恐るべき本が、出版されました。
「儲けるブランディング」について、ここまで言及した本を他に知りません。
サービスに対してこれほど「ＴＱＣ（Total Quality Control)」を説いている
ブランド本も他に知りません。なかなか現場のビジネスとの結びつきがイメージ
できないブランド本が氾濫する日本ですが、ここまでビジネス（というより商売）
に拘ったブランド本は、これまでなかったのではないのでしょうか？
僕自身メーカーで品質管理を仕事にしていますが、サービスに対するＴＱＣという
視点を持てずにいました。なぜならＱＣサークルというものは、数値で測定できる
指針がないと、「継続的な改善」が進まないからです。著者は、見事にその壁を
「客観的な品質」から「主観的な品質」と置き換えることにより、ブレークしています。
この「転換」をイメージできないと次世代のビジネスで生き残ることは、難しいかも
しれません。今一度、この本でご自分のブランドをチェックしてみることを強く
お薦めします。
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