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北朝鮮の正体: 地球上最後の時限爆弾 単行本 – 1994/10/1
落合 信彦
(著)
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社ザ・マサダ
- 発売日1994/10/1
- ISBN-104915977056
- ISBN-13978-4915977053
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
世界最大のアウシュビッツ国家=北朝鮮…。崩壊のカウントダウンに入った金王朝の本質に迫る。
登録情報
- 出版社 : ザ・マサダ (1994/10/1)
- 発売日 : 1994/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 284ページ
- ISBN-10 : 4915977056
- ISBN-13 : 978-4915977053
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,620,709位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 386位朝鮮半島のエリアスタディ
- - 12,074位政治入門
- - 140,731位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界から孤立しているので、相手にしないほうが良い、タイトルのように時限爆弾だと思う。
2004年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下から賄賂を吸い取り、上に上納し、自分を守る必要がある人民。北朝鮮工作員を日本人化するための先生役として拉致された日本人。在日朝鮮人の家族を人質にとり、金や物を搾り取っている金王朝と心中を覚悟している朝鮮総連の幹部たち。社民党や朝日新聞など北朝鮮シンパは、北の実情を歪めて伝え、真実を知ろうとも、知らせようともしない。
歴史の『負の遺産』が残った北朝鮮。崩壊のシナリオは?核、ミサイル、テロ、難民・・・。日本と世界の危機が近い将来訪れる。真実がこの一冊にある。
歴史の『負の遺産』が残った北朝鮮。崩壊のシナリオは?核、ミサイル、テロ、難民・・・。日本と世界の危機が近い将来訪れる。真実がこの一冊にある。
2004年6月5日に日本でレビュー済み
この本は、1994年に執筆されたものを文庫化したものです。10年前に書かれたものですが、拉致問題や核開発疑惑など、いま読んでも少しも情報の古さを感じさせません。悲しいことに、それだけ北朝鮮の問題は何も解決されていないということでしょうか。
十数人の脱北者のインタビューを、系統立ててまとめた一冊。さすがに実際に北朝鮮で死ぬ思いをしてきた人々の声は、かなり読み応えがあります。北朝鮮の実態を示す貴重な証言集として、北朝鮮問題に関心を持つ多くの方に読んでもらいたい一冊です。
ただし、著者のコメントは多少偏見が強すぎるかも……。例えば、現在の北朝鮮と江戸時代の日本の類似性を指摘する箇所。ミラクルピースとさえ言われた江戸時代の日本は、どう考えても北朝鮮と似ているように思えないのですが。
十数人の脱北者のインタビューを、系統立ててまとめた一冊。さすがに実際に北朝鮮で死ぬ思いをしてきた人々の声は、かなり読み応えがあります。北朝鮮の実態を示す貴重な証言集として、北朝鮮問題に関心を持つ多くの方に読んでもらいたい一冊です。
ただし、著者のコメントは多少偏見が強すぎるかも……。例えば、現在の北朝鮮と江戸時代の日本の類似性を指摘する箇所。ミラクルピースとさえ言われた江戸時代の日本は、どう考えても北朝鮮と似ているように思えないのですが。
2017年9月19日に日本でレビュー済み
活字大き過ぎ.
余白広過ぎ.
普通の大きさと余白にしたら,ページ数は33%は減る.
▼
半分はインタビュー.
CIAに友人がいると豪語していたはずの男なのに,インタビュー相手が全て日本の出版社絡みのメンツなことに苦笑.
そのため,「CIAの友人から」とやらの疑わしい情報が,同じ著者の他の本に比べて少なくなっているというのは皮肉.
▼
どこが間が抜けた亡命者,金正日の従兄弟の李韓永.
アヒルが鳴くのがうるさいからという理由で,アヒルを射殺する正日.
「ノドン1号で日本の島が2つ吹き飛んだ」
という,北朝鮮国内での噂.
「日本社会党は北朝鮮問題に関する責任を取れ」
と怒る,北朝鮮からの亡命者.
わざわざ北朝鮮へ亡命して馬鹿を見た「井の中の学者」
子供ができるのを恐れ,「ハーレム」の娘達が妊娠すると殺してしまっていた金日成.
子供に誘導尋問して,その家の家族が政府への不満を漏らしていないか探る国家保衛部部員.
既に核は存在しているという前程で教育を受けている北朝鮮軍人.
北朝鮮高官による組織的関与が疑われる,国境地域での強盗事件や麻薬事件で冷却化した,中国との関係.
「中国は北朝鮮をダシにして,日本や韓国から金を貰っている」
という北朝鮮国内の声.
……など,興味を引かれなくもない部分もあるにはあるが,インタビュー受け手の本の邦訳も既に出ているので,この本でわざわざ,落合にどう誘導されているかも分からない「ダイジェスト」を読むよりは,それらの本を読んだほうがよいだろう.
▼
むしろ,本書の価値は「クイズ性」にある.
落合の本が盗作と捏造に満ちたものであることは,奥菜秀次著"捏造ジャーナリスト落合信彦"や"落合信彦・最後の真実"での検証などによって既に明らかだが,それから類推すると,本書でも,「諜報部の友人の情報」が実は何かの文献のパクリである可能性が高い.
「落合信彦マニア」にとっては,そのパクリ元を突き止めるという「クイス的」楽しみが,本書にもある.
例えば,
・金正日による金日成暗殺説,中国筋から著者の元に情報が入った,と主張しているが,本当の情報元は何か?
・著者が「安企部に近い筋から貴重な情報を得た」ことにしている,
「96年10月に極東ロシアのウラジオストクで起きた韓国領事館員殺害事件は,北朝鮮による成恵琳事件への報復であり,当局はその確証を掴んでいる」
の,本当の情報源は?
・「協調性のなさから,2ヶ月で留学先から帰ってきてしまった金正日」
「弟シューラを池に突き落として殺した金正日」
の情報源が示されていないが,それは何か?
(反金正日団体RENKに朝鮮総連が殴り込んだなどの記述があるから,ある程度の推測はできるが)
・著者が「中国の要人からの非公式取材」で得たとされる,
「金日成は会議の席上,金正日に批判されて逆上し,その場で倒れた」
の,本当のソースは?
自分で調べて,この「クイズ」に答えることができるようになった頃には,その頃には相当の北朝鮮通にもなれているに違いない.
マニア以外には不向き.
【関心率5.43%:全ページ中,興味あるページがどれだけあるかの割合.当方基準】
余白広過ぎ.
普通の大きさと余白にしたら,ページ数は33%は減る.
▼
半分はインタビュー.
CIAに友人がいると豪語していたはずの男なのに,インタビュー相手が全て日本の出版社絡みのメンツなことに苦笑.
そのため,「CIAの友人から」とやらの疑わしい情報が,同じ著者の他の本に比べて少なくなっているというのは皮肉.
▼
どこが間が抜けた亡命者,金正日の従兄弟の李韓永.
アヒルが鳴くのがうるさいからという理由で,アヒルを射殺する正日.
「ノドン1号で日本の島が2つ吹き飛んだ」
という,北朝鮮国内での噂.
「日本社会党は北朝鮮問題に関する責任を取れ」
と怒る,北朝鮮からの亡命者.
わざわざ北朝鮮へ亡命して馬鹿を見た「井の中の学者」
子供ができるのを恐れ,「ハーレム」の娘達が妊娠すると殺してしまっていた金日成.
子供に誘導尋問して,その家の家族が政府への不満を漏らしていないか探る国家保衛部部員.
既に核は存在しているという前程で教育を受けている北朝鮮軍人.
北朝鮮高官による組織的関与が疑われる,国境地域での強盗事件や麻薬事件で冷却化した,中国との関係.
「中国は北朝鮮をダシにして,日本や韓国から金を貰っている」
という北朝鮮国内の声.
……など,興味を引かれなくもない部分もあるにはあるが,インタビュー受け手の本の邦訳も既に出ているので,この本でわざわざ,落合にどう誘導されているかも分からない「ダイジェスト」を読むよりは,それらの本を読んだほうがよいだろう.
▼
むしろ,本書の価値は「クイズ性」にある.
落合の本が盗作と捏造に満ちたものであることは,奥菜秀次著"捏造ジャーナリスト落合信彦"や"落合信彦・最後の真実"での検証などによって既に明らかだが,それから類推すると,本書でも,「諜報部の友人の情報」が実は何かの文献のパクリである可能性が高い.
「落合信彦マニア」にとっては,そのパクリ元を突き止めるという「クイス的」楽しみが,本書にもある.
例えば,
・金正日による金日成暗殺説,中国筋から著者の元に情報が入った,と主張しているが,本当の情報元は何か?
・著者が「安企部に近い筋から貴重な情報を得た」ことにしている,
「96年10月に極東ロシアのウラジオストクで起きた韓国領事館員殺害事件は,北朝鮮による成恵琳事件への報復であり,当局はその確証を掴んでいる」
の,本当の情報源は?
・「協調性のなさから,2ヶ月で留学先から帰ってきてしまった金正日」
「弟シューラを池に突き落として殺した金正日」
の情報源が示されていないが,それは何か?
(反金正日団体RENKに朝鮮総連が殴り込んだなどの記述があるから,ある程度の推測はできるが)
・著者が「中国の要人からの非公式取材」で得たとされる,
「金日成は会議の席上,金正日に批判されて逆上し,その場で倒れた」
の,本当のソースは?
自分で調べて,この「クイズ」に答えることができるようになった頃には,その頃には相当の北朝鮮通にもなれているに違いない.
マニア以外には不向き.
【関心率5.43%:全ページ中,興味あるページがどれだけあるかの割合.当方基準】
2010年6月27日に日本でレビュー済み
抗日の朝鮮の英雄の名を騙って、首領に成り上がったなんて、この本を読むまで知らなかった。金日成が大きな冗談のような存在だったなんて。この本からかなり時が経つが、相変わらずの搾取、正雲への後継者リレー。いつになったら、この国は住みやすくなるのか。