新品:
¥2,530 税込
ポイント: 152pt  (6%)
無料配送5月13日 月曜日にお届け
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥2,530 税込
ポイント: 152pt  (6%)  詳細はこちら
無料配送5月13日 月曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 明日 5月12日にお届け(8 時間 45 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
残り2点(入荷予定あり) 在庫状況について
¥2,530 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥2,530
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
販売元
販売元
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
¥950 税込
2017年刊・帯付き・カバー・表紙経年のクスミ・小口小ヤケ・本体使用感なく線引き書き込みございません。コンデション説明との相違がないよう検品しておりますが、通読上問題のない範囲の見落としはご了承ください。店舗併売品につき売り切れの際はご容赦ください 2017年刊・帯付き・カバー・表紙経年のクスミ・小口小ヤケ・本体使用感なく線引き書き込みございません。コンデション説明との相違がないよう検品しておりますが、通読上問題のない範囲の見落としはご了承ください。店舗併売品につき売り切れの際はご容赦ください 一部を表示
配送料 ¥257 5月15日-16日にお届け
詳細を見る
残り1点 ご注文はお早めに 在庫状況について
¥2,530 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥2,530
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
この商品は、あべQ書店 が販売、発送します。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

無冠、されど至強 東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代 単行本 – 2017/8/23

4.5 5つ星のうち4.5 13個の評価

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,530","priceAmount":2530.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,530","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"UBssHpZZoWIpr%2FXTvV9fArJSJ6okSWlpZcN9hITg%2F8aR2%2F0WbE5eRy4mc7qYTdk5JdIPq3eZDL%2BB%2BB50xUsWuWbFbZGFQlUb%2Fvfb9AQvUYoHgIY50lcOxk8OfdsVmrNQkx656xLNexs%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥950","priceAmount":950.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"950","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"UBssHpZZoWIpr%2FXTvV9fArJSJ6okSWlpvlzeRhPGA9ufvFQ%2F%2Bnf409aCvhf5hu540sPxlcHf%2B9LNqAZ%2FhTSpnlzkV04BcSILmOp%2BGPxSEC8bfaWYrF%2BLdNm3ss1%2B%2F50wPEukGYDYaRX2P2y4c9bYYjam%2BpU294dfmAE%2B7Qav173YVN8t0fIyeOFb1EeAUU3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}

購入オプションとあわせ買い

1970年代から80年代にかけて、あらゆるサッカー強豪校が東京朝高との対戦を望んだ。 日本の高校が東京・十条に足繁く通う姿は、いつしか「朝高詣で」と呼ばれるまでになった。 では、カナリア軍団=帝京を率いたのが古沼貞雄ならば、高校年代の「影のナンバーワン」と呼ばれた東京朝高サッカー部を育て上げたのは誰なのかーー 公式戦に出られず、長年不可視におかれてきた東京朝高サッカー部を、ジャーナリストの木村元彦が、いま可視化する。
続きを読む もっと少なく読む

商品の説明

メディア掲載レビューほか

東京朝鮮高校サッカー部が「幻の日本一」と呼ばれた理由

「ピッチの中では国籍も民族も問われない。うまいやつが王様なんだよ」と語っていたのは、Jリーグ・名古屋グランパスの元スカウトだった金益祚(キムイッチョ)だ。本田圭佑を高校時代から常に見守り続けた在日コリアン二世は、日本はもちろん、韓国・北朝鮮、ブラジルやヨーロッパにも幅広いネットワークを持つサッカー人だった。

その金益祚が“恩師"と慕っていたのが本書の主人公・金明植(キムミョンシク)だ。一九三八年・東京生まれ。べらんめえ調で「サッカーに政治や思想を持ち込んだりしちゃいけねぇよ」と啖呵を切る粋で元気な老人である。

その半生も波乱万丈。東京・枝川の朝鮮人集落で生まれ育ち、北朝鮮の政治思想や朝鮮総連の組織論理に翻弄されながらも、かつて「幻の日本一」と呼ばれた在日朝鮮蹴球団や東京朝鮮高校サッカー部に黄金時代をもたらした。小柄だがブレザー姿に黒いサングラスでサッカー指導するカリスマ性が強烈で、当時の朝高生たちから恐れられる存在だった(筆者もその一人だ)。

尤も、昭和の時代に青春期を過ごした者たちが朝鮮高校と聞いて連想するのは、「喧嘩とサッカー」だろう。本書では、各種学校扱いゆえ長らく公式戦に出場できずとも(九四年解禁)、朝鮮高校サッカー部が強かった理由が、詳細に綴られている。金明植が北朝鮮サッカー界を経由して当時としては珍しい東欧サッカーのエッセンスを習得・実践していく過程はその情景が浮かんでくるほどだが、個人的に興味深かったのは対峙する側だった日本の高校サッカー界の名将たちのインタビュー集だ。

「帝京が強かった理由? 朝高に金明植さんがいたっていうこともある」(古沼貞雄)、「サッカーだけではなく言葉まで真似た」(本田裕一郎)といった証言は、国籍や組織に縛られず親交を深めた人間同士の交流の素晴らしさに改めて気づかせてくれる。本書は日本サッカー裏面史という領域にとどまらず、いよいよ多文化共生時代を迎えた日本社会への貴重なメッセージが込められているような気がしてならない。

惜しむらくは東京朝鮮高校サッカー部監督として、前出の日本人指導者たちとの交流をも恩師から受け継いだ金益祚が登場しなかったことだ。ただ、彼はガンを患い、享年五十八で他界しているだけにそれも仕方ない。「幻の日本一なんて虚しい自己満足に過ぎない」と毒づくも「それでも日本サッカーの一部として記憶されて光栄」と嬉しそうだった“伝説のスカウト"は、本書にどんな感想を抱いただろうか。そんな読後感が過(よぎ)る一冊だった。

評者:慎 武宏

(週刊文春 2017.10.12号掲載)

著者について

1962年愛知県生まれ。中央大学卒。ノンフィクションライター。東欧やアジアの民族問題を中心に取材、執筆活動を続ける。おもな著書に『オシムの言葉』(集英社文庫)、『蹴る群れ』(集英社文庫)、『徳は孤ならず』(集英社)、共著に『さらば、ヘイト本! 』(ころから)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ころから株式会社 (2017/8/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/8/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4907239254
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4907239251
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 13個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
木村 元彦
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
13グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2018年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本サッカーの裏歴史的な内容を求めて読み始めたのですが、そこにとどまらない、日本人として知っておかなければいけないことが書かれた本でした。

W杯後のエジルの代表引退騒動や、日本における性多様性への不理解問題などを踏まえてこの本を読むと、

差別や多様性の拒絶という行為がいかにナンセンスなことか、より深く理解できる気がします。

エピローグの「ぼくらはもう一緒に生きている」というタイトルが胸に沁みます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月13日に日本でレビュー済み
コラムニスト小田嶋隆さんの書評を見て購入。
1980年代、地方の公立高校サッカー部ですら、全国選手権の季節になるごとに「ほんとうに一番強いのは朝高」とウワサされていた。しかし、それは都市伝説の一種かと思っていたが…。

この本は、『オシムの言葉』をはじめ『悪者見参』など、サッカーを切り口にその社会や背景にあるものを描くジャーナリストによって書かれた「日本の物語り」だ。
1950年代に一度だけ東京朝高が公式戦に出場したことも、そもそもほんの数年間だけ都立高校であったことも初めて聞くことばかりだ。しかし社会状況の変化によって、当時の文部省は朝高を「日本の学校」とは区別し、自動的にあらゆる部活動が公式戦から排除されてしまった。
都立校でなくなった東京朝高の扱いをどうするか高体連で話されたときの「日本の学校」である青学高キャプテンの言葉はいまでも、いやいまこそ胸を打つ。

サッカーにまったく興味のない人に、この本がどう読まれるのか、そこは分からない。
が、本書の「エピローグ」にこそ、この本の真価があるように思う。
東京朝高の選手たちは「移民」の子であった、「難民」そのものであった。
高校サッカーファンはもちろん、この社会のありようを考える人には強く勧めたい。
「ザ・木村元彦」といえる一冊です。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月21日に日本でレビュー済み
エピローグに書かれているように、河崎 三行の  チュックダン! や自身が書いた 蹴る群れ (ついでにいうと 橋を架ける者たち )と重複しているところが多く、一度はこのテーマでの執筆を辞退したそうだ。

それでも、このセンシティブで多面的な要素をもつテーマは誰でも書けるものではないのであろう。被差別のコミュニティから名フットボーラーが生まれるのは、ジダンやマラドーナにも通じるものがあるという指摘には、なるほどと思うし、至強ながら公式戦に出れない状況が続いたことについては、少なくとも日本サッカーの発展の観点からは残念な気がする。

そして、名だたる名監督と朝高監督との交流は、やっぱり、この情勢下においても、サッカーを通じた国際交流の可能性を感じさせるのである。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月27日に日本でレビュー済み
緻密な取材で集められた貴重な資料やインタビューで構成された重厚なドキュメンタリー。当時から現代まで、日朝関係に振り回された朝鮮高校サッカー部の歴史が描かれている。また日本サッカー界に多大な影響を与えた名将らの言葉も素晴らしい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月15日に日本でレビュー済み
当時は遊ぶ金欲しさではなく生活のためだったようだが、時代が下るとソンベのパチンコ代の上納金を得るためにやりまくっていたのは大阪の話か。喧嘩ではなく、一方的にツッパリをしばいていたらしいが、東京はどうだったんだろう。

朝高サッカーの強さが戦術ではないとの岡野俊一郎の指摘も素直に認めており、ただ単に褒めたたえるようなことばかり書いているわけではない。「あたり」の強さだけではない、モチベーションの違いが日本の学校の選手とは違ったのだろうということはわかる気がする。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月26日に日本でレビュー済み
当時はサッカーが弱かった時代だし野球じゃ勝てないからサッカーに逃げたんだろう。