【内容】
いい意味でタイトル通り。
【大学生必読の理由】
'1.インターネットを学術的に利用する機会はこれから避けられない(少なくとも最先端で研究していくなら)。
'2.インターネットを学術的に有効利用している学生は少ない(と感じる。特に大学1〜2年生。本格的に研究し始めてから初めて、自分の学術的インターネット利用能力がないのに気づくパターン。)。
'3.授業やゼミではインターネットの利用法は教えてもらえない(少なくともそれに特化してということはない)。
'4.この本でなら学べる(効率的に)。
'5.なぜなら、インターネットの学術的有効利用について、各界の出来る奴らのレベルの高い文書が、テーマに沿ってうまくまとめられているから。
ネット上では、玉石混交の情報が、整理されず散らばっている。
それらの情報をうまく自分のものに出来る技術・知識があるのならこの本を読む必要はない。
ただ、あなたがそれらの技術・知識を持っておらず、なおかつ情報の海に溺れたくないのであれば、海についての知識と泳ぐ技術を身につける必要があるだろう。
恐らくこの手のインターネット有効活用に関する技術・知識本は多くある。
しかし、この本のように、対象を学術の徒に限ったものはまだまだ少ないと思われる。
それも踏まえて、大学生にとってこの本は現時点ではなかなかいい本。
だと思う。
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インターネットの効率的学術利用: 情報収集・整理・活用 単行本 – 2004/4/1
杉田 米行
(編集)
第一章では、作業効率や利便性、情報収集力を向上させてくれるツールとしてのインターネットに「使われる」のではなく、そのツールを「賢く使いこなす」必要性を示しています。最近はウィルスも蔓延するようになり、一般ユーザーが様々なトラブルに巻き込まれています。第二章では、ネットワークを利用する際に起こるトラブルを「被害者になる危険性」と「加害者になる危険性」に分類し、対策方法を述べています。電子メールの普及で時空を超えたコミュニケーションが可能になりました。第三章では、電子メールを利用するにあたって、知っておきたい知識とノウハウについて概説します。第四章では、民間企業の社長が、どのようにインターネットを利用するのが効率的かという奥義を披露しています。第五章では、論文執筆のための資料収集を行う際から脱稿した論文を公開するまでのプロセスに沿って、インターネットを実際に利用する際、どのような法的な問題が生じるのかについて具体的に検討しています。
第六章では、研究論文執筆のための学術資料収集方法について概観します。ここに紹介されている数々の有益なホームページを使いこなすことができれば、少なくとも通常のテーマに関する日本語と英語の資料収集はかなり進むはずです。インターネットを利用すれば、短時間で網羅的に資料を収集することができますが、そうなると、どのように整理するか、という問題がでてきます。第七章では、インターネットやパソコンを利用して、レポートや論文を書くときに役立つ「効率的な情報の整理法」について考察します。インターネットによって図書館の役割も、従来の紙媒体の資料提供と利用のために図書館に足を運ぶ来館型サービスに加えて、電子資料の提供とWebページによる情報発信に対応し、インターネットによる非来館方の遠隔サービスの提供をはじめています。第八章では、インターネットによる効率的図書館利用法を説明しています。
資料を収集・整理し、図書館の効率的利用法がわかれば、いよいよ実際に論文や報告書を書く段階です。第九章では、インターネット時代の論文の書き方をとりあげます。本章でいう論文とは、主に人文科学・社会科学の分野における学術的な論文を指し、特に大学生や大学院生など若い人々にとって有益な手引きとなることを目的としています。第十章では、学術出版社の現役編集者が、「原稿整理」の段階を取り上げ、出版社の編集者がどのようにインターネットを活用しながら、提出された原稿を「読んでいる」のかを紹介します。この章を読めば、原稿が「没」にならないようにするためには、どのように書けばよいのか、ということを知る手がかりにもなります。英語で論文を書けば、何十億人という人が読む可能性があります。第十一章では、英語論文を執筆するにあたり、膨大なネット情報を効率よく利用して、フォーマット、スタイル、引用・出典の表記の仕方や書くコツ等を紹介します。その他、オンライン上のライティングセンター、校正・概要の書き方、自己学習用サイト等を、初めて英語で論文・レポートを書く人にもわかりやすく紹介します。
経済のグローバル化などが進み、翻訳者の需要は増えており、実力さえあれば、大学在学中からプロの翻訳者として活躍されたり、将来在宅翻訳者を希望されたりする方も増えています。第十二章では、プロ(またはプロの卵)の翻訳者が、インターネットをデータベースとして使用するための知識やテクニック、仕事の獲得方法や人脈の作り方、情報の収集方法などを紹介します。インターネットの重要な特質は双方向機能、すなわち情報を受け取るばかりではなく、世界に向けて発信することも可能だということです。第十三章では、世界最大のオンライン学会H-NETの活用というケーススタディによって、インターネットの「受け身」的利用から一歩進めて、「インターネットを利用して自分の研究成果を発表したり、実際の学会や研究会で報告したりする具体的な方法」を紹介します。この発信に関して一般化したのが第十四章です。この章では、インターネットを利用して学術情報を発信する方法をまとめています。研究内容を貴重な知的財産として公開したり、学生や研究プロジェクトメンバー間で連絡を取り合ったりする際の一助となることでしょう。
第六章では、研究論文執筆のための学術資料収集方法について概観します。ここに紹介されている数々の有益なホームページを使いこなすことができれば、少なくとも通常のテーマに関する日本語と英語の資料収集はかなり進むはずです。インターネットを利用すれば、短時間で網羅的に資料を収集することができますが、そうなると、どのように整理するか、という問題がでてきます。第七章では、インターネットやパソコンを利用して、レポートや論文を書くときに役立つ「効率的な情報の整理法」について考察します。インターネットによって図書館の役割も、従来の紙媒体の資料提供と利用のために図書館に足を運ぶ来館型サービスに加えて、電子資料の提供とWebページによる情報発信に対応し、インターネットによる非来館方の遠隔サービスの提供をはじめています。第八章では、インターネットによる効率的図書館利用法を説明しています。
資料を収集・整理し、図書館の効率的利用法がわかれば、いよいよ実際に論文や報告書を書く段階です。第九章では、インターネット時代の論文の書き方をとりあげます。本章でいう論文とは、主に人文科学・社会科学の分野における学術的な論文を指し、特に大学生や大学院生など若い人々にとって有益な手引きとなることを目的としています。第十章では、学術出版社の現役編集者が、「原稿整理」の段階を取り上げ、出版社の編集者がどのようにインターネットを活用しながら、提出された原稿を「読んでいる」のかを紹介します。この章を読めば、原稿が「没」にならないようにするためには、どのように書けばよいのか、ということを知る手がかりにもなります。英語で論文を書けば、何十億人という人が読む可能性があります。第十一章では、英語論文を執筆するにあたり、膨大なネット情報を効率よく利用して、フォーマット、スタイル、引用・出典の表記の仕方や書くコツ等を紹介します。その他、オンライン上のライティングセンター、校正・概要の書き方、自己学習用サイト等を、初めて英語で論文・レポートを書く人にもわかりやすく紹介します。
経済のグローバル化などが進み、翻訳者の需要は増えており、実力さえあれば、大学在学中からプロの翻訳者として活躍されたり、将来在宅翻訳者を希望されたりする方も増えています。第十二章では、プロ(またはプロの卵)の翻訳者が、インターネットをデータベースとして使用するための知識やテクニック、仕事の獲得方法や人脈の作り方、情報の収集方法などを紹介します。インターネットの重要な特質は双方向機能、すなわち情報を受け取るばかりではなく、世界に向けて発信することも可能だということです。第十三章では、世界最大のオンライン学会H-NETの活用というケーススタディによって、インターネットの「受け身」的利用から一歩進めて、「インターネットを利用して自分の研究成果を発表したり、実際の学会や研究会で報告したりする具体的な方法」を紹介します。この発信に関して一般化したのが第十四章です。この章では、インターネットを利用して学術情報を発信する方法をまとめています。研究内容を貴重な知的財産として公開したり、学生や研究プロジェクトメンバー間で連絡を取り合ったりする際の一助となることでしょう。
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社成文社
- 発売日2004/4/1
- ISBN-104915730441
- ISBN-13978-4915730443
商品の説明
著者からのコメント
2001年に『人文社会科学とコンピュータ 情報化社会におけるインターネット活用法』を成文社から刊行した際、大変好評でしたが、読者対象を高校生から一般までという非常に広範囲にしたために、「帯に短し、たすきに長し」という側面もありました。そこで、今回は主に大学コミュニティとその周辺に読者ターゲットを絞りこみました。もちろん、その応用として、実社会で報告書を書いたり調査したりする場合にも非常に参考になる内容に致しました。さらに、異業種交流を積極的に進め、各業種の最先端で活躍されている方々に執筆陣に加わっていただきました。
本書に掲載された16編は「激戦」を勝ち抜いた選りすぐりの論稿です。本書の執筆陣は大半がインターネットの公募で選ばれた方です。かなりの応募者がありましたが、大勢の方が第一次書類審査で落ちました。無事書類審査を通過された方には第二次審査ということで、論稿のアウトラインと要約を提出していただきました。ここでさらにふるいにかけらました。第二次審査に合格した人に執筆をお願いしましたが、「採用の可否は内部査読と外部査読の結果次第」という条件付きです。論稿が提出されますと、まず編者が内部査読を行いました。この内部査読で「不合格」になられた方も数名いらっしゃいます。内部査読で合格した場合でも、加筆・修正を求めました。本書では、日本の出版業界では珍しい外部査読を採用いたしました。執筆者候補者から修正原稿が提出されますと、バックグランドやインターネット習熟度の異なる四人の外部査読者にブラインド査読(査読者には筆者の名前がわからないようにすること)をお願いしました。この外部査読で複数の方から「刊行にふさわしくない」という評価が付いた場合には、内部でさらに検討した上で、お断りせざるを得ない場合もありました。また、同じ論稿を読まれても、査読者によって全く異なるコメントをいただくこともあり、筆者にとっては非常に大きな刺激になったようです。第一・二次審査、内部・外部査読を経た論稿が本書に掲載されています。(編者自身の論稿もブラインド査読で外部査読を受けました)。そういった意味で、本書には各分野における最も質の良い論稿が集まっています。
本書に掲載された16編は「激戦」を勝ち抜いた選りすぐりの論稿です。本書の執筆陣は大半がインターネットの公募で選ばれた方です。かなりの応募者がありましたが、大勢の方が第一次書類審査で落ちました。無事書類審査を通過された方には第二次審査ということで、論稿のアウトラインと要約を提出していただきました。ここでさらにふるいにかけらました。第二次審査に合格した人に執筆をお願いしましたが、「採用の可否は内部査読と外部査読の結果次第」という条件付きです。論稿が提出されますと、まず編者が内部査読を行いました。この内部査読で「不合格」になられた方も数名いらっしゃいます。内部査読で合格した場合でも、加筆・修正を求めました。本書では、日本の出版業界では珍しい外部査読を採用いたしました。執筆者候補者から修正原稿が提出されますと、バックグランドやインターネット習熟度の異なる四人の外部査読者にブラインド査読(査読者には筆者の名前がわからないようにすること)をお願いしました。この外部査読で複数の方から「刊行にふさわしくない」という評価が付いた場合には、内部でさらに検討した上で、お断りせざるを得ない場合もありました。また、同じ論稿を読まれても、査読者によって全く異なるコメントをいただくこともあり、筆者にとっては非常に大きな刺激になったようです。第一・二次審査、内部・外部査読を経た論稿が本書に掲載されています。(編者自身の論稿もブラインド査読で外部査読を受けました)。そういった意味で、本書には各分野における最も質の良い論稿が集まっています。
内容(「MARC」データベースより)
インターネットを具体的にはどのように使うのか? 大学コミュニティとその周辺を対象に、情報収集、整理、活用について解説。これからのネット社会を見据え、学際だけでなく各業種の最先端で活躍する執筆者がノウハウを開陳。
抜粋
6章 研究者のための学術資料収集
はじめに
本章では大学院生・研究者を主な対象として、研究論文執筆のための学術資料収集方法について概観します。ここに紹介されているホームページを使いこなすことができれば、少なくとも通常のテーマに関する日本語と英語の資料収集はかなり進みます。
6-1 研究に必要な書物や雑誌論文を検索する(後のデータベースも参照してください。)
網羅的に必要な資料を収集する際に大きな役割を果たすのがオンライン・リサーチです。インターネットを使ってアクセスできる有益なサイトを厳選して紹介いたします。
6-1-1▼研究テーマに関する和書を検索したい場合
「WebcatPLUS」:約250万件以上の和図書の総合目録データベース。キーワードか自然文で検索ができます。さらに、その図書の所蔵大学図書館の情報もわかり、相互貸借利用時には非常に便利なデータベースです。
「Book Web」(紀伊國屋):現在でも購入可能な和書を探すときに便利です。洋書データベースもありますが、後述のAmazon.comには全く太刀打ちできません。
「ブックポータル」(TRC 図書館流通センター):購入可能な書籍を検索できます。図書館や出版社のリンク集も充実しています。
「Books.or.jp」:現在入手可能な約62万冊の和図書の検索ホームページ。
「本やタウン検索」:現在入手可能な和図書150万点を検索できるホームページ。本の紹介文を含む書誌事項をデータベースとして収録しています。出版社へのリンク集もあります。
「ブックコンテンツ検索」(東京大学):東京大学で所蔵する本の「目次情報」や「内容情報」で検索できるデータベース。
「スーパー源氏」:このサイトで220万点以上の登録古書の中から探している古書を検索・購入できます。
「日本の古本屋」:よく整備された古書データベース。探求書登録へのリンクもあります。
6-1-2▼研究テーマに関する洋書(英文博士論文含む)を検索したい場合
「アマゾンコム」:購入可能な洋書を探す時に便利です。蓄積情報件数が多くキーワード検索を適切に利用すれば、研究テーマに関する参考文献一覧を作成できます。キーワードを登録しておけばそれに関連する新刊書を電子メールで知らせてくれるアラート機能もあります。日本語版も便利です。)。
「Half.com」: 安価な洋古書、DVD,ソフトなどを検索・購入するのに便利なサイト。
「ブックファインダー」:多数の書店が含まれ、古書を含めて5000万冊以上の洋書を検索でき、価格比較ができます。
「Dissertation Express」:オンラインで米国の博士論文を検索・発注ができます。1週間以内に入手できる特急サービスであれば55ドル、入手までに6-8週間かかる通常サービスであれば37ドルで入手できます。最近雄松堂書店でも同様のサービスを行なっています。
「Melvyl」: カリフォルニア大学図書館全体のカタログ検索。洋書の書誌検索には便利です。研究テーマの適切なキーワードで検索すれば、かなり充実した参考文献一覧表もできます。
6-1-3▼文献の所在検索をしたい場合
「NACSIS Webcat」:総合目録データベースWWW検索サービス。利用したい文献(図書や雑誌論文)が所属大学・機関の図書館に所蔵されていない場合、最も迅速に資料を入手する方法はこのNACSISデータベースで検索し、相互図書貸借サービスや複写サービスを利用します。
6-1-4▼研究テーマに関する和文雑誌論文を検索したい場合
「NICHIGAI/WEB」:有料ですが、国立国会図書館の雑誌記事索引ファイル以外に年報類8,000冊・45万論文を追加した日本最大規模のデータベースで、特定のテーマや筆者が書いた論文の検索に便利。
「NACSIS-IR」:利用者は研究者(学部学生は不可)に限定されますが、科学研究費補助金研究成果概要、学位論文索引、民間助成研究成果概要、学術雑誌目次速報、雑誌記事索引、日本アメリカ研究文献情報など50以上のデータベースを利用することができます(有料のものもあります)。
6-1-5▼研究テーマに関する英文雑誌論文を検索したい場合
「Ingenta」: 書誌情報は無料で検索でき、要約をオンラインで読むことができるものもあります。また、論文をオンラインで購入できます。
「FindArticles.com」: 1998年以降の300誌以上にわたる雑誌のインデックスを検索することができます。
「マグポータル」:Business Week など主に一般雑誌の雑誌論文を無料で全文検索・全文オンライン閲覧できます。
「InfoTrieve」:リサーチに必要な雑誌論文の検索とオンラインでの購入ができます。
「Scirus」:科学・テクノロジー・医療関係など科学系に特化した最も包括的なサーチエンジンで、1億5000万以上のページから検索します。検索した論文をオンラインで購入することもできます。
「SARA」(Scholarly Articles Research Alerting):750誌以上の雑誌の最新コンテンツを電子メールで受信することができます。
はじめに
本章では大学院生・研究者を主な対象として、研究論文執筆のための学術資料収集方法について概観します。ここに紹介されているホームページを使いこなすことができれば、少なくとも通常のテーマに関する日本語と英語の資料収集はかなり進みます。
6-1 研究に必要な書物や雑誌論文を検索する(後のデータベースも参照してください。)
網羅的に必要な資料を収集する際に大きな役割を果たすのがオンライン・リサーチです。インターネットを使ってアクセスできる有益なサイトを厳選して紹介いたします。
6-1-1▼研究テーマに関する和書を検索したい場合
「WebcatPLUS」:約250万件以上の和図書の総合目録データベース。キーワードか自然文で検索ができます。さらに、その図書の所蔵大学図書館の情報もわかり、相互貸借利用時には非常に便利なデータベースです。
「Book Web」(紀伊國屋):現在でも購入可能な和書を探すときに便利です。洋書データベースもありますが、後述のAmazon.comには全く太刀打ちできません。
「ブックポータル」(TRC 図書館流通センター):購入可能な書籍を検索できます。図書館や出版社のリンク集も充実しています。
「Books.or.jp」:現在入手可能な約62万冊の和図書の検索ホームページ。
「本やタウン検索」:現在入手可能な和図書150万点を検索できるホームページ。本の紹介文を含む書誌事項をデータベースとして収録しています。出版社へのリンク集もあります。
「ブックコンテンツ検索」(東京大学):東京大学で所蔵する本の「目次情報」や「内容情報」で検索できるデータベース。
「スーパー源氏」:このサイトで220万点以上の登録古書の中から探している古書を検索・購入できます。
「日本の古本屋」:よく整備された古書データベース。探求書登録へのリンクもあります。
6-1-2▼研究テーマに関する洋書(英文博士論文含む)を検索したい場合
「アマゾンコム」:購入可能な洋書を探す時に便利です。蓄積情報件数が多くキーワード検索を適切に利用すれば、研究テーマに関する参考文献一覧を作成できます。キーワードを登録しておけばそれに関連する新刊書を電子メールで知らせてくれるアラート機能もあります。日本語版も便利です。)。
「Half.com」: 安価な洋古書、DVD,ソフトなどを検索・購入するのに便利なサイト。
「ブックファインダー」:多数の書店が含まれ、古書を含めて5000万冊以上の洋書を検索でき、価格比較ができます。
「Dissertation Express」:オンラインで米国の博士論文を検索・発注ができます。1週間以内に入手できる特急サービスであれば55ドル、入手までに6-8週間かかる通常サービスであれば37ドルで入手できます。最近雄松堂書店でも同様のサービスを行なっています。
「Melvyl」: カリフォルニア大学図書館全体のカタログ検索。洋書の書誌検索には便利です。研究テーマの適切なキーワードで検索すれば、かなり充実した参考文献一覧表もできます。
6-1-3▼文献の所在検索をしたい場合
「NACSIS Webcat」:総合目録データベースWWW検索サービス。利用したい文献(図書や雑誌論文)が所属大学・機関の図書館に所蔵されていない場合、最も迅速に資料を入手する方法はこのNACSISデータベースで検索し、相互図書貸借サービスや複写サービスを利用します。
6-1-4▼研究テーマに関する和文雑誌論文を検索したい場合
「NICHIGAI/WEB」:有料ですが、国立国会図書館の雑誌記事索引ファイル以外に年報類8,000冊・45万論文を追加した日本最大規模のデータベースで、特定のテーマや筆者が書いた論文の検索に便利。
「NACSIS-IR」:利用者は研究者(学部学生は不可)に限定されますが、科学研究費補助金研究成果概要、学位論文索引、民間助成研究成果概要、学術雑誌目次速報、雑誌記事索引、日本アメリカ研究文献情報など50以上のデータベースを利用することができます(有料のものもあります)。
6-1-5▼研究テーマに関する英文雑誌論文を検索したい場合
「Ingenta」: 書誌情報は無料で検索でき、要約をオンラインで読むことができるものもあります。また、論文をオンラインで購入できます。
「FindArticles.com」: 1998年以降の300誌以上にわたる雑誌のインデックスを検索することができます。
「マグポータル」:Business Week など主に一般雑誌の雑誌論文を無料で全文検索・全文オンライン閲覧できます。
「InfoTrieve」:リサーチに必要な雑誌論文の検索とオンラインでの購入ができます。
「Scirus」:科学・テクノロジー・医療関係など科学系に特化した最も包括的なサーチエンジンで、1億5000万以上のページから検索します。検索した論文をオンラインで購入することもできます。
「SARA」(Scholarly Articles Research Alerting):750誌以上の雑誌の最新コンテンツを電子メールで受信することができます。
著者について
(執筆者)
第1章:大串明弘:ビーベスト(有)設立、代表取締役、All About Japanガイド
第2章:堀一成:大阪外国語大学助教授
第3章:上田純美礼:デジタルメディア研究所主任研究員、有限会社フレンドリーラボ代表
第4章:ビル・トッテン:株式会社アシスト社代表取締役
第5章:湯淺墾道:九州国際大学専任講師
第6章:杉田米行:大阪外国語大学助教授
第7章:上田俊秀:上田流通問題研究室代表
第8章:長谷川豊祐:鶴見大学図書館
第9章:西岡達裕:桜美林大学助教授
第10章:大道玲子:世界思想社編集者
第11章:杉野俊子:防衛大学校助教授
(執筆協力者:カッツマン:防衛大学校・大阪外大非常勤講師)
第12章:長田裕之:株式会社アメリア・ネットワーク開発本部法人担当チーフ
第13章:水野光朗:愛知大学国際問題研究所客員研究員
第14章:関行宏:コンサルタント、ライター、技術翻訳
第15章:筒井洋一:京都精華大学人文学部教授
第16章:見舘好隆:All About Japan「大学生のキャリアプラン」ガイド, キャリアカウンセラー(米国CCE,Inc.認定GCDF-Japan)
第1章:大串明弘:ビーベスト(有)設立、代表取締役、All About Japanガイド
第2章:堀一成:大阪外国語大学助教授
第3章:上田純美礼:デジタルメディア研究所主任研究員、有限会社フレンドリーラボ代表
第4章:ビル・トッテン:株式会社アシスト社代表取締役
第5章:湯淺墾道:九州国際大学専任講師
第6章:杉田米行:大阪外国語大学助教授
第7章:上田俊秀:上田流通問題研究室代表
第8章:長谷川豊祐:鶴見大学図書館
第9章:西岡達裕:桜美林大学助教授
第10章:大道玲子:世界思想社編集者
第11章:杉野俊子:防衛大学校助教授
(執筆協力者:カッツマン:防衛大学校・大阪外大非常勤講師)
第12章:長田裕之:株式会社アメリア・ネットワーク開発本部法人担当チーフ
第13章:水野光朗:愛知大学国際問題研究所客員研究員
第14章:関行宏:コンサルタント、ライター、技術翻訳
第15章:筒井洋一:京都精華大学人文学部教授
第16章:見舘好隆:All About Japan「大学生のキャリアプラン」ガイド, キャリアカウンセラー(米国CCE,Inc.認定GCDF-Japan)
登録情報
- 出版社 : 成文社 (2004/4/1)
- 発売日 : 2004/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 236ページ
- ISBN-10 : 4915730441
- ISBN-13 : 978-4915730443
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,774,338位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 48,354位コンピュータ・IT (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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北九州市立大学キャリアセンター教授(地域創生学群専任)
1967年京都府京都市生まれ。関西大学文学部卒業後、旅行会社やインターネットプロバイダにて人事や販売促進を15年間経験したのち、首都大学東京キャリアカウンセラー、一橋大学大学院社会学研究科キャリアデザイン担当特任講師を経て現職。経営学修士。国家資格・2級キャリア・コンサルティング技能士。元リクルート ワークス客員研究員。専門分野は若年者のキャリア形成支援。研究テーマは授業や地域活動におけるコンピテンシー獲得や、アルバイトや新入社員の人材育成など。
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
1グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。