離婚、という重いテーマと、生き方、という誰もが持っている選択肢を、真摯に伝えようとしている物語だと感じました。
我儘、責任、お金、事実と真実、うっすらとした諦め、悲しいことなのに、楽しさや気楽さもあって、海辺のBBQに一緒に参加してたら、私ならどう話をするだろうと、物語の世界に自分も入って、そして振り返り考えさせられるところもある作品。
何より、あったかさと楽しさとそれを包む海辺の景色に癒やされる。
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風とにわか雨と花 単行本(ソフトカバー) – 2017/5/27
小路 幸也
(著)
僕が九歳、風花(ふうか)ちゃんが十二歳になった四月にお父さんとお母さんは、リコンした。どうしてかって訊いたら「今は説明してもわからないと思うので、言わない」ってお母さんは言った――
専業作家を目指す父、仕事に復帰した母、小学生の姉と弟。
父が暮らす海辺の町を舞台にした、心温まる家族物語。
親子四人の心情の変化を、それぞれの視点から鮮やかに描く!
専業作家を目指す父、仕事に復帰した母、小学生の姉と弟。
父が暮らす海辺の町を舞台にした、心温まる家族物語。
親子四人の心情の変化を、それぞれの視点から鮮やかに描く!
- 本の長さ209ページ
- 言語日本語
- 出版社キノブックス
- 発売日2017/5/27
- ISBN-104908059713
- ISBN-13978-4908059711
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商品の説明
著者について
1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務を経て、執筆活動に入る。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』でメフィスト賞を受賞。『東京バンドワゴン』シリーズ、『花咲小路シリーズ』、『娘の結婚』、『小説家の姉と』など著書多数。
登録情報
- 出版社 : キノブックス (2017/5/27)
- 発売日 : 2017/5/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 209ページ
- ISBN-10 : 4908059713
- ISBN-13 : 978-4908059711
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,009,941位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23,028位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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2017年7月13日に日本でレビュー済み
何となく勘違いしそうだが、「大人びた子供を大人扱いする大人」って余り良くない気がする
全員大層物分りよく、理解と寛容に満ちたポジティブ思考すぎて、少し食傷
自分の子供時代を想定すると「期間限定のおもてなし」でなら相手出来るけど、「生活」するには邪魔なんだ、と理解してしまいそうだ。
で、家に帰ると「自分たちが居なくてせいせいしたトコで『あー、帰って来ちゃったよ』と思われてないか不安になりそうだ
普通に読めば「いいお話」で良いと思います
全員大層物分りよく、理解と寛容に満ちたポジティブ思考すぎて、少し食傷
自分の子供時代を想定すると「期間限定のおもてなし」でなら相手出来るけど、「生活」するには邪魔なんだ、と理解してしまいそうだ。
で、家に帰ると「自分たちが居なくてせいせいしたトコで『あー、帰って来ちゃったよ』と思われてないか不安になりそうだ
普通に読めば「いいお話」で良いと思います
2022年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小路幸也さんの小説は好きで、ほとんど読んでいます。
この作品は、ちょっと変わった印象の小説でした。
本当の自然な自分、自分にとっての幸せ、について、ぼんやりと考えさせられる作品でした。
この作品は、ちょっと変わった印象の小説でした。
本当の自然な自分、自分にとっての幸せ、について、ぼんやりと考えさせられる作品でした。
2017年9月25日に日本でレビュー済み
何が言いたいのか?よくわからない。
もしかして著者は本書の主人公のように二人の子供がいたけれど、小説を書きたいからけじめだ!ということで離婚したのだろうか?
元夫・持つ妻は別々に暮らしていて、子供は元妻と一緒にいる。
夏休みに入り、二人の子供が父親の住んでいる浜辺の家にやってくる。
少しだけ人生とやらを少し学んでみる。
創作にしても物足りないし、自分をモデルにして書いたものならば最悪である。
こんな家族があっても良いのではないか?という提言でもしようというのだろうか?
こんなくだらない話に付き合った時間がまるっきり無駄であった。
著者には、こういう見切り発進的な作品があるのでがっかりすることもある。
本書もその一つである。
家族の状況はそれぞれ違う。説教がましい話をするにはまだまだ若造。
それとも自分の生き方を肯定して認めてほしいと願っているのであろうか?
ナンセンスである。
もしかして著者は本書の主人公のように二人の子供がいたけれど、小説を書きたいからけじめだ!ということで離婚したのだろうか?
元夫・持つ妻は別々に暮らしていて、子供は元妻と一緒にいる。
夏休みに入り、二人の子供が父親の住んでいる浜辺の家にやってくる。
少しだけ人生とやらを少し学んでみる。
創作にしても物足りないし、自分をモデルにして書いたものならば最悪である。
こんな家族があっても良いのではないか?という提言でもしようというのだろうか?
こんなくだらない話に付き合った時間がまるっきり無駄であった。
著者には、こういう見切り発進的な作品があるのでがっかりすることもある。
本書もその一つである。
家族の状況はそれぞれ違う。説教がましい話をするにはまだまだ若造。
それとも自分の生き方を肯定して認めてほしいと願っているのであろうか?
ナンセンスである。