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女の子は本当にピンクが好きなのか (ele-king books) 単行本(ソフトカバー) – 2016/2/26
堀越英美
(著)
女の子は本当に〈ピンク〉が好きなのか/b>
国を越えてこれほど多くの女児がピンク色を好むのは、いったいどういうわけなのでしょう。 二女の母としての素朴な疑問からはじまる、〈ピンク〉の歴史と現代女児カルチャーの考察。 玩具からアニメまで、ドメスティックな現象から海外シーンまで。 女の子が、そして男の子が、のびのびと自分を認められる社会のために──。
“ギーク母さん"こと『萌える日本文学』(幻冬舎)や『ギークマム―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア』(共訳、オライリージャパン)などの著者、堀越英美がウォッチする現代女児カルチャー事情。
欧米ではこうしたピンク攻勢に警鐘を鳴らす声も大きく活発な議論がかわされています。 本書では「ピンク・グローバリゼーション」現象を取り巻く議論をふまえ、近年社会現象となったアニメ作品や、欧米を中心に模索されているさまざまな玩具に顕著な女児たちの価値観の変遷を分析、そしてピンク色まみれの女児たちが自立した大人となる道を模索します。
もっともピンク色に溢れているように見える女児向けコンテンツの世界から、いまその窮屈さをはねのけるいきいきとしたアイディアが芽吹きはじめているようです。
Topic
イントロダクション
第一章 ピンクと女子の歴史
第ニ章 ピンクへの反抗
第三章 リケジョ化するファッションドール
第四章 ピンクカラーの罠 日本女性の社会進出が遅れる理由
第五章 イケピンクとダサピンク、あるいは「ウチ」と「私」
第六章 ピンク・フォー・ボーイズ
国を越えてこれほど多くの女児がピンク色を好むのは、いったいどういうわけなのでしょう。 二女の母としての素朴な疑問からはじまる、〈ピンク〉の歴史と現代女児カルチャーの考察。 玩具からアニメまで、ドメスティックな現象から海外シーンまで。 女の子が、そして男の子が、のびのびと自分を認められる社会のために──。
“ギーク母さん"こと『萌える日本文学』(幻冬舎)や『ギークマム―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア』(共訳、オライリージャパン)などの著者、堀越英美がウォッチする現代女児カルチャー事情。
欧米ではこうしたピンク攻勢に警鐘を鳴らす声も大きく活発な議論がかわされています。 本書では「ピンク・グローバリゼーション」現象を取り巻く議論をふまえ、近年社会現象となったアニメ作品や、欧米を中心に模索されているさまざまな玩具に顕著な女児たちの価値観の変遷を分析、そしてピンク色まみれの女児たちが自立した大人となる道を模索します。
もっともピンク色に溢れているように見える女児向けコンテンツの世界から、いまその窮屈さをはねのけるいきいきとしたアイディアが芽吹きはじめているようです。
Topic
イントロダクション
第一章 ピンクと女子の歴史
第ニ章 ピンクへの反抗
第三章 リケジョ化するファッションドール
第四章 ピンクカラーの罠 日本女性の社会進出が遅れる理由
第五章 イケピンクとダサピンク、あるいは「ウチ」と「私」
第六章 ピンク・フォー・ボーイズ
- 本の長さ247ページ
- 言語日本語
- 出版社Pヴァイン
- 発売日2016/2/26
- 寸法12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104907276478
- ISBN-13978-4907276478
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商品の説明
著者について
1973年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。著書に『萌える日本文学』(幻冬舎、2008)、訳書に『ギークマム ―21 世紀のママと 家族のための実験、工作、冒険アイデア』(共訳、オライリージャパン、2013)など。
登録情報
- 出版社 : Pヴァイン (2016/2/26)
- 発売日 : 2016/2/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 247ページ
- ISBN-10 : 4907276478
- ISBN-13 : 978-4907276478
- 寸法 : 12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 257,151位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目次を見ただけで胸を躍らせるほどの期待を持ちましたが、実際に期待を裏切らない、それ以上でした。ピンクの色だけで1冊の本にしてしまう程の腕前で論点、着眼点、分析力も良く高度な展開をしており唸りました。ピンクはジェンダーロールを押しつける役割をしているし、多重の意味があり女性にとっては抑圧の象徴でもあり時代によっても捉え方が違います。玩具、ドールやその色合いだけで社会的、政治的な意味合いや生育やジェンダーなどに影響を持ってしまう性が凄まじい。ピンク一つでそこまで考え抜かれているかが分かり大変奥深いです。
2021年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピンクを、国内外の歴史や、性別世代別のイメージ、おもちゃやポップカルチャーなど、様々な角度から捉えた本。
参考文献を脚注や一覧でしっかり付けていたら、もっと学術的価値の高まる本になったのではと思う。個人的には大変興味深い内容であったので、勿体ないと感じた。
参考文献を脚注や一覧でしっかり付けていたら、もっと学術的価値の高まる本になったのではと思う。個人的には大変興味深い内容であったので、勿体ないと感じた。
2018年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカでは、かなり前から、女の子用品といえば、おもちゃから洋服まで、ラベンダーとピンクでしたよね。
あれ、気持ち悪いな、と私は思っていたのですが、気がついたら、今や日本でも、子供用品から大人向けのスポーツグッズまで、女性用のものには、ピンクやラベンダーがあしらわれるようになりました。
これ、どういうマーケティング?アメリカ式の洗脳なのか?
本当は、ピンクとラベンダーって、日本人の肌色や髪色には、必ずしも似合わない色なんですけどね。
でも、何を隠そう、私も幼稚園にあがる前の幼児の頃は、薄いピンクを美しいと思っていたのです(笑)。
今の私は、オレンジが好きで、ピンクは嫌いなのですが、欲しい商品は色がピンクばかりで、選びようがなかったりします。
ピンク、本当に悩ましい。
あれ、気持ち悪いな、と私は思っていたのですが、気がついたら、今や日本でも、子供用品から大人向けのスポーツグッズまで、女性用のものには、ピンクやラベンダーがあしらわれるようになりました。
これ、どういうマーケティング?アメリカ式の洗脳なのか?
本当は、ピンクとラベンダーって、日本人の肌色や髪色には、必ずしも似合わない色なんですけどね。
でも、何を隠そう、私も幼稚園にあがる前の幼児の頃は、薄いピンクを美しいと思っていたのです(笑)。
今の私は、オレンジが好きで、ピンクは嫌いなのですが、欲しい商品は色がピンクばかりで、選びようがなかったりします。
ピンク、本当に悩ましい。
2018年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピンクと女子のカルチャーの結びつきを考察している本書。タイトルに対する答えは出ないまま終わる。それでも肩透かしを食らった感覚には陥らない。事例をいくつも織り交ぜ、考察の説得力を補強しているからだ。
男子にとってのピンクもきっちり考察されている。「俺」と言いたがる女の子やドレスを着たがる男の子を持つパパとママ。あるいは学校の先生。子供に接する機会が少しでもある人は迷わず読むべき一冊だ。ぜひ、噛み砕いて子供たちにも読み聞かせてあげてほしい。
「ピンクが嫌いな女の子でも、女の子だってことは変わらない。ピンクが好きな男の子も、ちゃんと男の子なんだよ」と。
男子にとってのピンクもきっちり考察されている。「俺」と言いたがる女の子やドレスを着たがる男の子を持つパパとママ。あるいは学校の先生。子供に接する機会が少しでもある人は迷わず読むべき一冊だ。ぜひ、噛み砕いて子供たちにも読み聞かせてあげてほしい。
「ピンクが嫌いな女の子でも、女の子だってことは変わらない。ピンクが好きな男の子も、ちゃんと男の子なんだよ」と。
2017年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさに女の子向けにピンクのデザインをしている者です。
タイトルに対する答えを求めて購入しましたが、はっきりとした結論は出ていません。共に考えていくことが求められています。
今後も仕事でピンクを使うたびに考えさせられるでしょうが、以前より自覚的にピンクを使えるようになった気がしています。
ピンクのデザインをしている/させている全ての人が読むべき本だと思います。
タイトルに対する答えを求めて購入しましたが、はっきりとした結論は出ていません。共に考えていくことが求められています。
今後も仕事でピンクを使うたびに考えさせられるでしょうが、以前より自覚的にピンクを使えるようになった気がしています。
ピンクのデザインをしている/させている全ての人が読むべき本だと思います。
2020年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はいわゆる専門書ではありません。
筆者は女性学、ジェンダー論、フェミニズムの専門家でもありません。
ですから、大々的な理論構築をこの短い文庫に求めるのは無理というものです。
でも、だからこそ、彼女の違和感は難しい理論抜きにして、一般人の私でも肌感覚で共有できる内容なのではないかと思います。
豊富な事例紹介に基づいて深く掘り下げています。
豊富な海外の事例の紹介は、私にとっては目からうろこともいうべきで、我が娘、とりわけSTEMに興味を持つ長女が小さいころに与えたかった玩具がたくさんありました。
ただ、プリキュアの解釈については、ちょっと異議があります。
プリキュアは作者がいて、自らの価値観や世界観を投影したアニメというよりも、徹底したマーケティング手法により製作者側が作り上げた「母親世代が求めるヒロイン」なので、プリキュアの描く世界観を評論してもあまり意味がないのではないかと思いました。
私自身は、2人の娘を持つ父親でピンクの物が大好きでスマホもピンクなので、第6章の「ピンク・フォー・ボーイズ」には大いに勇気づけられるところがありました。
筆者は女性学、ジェンダー論、フェミニズムの専門家でもありません。
ですから、大々的な理論構築をこの短い文庫に求めるのは無理というものです。
でも、だからこそ、彼女の違和感は難しい理論抜きにして、一般人の私でも肌感覚で共有できる内容なのではないかと思います。
豊富な事例紹介に基づいて深く掘り下げています。
豊富な海外の事例の紹介は、私にとっては目からうろこともいうべきで、我が娘、とりわけSTEMに興味を持つ長女が小さいころに与えたかった玩具がたくさんありました。
ただ、プリキュアの解釈については、ちょっと異議があります。
プリキュアは作者がいて、自らの価値観や世界観を投影したアニメというよりも、徹底したマーケティング手法により製作者側が作り上げた「母親世代が求めるヒロイン」なので、プリキュアの描く世界観を評論してもあまり意味がないのではないかと思いました。
私自身は、2人の娘を持つ父親でピンクの物が大好きでスマホもピンクなので、第6章の「ピンク・フォー・ボーイズ」には大いに勇気づけられるところがありました。
2017年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世の中に溢れるダサピンクやダサピンク的な物事に向き合い、過去及び現代の豊富な事例を紐解いた良著。
定価はそれなりですが、女児向け玩具というカットからこの問題を取り上げたのは、日本ではこの方だけではないでしょうか。
これほど才能のある著者が派遣社員というのが、本当に勿体ない。(著者自身の事情や、望んでのことかもしれませんが。)
今後の作品も楽しみにしています。
定価はそれなりですが、女児向け玩具というカットからこの問題を取り上げたのは、日本ではこの方だけではないでしょうか。
これほど才能のある著者が派遣社員というのが、本当に勿体ない。(著者自身の事情や、望んでのことかもしれませんが。)
今後の作品も楽しみにしています。
2019年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者の主観的な意見が多い。それを裏付ける客観的データがあれば問題ないが、それも乏しい。
根拠のない持論が滔々と述べられているだけで、学術的な価値はほとんどなく、読了後は時間とお金を無駄にした虚しさばかりが募った。
もっとも、学者でもない筆者の著作に学術的な価値を求めるのが間違だったのかもしれない。
根拠のない持論が滔々と述べられているだけで、学術的な価値はほとんどなく、読了後は時間とお金を無駄にした虚しさばかりが募った。
もっとも、学者でもない筆者の著作に学術的な価値を求めるのが間違だったのかもしれない。