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国家神道とは何だったのか ハードカバー – 1987/5/1

4.6 5つ星のうち4.6 22個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 神社新報社 (1987/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1987/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ハードカバー ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4915265609
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4915265600
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 22個の評価

著者について

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葦津 珍彦
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月9日に日本でレビュー済み
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近代日本の歴史を知り、考える上でひとつの貴重な論考であると思う。歴史的に国家神道なるものが如何なるものであり、その実相、本質を神道者の側から解き明かしている。偏狭なイデオロギーに囚われず、歴史的事実を述べることによって、この国の宗教政策の過程と国民の宗教意識のありようを詳らかにする。あわせて戦後民主主義教育の偏り、歪みといったものをも、考えさせる。広く読まれていい書だと思う。
2022年4月17日に日本でレビュー済み
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幕末から昭和史を概観しながら、大日本帝國時代においては「神社は宗教に非ず」との前提において、神社が取り扱われてきたと論じる一冊。▼その内容は、神道人が、必ずしも大日本帝國に賛意を示すものではなく、むしろ大東亜戦争にかけて投獄された神道家もいたこを示すものであり、近代史そして近代法制史を考えるうえでも重要なものである。▼誰もが学ぶ日本国憲法における政教分離の解釈にも一石を投じるものである。著者の言説が正しければ、大日本帝國においても政教分離が原則であったということになる。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年1月15日に日本でレビュー済み
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葦津珍彦の名著だ。
国家神道成立の思想的な背景と、それにまつわる批判的な反省点が述べられている。

そもそも現実の国家神道は官僚によって無理に強要した信仰(?)であるが、
民の側にもそこになだれ込むバックボーンがあった。

まずはこの古典的名著にあたって、現在もはびこる国家神道的な弊害を官民両方ともに考え直す時期だと見た。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年8月7日に日本でレビュー済み
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私はよくいるタイプの人間だと思います。
近所や地元の神社は素朴な気持ちで好きだけど、日本の神社総体でいうとちょっと怖い印象を持つような。
ましてや「国家神道」ともなると良いイメージは皆無です。

しかし縁あってこの本を読み、多くが誤解であった事を知りました。
もちろん大きな事象を扱っているので立場が違う人が書いた本を読む必要性も感じています。

歴史方面には無知ですので出てくる人のほとんどが初対面でした。
知らない人の事を調べながら読んだら通読に1年かかりました。

明治の時代の国づくりに参加して足跡を残した人でもその時期を過ぎると案外早く亡くなっている場合がチラホラある事に驚きました。
厳粛な気持ちにさせられました。

だからといって明治に決まった事柄の全てが正しいとは毛頭思わないんですが、やはり敬意は必要なのだろうと。
歴史に対面するにあたってフラットな位置に、少しは近づけたかなという思いです。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年9月27日に日本でレビュー済み
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神道人の視点でかかれている事を加味しても、この本の記述はやはり衝撃的であった。神仏分離政策については否定的な視点しかなく、国家神道は国家の庇護を受けた神道とみるだけの人が多いと思う。しかし、この本では、複雑な政治的思惑の中で仏教界、神道が駆け引きを繰り広げ、迷走する政府の姿が描かれている。神道人の視点で語られる国家神道なしに、近代日本史は語れない。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年11月29日に日本でレビュー済み
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けっこう分厚いですが、内容的にすぐに読めます(資料が多いからそこは読み飛ばす感じですけれど)。
神武創業の原点にかえれと叫んだ王政復古の大号令以来、政府は一度は国家神道(神道の国教化)を目指すものの、結局、政教分離、信教の自由をもって近代化を目指すとして、当初の方針を転換し、神道は宗教ではなく、皇室祭祀と典礼だという判断に至るまでの明治政府内部の動きと、それに大きく関与した本願寺派の勢力のことが述べられています。ただ主眼としては、明治維新と浄土真宗勢力の関係を主として、そこに翻弄される神道の姿を素描するところにありますから、神道そのものが正面切って論じられているわけではありません。しかし、私は仏教勢力の維新への介入という事実をよく知らなかったので、これを読むと明治維新の見方が少し変わりました。資料を押さえてあるので、この点では面白いと思います。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年8月2日に日本でレビュー済み
村上重良『国家神道』と本書を読まずに国家神道に関する論文は執筆できない。
葦津珍彦は戦前から在野の神道人として活動し、神社本庁創設の中心人物だった。それだけではなく、「神道の弁護士」と評され、左翼右翼両陣営に注目された論客でもあった。
このように言うと多くの人は戦前の国家神道を賛美する人物が思い浮かべるが、実際は開戦に反対し、戦前の国家神道を厳しく批判した人物である。このギャップこそが、国家神道の実相の一端を示している。
本書は葦津が「国家神道とは何だったか」について口述し、のちに近代神道史の実証的研究の第一人者となる阪本是丸が註を付したものであり、復刻に際しては阪本の教え子が解説と表を追加している。
国家神道に関する実証的研究の先駆的業績であり、国家神道、神社本庁、戦中戦後思想史を語る上で必読の書である。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年12月27日に日本でレビュー済み
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~いわゆる国家神道といえば、筆者の言葉を借りると、政府の官僚が、共同謀議によって、新しく「国家主義的宗教」の創成につとめたものであると見なしている人が大部分だと思う。現代は政治家でもそういう用法をしている時代だ。しかしそれは虚像に過ぎない。本書で実証的に述べられているのだが、「国家神道」の本質的性格は、「神道」から信仰的精神を消し去~~って、世俗合理思想へと転質させようとした「非宗教主義」であるという。しかし、だから良いことなのだという論考ではない。
明治維新において漢学思想、国学思想、洋学思想など各流派が重要な働きをしたが、そのうちの神道運動のその後の顛末について述べられている。「国家神道」の成立が理解出来ます。国家神道批判の通俗的な文章と違い、膨大な文献がそ~~の基礎にあります。国学院大学教授坂本是丸氏による詳細な註釈を見てみれば分かります。葦津珍彦氏による本文は読めても、註釈に紹介されている文章は僕の浅学では手に負えませんでしたけれど。たかだか明治の文章なのにくやしいことです。
葦津珍彦氏は複雑な事象を複雑なものとして読者に理解させる文章力に長けています。論理的だし読んでいて混乱するこ~~とがありません。内容も面白い。天皇陛下が国民統合の象徴というのも意味深です。読者は葦津珍彦氏の本で明治維新を勉強されたら良いと思います。~
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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