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戦前反戦発言大全: 落書き・ビラ・投書・怪文書で見る反軍・反帝・反資本主義的言説 (戦前ホンネ発言大全) 単行本 – 2019/5/24
髙井ホアン
(著)
非国民を洗い出す監視密告体制で
落書きやビラに託した
反戦平和主義への想い
まるで匿名掲示板! ※情報統制下では陰謀論やデマも出回った
■「金属など献納しません相当の相場で買え」
■「食糧不足につき人間製造中止」
■「畏れ多くも皇后様も箱入娘の令嬢様でもお湯に入る時は丸裸」
■「ソ連は全世界の資本家国家を相手にしているので軍備は世界一」
■「日本の軍隊が他国へ攻め込んでそれで正義と言うのは変ではないか」
「右翼の不穏ビラ」「中国軍機のビラ撒き」「戦前の替歌集」等のコラム
「時局を風刺せる流行語使用情況」「不穏歌謡の流布状況」等の資料
落書きやビラに託した
反戦平和主義への想い
まるで匿名掲示板! ※情報統制下では陰謀論やデマも出回った
■「金属など献納しません相当の相場で買え」
■「食糧不足につき人間製造中止」
■「畏れ多くも皇后様も箱入娘の令嬢様でもお湯に入る時は丸裸」
■「ソ連は全世界の資本家国家を相手にしているので軍備は世界一」
■「日本の軍隊が他国へ攻め込んでそれで正義と言うのは変ではないか」
「右翼の不穏ビラ」「中国軍機のビラ撒き」「戦前の替歌集」等のコラム
「時局を風刺せる流行語使用情況」「不穏歌謡の流布状況」等の資料
- 本の長さ592ページ
- 言語日本語
- 出版社パブリブ
- 発売日2019/5/24
- 寸法12.8 x 3 x 18.8 cm
- ISBN-104908468362
- ISBN-13978-4908468360
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商品の説明
著者について
1994年生まれ。小説家・作家・ライター。日本人とパラグアイ人の混血(ハーフ)。埼玉の某大学卒(専門はカリブ史)。小学校時代より「社会」「歴史」科目しか取り柄のない非国民ハーフとして育つ。高校時代より反権力・反表現規制活動を行う中、その過程で戦前の庶民の不敬・反戦言動について知り、そのパワフルさと奥深さに痺れて収集と情報発信を開始。2013年よりTwitter上で「戦前の不敬・反戦発言Bot」「神軍平等兵 奥崎謙三Bot」などを運営中。教科書的・国家的な歴史の表面には出てこない人々をこれからも紹介していきたい。小説家としては株式会社破滅派よりJuan.B名義で電子書籍『混血テロル』『天覧混血』を刊行中。
登録情報
- 出版社 : パブリブ (2019/5/24)
- 発売日 : 2019/5/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 592ページ
- ISBN-10 : 4908468362
- ISBN-13 : 978-4908468360
- 寸法 : 12.8 x 3 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 260,280位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,060位日本史 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは特高(特別高等警察)による徹底した監視と弾圧の記録である。現在進行中の事態と重ね合わせて考える必要がある。
2022年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何のストレス無く商品を受け取れたし、商品も写真通りでした
2019年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んで思うに二度とこのような時代を再来させてはなりません。
その一言に尽きます。
人の自由な意見を封じ込め、取締り、密告を奨励し、相互監視する窮屈な社会の到来は二度と御免です。
なおやはり天皇制は差別の根幹であり、この天皇制の是非を自由に
語れるような度量のある日本であっていただきたいです。
その一言に尽きます。
人の自由な意見を封じ込め、取締り、密告を奨励し、相互監視する窮屈な社会の到来は二度と御免です。
なおやはり天皇制は差別の根幹であり、この天皇制の是非を自由に
語れるような度量のある日本であっていただきたいです。
2021年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教科書の記録やテレビドラマなどで描かれる戦前戦中の方々の姿とは全く違う「日の当たらない声の記録」でした。
落書きとはいえ、今のネットに書き散らされてる「雑な文章」から恐ろしく「しっかりとした考えの文章」まで幅広く収録されています。
戦前戦中が暗黒時代であった事は間違い無いでしょうが、「人々の心」までは完全に時代には支配されなかったのでしょう。
その事を本書は伝えてくれました。
ぜひ若い方々にも読んで頂きたい本です。末永く後世に遺る「価値のある記録」と断言出来ます。
落書きとはいえ、今のネットに書き散らされてる「雑な文章」から恐ろしく「しっかりとした考えの文章」まで幅広く収録されています。
戦前戦中が暗黒時代であった事は間違い無いでしょうが、「人々の心」までは完全に時代には支配されなかったのでしょう。
その事を本書は伝えてくれました。
ぜひ若い方々にも読んで頂きたい本です。末永く後世に遺る「価値のある記録」と断言出来ます。
2022年8月19日に日本でレビュー済み
不敬発言全書と同様な内容なので、同書を読んでいる方には敢えて読んだり購入したりするようなセールスポイントはございません。
私としては為政者や管理者治安担当者等体制側の考えや反体制側や生活者側の立ち位置ややり場の無い声の両方向に思いをはせ、なるべく俯瞰的に判断したいと思いました。
というのも何をするにしても状況を定め自己の持てるをもって目的を定め行動を決定する事は、個人であっても組織であっても合理的に生産性を持つには必要な態度であろうと思うからです。
そしてそういう観点から言えば、判断すべき情報の過剰な統制や概ね自由な発言や意見を懲罰の対象として禁止する権威主義的態度は、世界恐慌後のブロック化を志向した世界経済において他列強と比して国内外に十分な市場を持っていない事により経済収縮よりは軍主導による国家資本主義に活路を見出していた日本には取り合えず総論賛成だったのだと思います。
但し体制側に都合の良い権威主義的体制というのは一旦始めてしまうとなかなか強化されても止められない体制エリート側に対する甘露なのであります。
自分たちだけは密室や料亭で自由に情報を入手し発言できる、広い世論公論は気にする必要は無く、大胆な政策も関係部局の調整だけで実行できる訳です。
より権限が集中し実行が早いのですからその代償が細部に矛盾や漏れが発生するのは必然なのです。
経済のブロック化という潮流は自由世界の価値観と管理社会の分裂を意味するかと思われましたが、あにはからんや持てる国の国内世論を意識した一時的セイフティとして推移し、大戦後には無駄なコストとして払われるべきおが望ましいものとなりました。
そういう意味では、生き残りのため国家総動員をかけて焼け野原になってしまった国々は結果として過剰な供給力を潰された生贄の羊となったとも言えましょう。
後知恵ながら、経済の縮小を耐え抜き臥薪嘗胆、嵐が過ぎ去るのを待ち、自由世界が再び輝くのを待つなり支援するなり教導するなりするのが正解だったのかも知れませんね。
私としては為政者や管理者治安担当者等体制側の考えや反体制側や生活者側の立ち位置ややり場の無い声の両方向に思いをはせ、なるべく俯瞰的に判断したいと思いました。
というのも何をするにしても状況を定め自己の持てるをもって目的を定め行動を決定する事は、個人であっても組織であっても合理的に生産性を持つには必要な態度であろうと思うからです。
そしてそういう観点から言えば、判断すべき情報の過剰な統制や概ね自由な発言や意見を懲罰の対象として禁止する権威主義的態度は、世界恐慌後のブロック化を志向した世界経済において他列強と比して国内外に十分な市場を持っていない事により経済収縮よりは軍主導による国家資本主義に活路を見出していた日本には取り合えず総論賛成だったのだと思います。
但し体制側に都合の良い権威主義的体制というのは一旦始めてしまうとなかなか強化されても止められない体制エリート側に対する甘露なのであります。
自分たちだけは密室や料亭で自由に情報を入手し発言できる、広い世論公論は気にする必要は無く、大胆な政策も関係部局の調整だけで実行できる訳です。
より権限が集中し実行が早いのですからその代償が細部に矛盾や漏れが発生するのは必然なのです。
経済のブロック化という潮流は自由世界の価値観と管理社会の分裂を意味するかと思われましたが、あにはからんや持てる国の国内世論を意識した一時的セイフティとして推移し、大戦後には無駄なコストとして払われるべきおが望ましいものとなりました。
そういう意味では、生き残りのため国家総動員をかけて焼け野原になってしまった国々は結果として過剰な供給力を潰された生贄の羊となったとも言えましょう。
後知恵ながら、経済の縮小を耐え抜き臥薪嘗胆、嵐が過ぎ去るのを待ち、自由世界が再び輝くのを待つなり支援するなり教導するなりするのが正解だったのかも知れませんね。
2021年8月30日に日本でレビュー済み
これが特高の公開文書という時点で特高と今の公安は腐ってるなぁ、と思うけど。
こんなのを取り締まる時点で、あーあ、こんな文書が書かれる時点で、戦争やって負けるのは当然の成り行きだなぁ、って思います。
本としては…投書を集めた、で評価に値するけど、資料としては良くできてるけど、メインで読むと、だんだん飽きてきます…
こんなのを取り締まる時点で、あーあ、こんな文書が書かれる時点で、戦争やって負けるのは当然の成り行きだなぁ、って思います。
本としては…投書を集めた、で評価に値するけど、資料としては良くできてるけど、メインで読むと、だんだん飽きてきます…