくりの巧妙さゆえ
伝わりにくいところもあるが、それ以外のところは平易な文章で読みやすい。
「ピンハネ疑惑」の章で、ひとつ、またひとつと証拠があがっていき、
疑惑の実態が浮かび上がっていく構成は図らずもわくわくさせられた。
最後の弁当工場潜入ルポは、筆者による体当たりルポで
セブン・イレブンの末端の末端である弁当工場で筆者が数日間アルバイトして
あまりの過酷さからボロボロになる様が綴られている。なかなか読みごたえがある。
=====
追記)08.12.17
トーハンは現在、取次ぎ拒否を撤回・謝罪しているとのこと。
2016年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
でも、コンビニでいちばん品揃えが良くて好きなのはセブンなんだよなぁ・・・複雑。