煙草の良い所も悪い所も
健康という杓子定規ではなくて・・・人生というスタンスで
つきあってるところが人間ぽい。
安全性を鵜呑みにしてワクチン撃つよりは、ずっと奥深い。
以前、NHKの中国語講座で、老人に長生きの秘訣を
聞くというのがあって・・・・
それは煙草だった。それは本人にとっては、間違いのない真実。
そんなことを考えつつ読んでいると・・・
この世から煙草が消えてしまうと・・・
松田優作の探偵物語も成立しないし・・・
どんどん つまんない 世の中になるなと、想う方には
ぴったりの 息抜きの書。
ただまぁ、古いエッセイからの出典・・・選り抜きという感があるので
定価としてのお得感は無い。
宮崎駿とか細野晴臣の新しいエッセイなんかも、はいってりゃいいのにな。
そーゆーのが無いので、ほとんど死んだ人の回想録
とはいえ・・・
煙草を蒸かしながら、ちょい読みするのに、ぴったりの書!?
煙草を吸って、人生を楽しみ、長生きする人もいるわけなのでね♥

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
もうすぐ絶滅するという煙草について 単行本(ソフトカバー) – 2018/2/1
芥川龍之介
(著),
開高健
(著),
中島らも
(著),
内田樹
(著),
松浦寿輝
(著),
古井由吉
(著),
夏目漱石
(著),
久世光彦
(著),
浅田次郎
(著),
荒川洋治
(著),
原田宗典
(著),
米原万里
(著),
吉田健一
(著),
佐藤春夫
(著),
丸山薫
(著),
杉本秀太郎
(著),
澁澤龍彥
(著),
安西水丸
(著),
あさのあつこ
(著),
安岡章太郎
(著),
堀口大學
(著),
谷川俊太郎
(著),
なぎら健壱
(著),
山田風太郎
(著),
常盤新平
(著),
別役実
(著),
池田晶子
(著),
筒井康隆
(著),
金井美恵子
(著),
池田清彦
(著),
泉昌之
(著),
倉本聰
(著),
安部公房
(著),
島田雅彦
(著),
東海林さだお
(著),
小田島雄志
(著),
中井久夫
(著),
斎藤茂吉
(著),
赤瀬川原平
(著),
いしいしんじ
(著),
内田百閒
(著),
いしいひさいち
(著)
&
39
その他
「僕は体の健康よりも魂の健康や」
「美味かった。大麻なんかの比ではない」
「私は幼稚園に上がる前から煙草を吸つてゐる」
「私はね、マダム、しょうがないから旅行用のジェット機を買いましたよ」
ベストセラー作家でも、愛煙家は肩身が狭い……
もはや絶滅寸前のたばこ飲みたちが、たばこへの愛、喫煙者差別への怒り、禁煙の試みなどを綴ったユーモアとペーソス溢れる作品群。
年々強まる嫌煙社会へ一石を投じる?
芥川龍之介から筒井康隆、内田樹、いしいひさいちまで。
作家と煙草、異色のアンソロジー。
【収録作品】
芥川龍之介「紙巻の煙の垂るる夜長かな」
開高健「人生は煙とともに」
中島らも「喫煙者の受難」
内田樹「喫煙の起源について。」
松浦寿輝「煙草」
古井由吉「さて、煙草はどこだ」
夏目漱石「文士と酒、煙草」
久世光彦「煙草の人たち」
浅田次郎「作家と煙草」
荒川洋治「ぼくのたばこ」
原田宗典「何故煙草を吸うのか?」
米原万里「喫煙者にとっても非喫煙者にとってもうれしいタバコ」
吉田健一「乞食時代」
佐藤春夫「たばことライター」
丸山薫「煙草あれこれ」
杉本秀太郎「パイプ」
澁澤龍彥「パイプ礼讚」
安西水丸「パイプの話」
あさのあつこ「憧れのパイプ、憧れの煙管」
安岡章太郎「葉タバコの記憶」
堀口大學「煙草ぎらひ」
谷川俊太郎「煙草の害について」
なぎら健壱「嫌煙」
山田風太郎「けむたい話」
常盤新平「たばこ」
別役実「喫煙」
池田晶子「たばこ規制に考える」
筒井康隆「喫煙者差別に一言申す」
金井美恵子「タバコ・ロード、マイ・ウェイ」
池田清彦「たばこ一箱を一〇〇万円にしてみたら?」
泉昌之「新さん 第四話 定食屋」
倉本聰「禁煙ファシズム」
安部公房「タバコをやめる方法」
島田雅彦「禁煙の快楽」
東海林さだお「非喫煙ビギナーの弁」
小田島雄志「禁煙免許皆伝」
中井久夫「煙草との別れ、酒との別れ(抄)」
斎藤茂吉「禁烟」
赤瀬川原平「タバコと未練」
いしいしんじ「元煙草部」
内田百閒「煙歴七十年」
いしいひさいち「ののちゃん7218」
※掲載順
「美味かった。大麻なんかの比ではない」
「私は幼稚園に上がる前から煙草を吸つてゐる」
「私はね、マダム、しょうがないから旅行用のジェット機を買いましたよ」
ベストセラー作家でも、愛煙家は肩身が狭い……
もはや絶滅寸前のたばこ飲みたちが、たばこへの愛、喫煙者差別への怒り、禁煙の試みなどを綴ったユーモアとペーソス溢れる作品群。
年々強まる嫌煙社会へ一石を投じる?
芥川龍之介から筒井康隆、内田樹、いしいひさいちまで。
作家と煙草、異色のアンソロジー。
【収録作品】
芥川龍之介「紙巻の煙の垂るる夜長かな」
開高健「人生は煙とともに」
中島らも「喫煙者の受難」
内田樹「喫煙の起源について。」
松浦寿輝「煙草」
古井由吉「さて、煙草はどこだ」
夏目漱石「文士と酒、煙草」
久世光彦「煙草の人たち」
浅田次郎「作家と煙草」
荒川洋治「ぼくのたばこ」
原田宗典「何故煙草を吸うのか?」
米原万里「喫煙者にとっても非喫煙者にとってもうれしいタバコ」
吉田健一「乞食時代」
佐藤春夫「たばことライター」
丸山薫「煙草あれこれ」
杉本秀太郎「パイプ」
澁澤龍彥「パイプ礼讚」
安西水丸「パイプの話」
あさのあつこ「憧れのパイプ、憧れの煙管」
安岡章太郎「葉タバコの記憶」
堀口大學「煙草ぎらひ」
谷川俊太郎「煙草の害について」
なぎら健壱「嫌煙」
山田風太郎「けむたい話」
常盤新平「たばこ」
別役実「喫煙」
池田晶子「たばこ規制に考える」
筒井康隆「喫煙者差別に一言申す」
金井美恵子「タバコ・ロード、マイ・ウェイ」
池田清彦「たばこ一箱を一〇〇万円にしてみたら?」
泉昌之「新さん 第四話 定食屋」
倉本聰「禁煙ファシズム」
安部公房「タバコをやめる方法」
島田雅彦「禁煙の快楽」
東海林さだお「非喫煙ビギナーの弁」
小田島雄志「禁煙免許皆伝」
中井久夫「煙草との別れ、酒との別れ(抄)」
斎藤茂吉「禁烟」
赤瀬川原平「タバコと未練」
いしいしんじ「元煙草部」
内田百閒「煙歴七十年」
いしいひさいち「ののちゃん7218」
※掲載順
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社キノブックス
- 発売日2018/2/1
- ISBN-10490805987X
- ISBN-13978-4908059872
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : キノブックス (2018/2/1)
- 発売日 : 2018/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 228ページ
- ISBN-10 : 490805987X
- ISBN-13 : 978-4908059872
- Amazon 売れ筋ランキング: - 346,163位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,657位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

(1892-1927)東京生れ。東京帝大英文科卒。在学中から創作を始め、短編「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。
その後今昔物語などから材を取った王朝もの「羅生門」「芋粥」「藪の中」、中国の説話によった童話「杜子春」などを次々と発表、大正文壇の寵児となる。西欧の短編小説の手法・様式を完全に身に付け、東西の文献資料に材を仰ぎながら、自身の主題を見事に小説化した傑作を多数発表。1925(大正14)年頃より体調がすぐれず、「唯ぼんやりした不安」のなか、薬物自殺。「歯車」「或阿呆の一生」などの遺稿が遺された。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人の安らぎや生き甲斐を他人が奪ったり邪魔する風潮が強くなってきた社会は治さなければならない
2020年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
禁煙支援をする身にとって、被支援者の本音は必読と考えて手に取ってみた。興味深い。
2018年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代の禁煙ファシズムに対する反論本か?と表紙から推測して購入。
開高健「人生は煙とともに」に始まる肯定派の1章、谷川俊太郎「煙草の害について」からの世相との関係を綴った2章、安部公房「タバコをやめる方法」からの解脱組の告白集の3章、全42著者によるコラム集。
ページ、章が進むにつれ、表紙から受けた印象から幾分弱気になっていく内容なので、肩透かし感はありながらも最後まで読み終えた。
タバコ中毒なるものは、アルコールや薬物とは異なる機序によるものだと、本書を読んで改めて実感した。
私的には筒井康隆氏の篇が最も痛快でした。
開高健「人生は煙とともに」に始まる肯定派の1章、谷川俊太郎「煙草の害について」からの世相との関係を綴った2章、安部公房「タバコをやめる方法」からの解脱組の告白集の3章、全42著者によるコラム集。
ページ、章が進むにつれ、表紙から受けた印象から幾分弱気になっていく内容なので、肩透かし感はありながらも最後まで読み終えた。
タバコ中毒なるものは、アルコールや薬物とは異なる機序によるものだと、本書を読んで改めて実感した。
私的には筒井康隆氏の篇が最も痛快でした。
2018年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の装丁が挑発的。生きるという事を考えさせてくれます。読んでみる事をお勧めします。
2019年1月22日に日本でレビュー済み
2018年、キノブックス編集部による煙草にまつわるアンソロジーです。
芥川の一句から始まり、
開高健、中島らも、内田樹、夏目漱石、浅田次郎、米原万里、澁澤龍彦、安西水丸、
安岡章太郎、堀口大學、谷川俊太郎、池田晶子、筒井康隆、倉本聰、安部公房、内田百閒 等、
豪華な顔ぶれが続きます。(「商品の説明」参照)
執筆者それぞれの煙草に対する思い入れに、
喫煙肯定派・否定派、喫煙者・非喫煙者・元喫煙者といったそれぞれの立場が相俟って、
読むほどに面白さが滲み出てきます。
開高健氏、内田樹氏、浅田次郎氏は、読んでて痛快。
私の好きな堀口大學氏(非喫煙者)に共感し、山田風太郎氏が書く「医学的迷信」に笑う。
戦後間もない頃を描いた吉田健一氏、安岡章太郎氏も味わい深い。
とりわけ、池田晶子氏、筒井康隆氏には読み入ってしまった。
- 何をもって「健康」としているのかも、よくわからない。(池田・P123)
- 健康に生きることは権利だ。
しかし、その「生きる」とはそもどういうことであるのかを、あなたは考えたことがありますか。
(池田・P124)
- 健康に生きるために健康に生きる、その健康な人生は何のためのものなのですか。(池田・P124)
- たしかに煙草は毒である。だからこそ毒を制することができる。(筒井・P126)
- みんなが健康に気をつかいはじめたかわりに、
みんながいっせいに、健康を犠牲にしてまで物ごとを深く考えようとはしなくなり、
だからこそ馬鹿になってきたのである。(筒井・P128)
私自身、音楽・映画(主に洋楽・洋画)を好むのだが、
2000年あたりを境に、つまらないものが増えたと思う。
「いい」と思える曲があっても、繰り返し聴くものは少ない。
映画を見てて「面白そう」と思っても、「面白そう」なまま終わってしまう。
突き刺さるものがない。
「禁煙という世相が、作品に影響しているのだろうか?」
「喫煙者と非喫煙者には、喫煙以外にも大きな質的な違いがあるのではないだろうか?」
など、考えることが最近多い。
漱石も鴎外も愛煙家である。
文学作品や映画、音楽には、煙草無しでは、この世に生まれなかったものが多いと思う。
答えのないものを考え続ける人が、煙草を吸うイメージがある。
漱石先生が、「哲学の煙」と言ったのも、なんとなく分かる。
直接的であれ間接的であれ、煙草による多大な恩恵を受けながらも、
ヒステリックに禁煙や煙草の害を叫ぶというのは、理解に苦しむ。 文化の衰退の顕れだろう。
これほど不義理な輩を、まともに相手する人間がいるのだろうか?
ナチスの禁煙運動や優生思想、米国の魔女狩り・禁酒法といったものは、社会を良くしない。
むしろ、玉ねぎの皮むきのようなものである。 社会は、ますます小さくなるだろう。
一体、何のための健康なのだろうか?
一体、何のための経済活動なのだろうか?
芥川の一句から始まり、
開高健、中島らも、内田樹、夏目漱石、浅田次郎、米原万里、澁澤龍彦、安西水丸、
安岡章太郎、堀口大學、谷川俊太郎、池田晶子、筒井康隆、倉本聰、安部公房、内田百閒 等、
豪華な顔ぶれが続きます。(「商品の説明」参照)
執筆者それぞれの煙草に対する思い入れに、
喫煙肯定派・否定派、喫煙者・非喫煙者・元喫煙者といったそれぞれの立場が相俟って、
読むほどに面白さが滲み出てきます。
開高健氏、内田樹氏、浅田次郎氏は、読んでて痛快。
私の好きな堀口大學氏(非喫煙者)に共感し、山田風太郎氏が書く「医学的迷信」に笑う。
戦後間もない頃を描いた吉田健一氏、安岡章太郎氏も味わい深い。
とりわけ、池田晶子氏、筒井康隆氏には読み入ってしまった。
- 何をもって「健康」としているのかも、よくわからない。(池田・P123)
- 健康に生きることは権利だ。
しかし、その「生きる」とはそもどういうことであるのかを、あなたは考えたことがありますか。
(池田・P124)
- 健康に生きるために健康に生きる、その健康な人生は何のためのものなのですか。(池田・P124)
- たしかに煙草は毒である。だからこそ毒を制することができる。(筒井・P126)
- みんなが健康に気をつかいはじめたかわりに、
みんながいっせいに、健康を犠牲にしてまで物ごとを深く考えようとはしなくなり、
だからこそ馬鹿になってきたのである。(筒井・P128)
私自身、音楽・映画(主に洋楽・洋画)を好むのだが、
2000年あたりを境に、つまらないものが増えたと思う。
「いい」と思える曲があっても、繰り返し聴くものは少ない。
映画を見てて「面白そう」と思っても、「面白そう」なまま終わってしまう。
突き刺さるものがない。
「禁煙という世相が、作品に影響しているのだろうか?」
「喫煙者と非喫煙者には、喫煙以外にも大きな質的な違いがあるのではないだろうか?」
など、考えることが最近多い。
漱石も鴎外も愛煙家である。
文学作品や映画、音楽には、煙草無しでは、この世に生まれなかったものが多いと思う。
答えのないものを考え続ける人が、煙草を吸うイメージがある。
漱石先生が、「哲学の煙」と言ったのも、なんとなく分かる。
直接的であれ間接的であれ、煙草による多大な恩恵を受けながらも、
ヒステリックに禁煙や煙草の害を叫ぶというのは、理解に苦しむ。 文化の衰退の顕れだろう。
これほど不義理な輩を、まともに相手する人間がいるのだろうか?
ナチスの禁煙運動や優生思想、米国の魔女狩り・禁酒法といったものは、社会を良くしない。
むしろ、玉ねぎの皮むきのようなものである。 社会は、ますます小さくなるだろう。
一体、何のための健康なのだろうか?
一体、何のための経済活動なのだろうか?
2018年12月27日に日本でレビュー済み
どのエッセイも面白いです。まあ屁理屈とも言えますが、ここには煙草への愛が溢れている(中毒の心理的正当化ではありません)。米原万里さんが電子タバコを予言(?)していたのも、中島らもの獄中の心境をつづったものも面白いですが、やはり内田樹「煙草の起源について」。こどもに煙草を許可しないのは、煙草が心身に悪いからではない(そんなものはゲームや核家族やいろいろある)、そうじゃなくて煙草は共同体の大人のメンバーであることの証だからなのだと。
散り行く桜を愛でるように、滅び行く煙草を称えようじゃありませんか。(きっと滅びないけど。)
散り行く桜を愛でるように、滅び行く煙草を称えようじゃありませんか。(きっと滅びないけど。)
2019年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怖くなって煙草をやめ、もう何年も経っているのに、いまだに吸いたくなるときがあります。
食後、排便中、仕事中、疲労時、シリアスな会話中、手持無沙汰な時、酒席、etc。
入院中にグルメ本を読むような、そんな気分で読みました。
最後の食卓に何が載るかは分かりませんが、食後の一服はハバナの葉巻でしょうか。
食後、排便中、仕事中、疲労時、シリアスな会話中、手持無沙汰な時、酒席、etc。
入院中にグルメ本を読むような、そんな気分で読みました。
最後の食卓に何が載るかは分かりませんが、食後の一服はハバナの葉巻でしょうか。