渥美清さんの生涯に興味を持ち関連本をいくつか読みましたが、やはり無名時代からの親友によって書かれた本書が最も素の人柄を伺い知る事ができたように思いますし、何より渥美さんに対する愛が伝わってきて読んでいて気分が良かったです。
関さんは渥美さん亡き後、「俺がおまえにしてあげられることはなかったのかい」と悔やんでおられたようですが、おそらく渥美さんは結核で入院していた時に自分を見捨てず毎週遠くまで励ましに来てくれた関さんへ生涯を通して恩返しをしていたのではないでしょうか。
プライベートが謎めいた渥美さんの生涯を知る上で、欠かすことのできない貴重且つオススメの一冊です。
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さらば友よ 単行本 – 1996/10/1
関 敬六
(著)
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社ザ・マサダ
- 発売日1996/10/1
- ISBN-104915977315
- ISBN-13978-4915977312
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
浅草時代からコンビを組み「寅さんシリーズ」では常連の著者が、今は亡き友、渥美清への万感の想いをこめて綴った43年間の記録。公私にわたって苦楽を共にしてきた男たちの物語はときに可笑しく、そして哀しい。
登録情報
- 出版社 : ザ・マサダ (1996/10/1)
- 発売日 : 1996/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 262ページ
- ISBN-10 : 4915977315
- ISBN-13 : 978-4915977312
- Amazon 売れ筋ランキング: - 682,890位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファンはどうしても国民的キャラクターである車寅次郎と渥美清を
ダブらせてしまいがち、本当の渥美清は極めて常識的で友達を大
切にする人物であっても車寅次郎の桁外れたキャラと比べられ、変
わった人物と誤解している人も居る、素顔の渥美清は家族と友達を
大切にし、ファンの期待を裏切らないように常に気を使いながら生活
していた、渥美清さん本人が俳優の普段の生活を見せられては興ざ
めすると語っているように、原節子さん、高倉健さん等も私生活はほ
とんど公にしなかった、ファンは私生活に興味があるだろうが俳優も
普通の人、普段は普通にご飯を食べ、時にはだらしないかっこうもす
るだろう、映画のように生活している人間などまず居ないと思うが
ファンには映画で膨らんだその人物に対する勝手なイメージがあり普
通の生活を見せてがっかりさせたくないというのが、たとえこの方達
が秘密主義と揶揄されてもプライベートを見せなかった本当の理由な
のだろう、確かに高倉健さんなどは映画でのイメージもあり、まった
く生活感を感じさせず神秘的ですらある、また渥美清さんは大スター
でありながら一切周辺に驕り高ぶる態度を見せなかった、そういう面
から言えばその当時でも珍しいくらいの常識人であり人格者だった。
ダブらせてしまいがち、本当の渥美清は極めて常識的で友達を大
切にする人物であっても車寅次郎の桁外れたキャラと比べられ、変
わった人物と誤解している人も居る、素顔の渥美清は家族と友達を
大切にし、ファンの期待を裏切らないように常に気を使いながら生活
していた、渥美清さん本人が俳優の普段の生活を見せられては興ざ
めすると語っているように、原節子さん、高倉健さん等も私生活はほ
とんど公にしなかった、ファンは私生活に興味があるだろうが俳優も
普通の人、普段は普通にご飯を食べ、時にはだらしないかっこうもす
るだろう、映画のように生活している人間などまず居ないと思うが
ファンには映画で膨らんだその人物に対する勝手なイメージがあり普
通の生活を見せてがっかりさせたくないというのが、たとえこの方達
が秘密主義と揶揄されてもプライベートを見せなかった本当の理由な
のだろう、確かに高倉健さんなどは映画でのイメージもあり、まった
く生活感を感じさせず神秘的ですらある、また渥美清さんは大スター
でありながら一切周辺に驕り高ぶる態度を見せなかった、そういう面
から言えばその当時でも珍しいくらいの常識人であり人格者だった。
2012年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小難しい理屈じゃなく、渥美清氏のツレとしての書籍なので読んでいて楽しい。
時代を追ってその当時の思い出話が綴られているが、「男はつらいよ」のDVDを同時並行で
観ていると余計にその背景が興味深い。
役者としての車寅次郎に変身するのが、渥美清氏としての実像と極端に乖離しているのも
この本でよくわかった。
寅さんファンとして是非読んでおけば、作品を観る目が少し違ってくるかもしれない。
中古本しか無いようですが入手できれば儲けものと思える。
時代を追ってその当時の思い出話が綴られているが、「男はつらいよ」のDVDを同時並行で
観ていると余計にその背景が興味深い。
役者としての車寅次郎に変身するのが、渥美清氏としての実像と極端に乖離しているのも
この本でよくわかった。
寅さんファンとして是非読んでおけば、作品を観る目が少し違ってくるかもしれない。
中古本しか無いようですが入手できれば儲けものと思える。
2013年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なかなか手に入らないものを、ものすごくいい状態でいただけて大満足です。
ありがとうございました。
ありがとうございました。