著者は堀江氏と、皮肉にもこの本ではなく、今回の一連の事件で一気に名前が売れた宮内氏の2人からなるが、基本的には宮内氏の言葉が8割ぐらい書かれている。
内容自体はライブドアの人材観・企業観・財務方針などが盛り込まれている。
分量としては、堀江氏の本に共通することだが、ページ数も多くないし、1日空いていれば十分に読める。
付録に弥生のソフトが付いているが、はっきり言って普通の人から見れば全く不要。
恐らくこの本のメインの狙いは付録で付いている弥生の売り込みだったのではないだろうか?
個人的には皮肉たっぷりのイヤラシイ根性で読みました。
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ライブドアの世界一になるキャッシュフロー経営 単行本 – 2005/12/19
付属資料:CD-ROM(1枚)
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社サイビズ
- 発売日2005/12/19
- ISBN-104916089502
- ISBN-13978-4916089502
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商品の説明
著者からのコメント
僕と宮内、そしてライブドアの経営を支えるすべてのビジネスパーソンによって磨かれ、完成しつつあるシンプルな目標へ向かうための簡明な経営手法は、皆さんの会社やビジネスにも絶対に役に立つと確信しています。(「はじめに 堀江貴文」より)
これまでのサラリーマンのようではなく、江戸時代の職人や、現代のプロスポーツ選手のように働きたいと思っている若いビジネスパーソンが、この日本にも一定数は存在しています。だからこそ、成功も自分のものですが、失敗も自分のものとして甘受できるのです。(「あとがき 宮内亮治」より)
出版社からのコメント
本書は、ライブドアのCEO(最高経営責任者)である堀江貴文氏の「公理」と、CFO(最高財務責任者)である宮内亮治氏の「解釈」で構成された初のコラボレーション本です。急成長したライブドアの経営手法が語られています。
社員が能力をバリバリ発揮する人本主義、キャッシュにこだわる経営手法……など、時価総額世界一を目指すライブドアがもっともこだわる、儲かる会社の肝が、じつにシンプルかつ簡明な言葉でまとめられ、新世代の経営論として展開されています。それらのメッセージは、そのまま日々の経営やビジネスに悩む起業家に役立つことでしょう。
社員が能力をバリバリ発揮する人本主義、キャッシュにこだわる経営手法……など、時価総額世界一を目指すライブドアがもっともこだわる、儲かる会社の肝が、じつにシンプルかつ簡明な言葉でまとめられ、新世代の経営論として展開されています。それらのメッセージは、そのまま日々の経営やビジネスに悩む起業家に役立つことでしょう。
著者について
●堀江貴文(株式会社ライブドア代表取締役社長兼最高経営責任者)
1972年、福岡県生まれ。96年、東京大学在学中に有限会社オン・ザ・エッヂを設立。00年4月、東京証券取引所マザーズに株式を上場し、04年株式会社ライブドアに。Webサービス事業、データセンター事業、ネットショップ事業、プロバイダ事業などを展開。
1972年、福岡県生まれ。96年、東京大学在学中に有限会社オン・ザ・エッヂを設立。00年4月、東京証券取引所マザーズに株式を上場し、04年株式会社ライブドアに。Webサービス事業、データセンター事業、ネットショップ事業、プロバイダ事業などを展開。
●宮内亮治(株式会社ライブドア取締役)
1967年、神奈川県横浜市生まれ。95年、税理士登録。税理士業務以外にもコンサルティングやビジネススクール講師などを手がける。00年、当時のクライアントの有限会社オン・ザ・エッジに上場を提案。その後、取締役就任。ライブドアのM&Aおよびファイナンス事業を総括。
登録情報
- 出版社 : サイビズ (2005/12/19)
- 発売日 : 2005/12/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4916089502
- ISBN-13 : 978-4916089502
- Amazon 売れ筋ランキング: - 564,840位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 57位キャッシュフロー
- - 35,743位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1972年福岡県生まれ。91年東京大学入学、のち中退。96年、有限会社オン・ザ・エッヂ設立。02年、旧ライブドアから営業権を取得。04年、社名を株式会社ライブドアに変更し、代表取締役CEOとなる。06年1月、証券取引法違反で逮捕。11年4月懲役2年6ヶ月の実刑判決が確定。13年3月に仮出所。著書に『拝金』ほか多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バランスシートや損益計算書、キャッシュフロー経営などに関して分かりやすく説明されています。
今まで堀江さんが書かれた本とは違った、基本を抑えた内容になっていると思います。
各章の最初に堀江さんの2ページ位の考え方が書かれていて、その後にインタビュー形式で宮内さんの解説があるという構成になっています。
ただ、弥生会計の宣伝がちょっとうるさい感じがします。
それがあったので星1個減らしました。
今まで堀江さんが書かれた本とは違った、基本を抑えた内容になっていると思います。
各章の最初に堀江さんの2ページ位の考え方が書かれていて、その後にインタビュー形式で宮内さんの解説があるという構成になっています。
ただ、弥生会計の宣伝がちょっとうるさい感じがします。
それがあったので星1個減らしました。
2005年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よい会社はどういう会社か。ライブドアのCEOとCFOが共同で描き出す。二人の意見がずれているところもあるが、その意見の軽い相違こそが強さだと思う。いくつかの選択肢の中から最適な解を導き出せばよいからだ。
そうはいっても共通する部分は実に多い。シンプルでバランスシートが軽く(固定資産のように眠っている金が少ないこと)、キャッシュにこだわること。ライブドア関連の本の中では簿記や会計の用語が少し出てくるのでちょっと難しい部類に入ると思う。キャッシュフローは会社経営にとって基本中の基本なので、あまりキャッシュフローについて考えたことがなかった人にとってはすごくいい本になると思う。ライブドア関連の本ではかなり地に足のついた文章になっている。
付属の弥生会計お試し版でキャッシュフロー計算書を作りプリントアウトしてみた。きれいにできて感動した。小さい会社を作るなら弥生会計は必須の装備だな。
そうはいっても共通する部分は実に多い。シンプルでバランスシートが軽く(固定資産のように眠っている金が少ないこと)、キャッシュにこだわること。ライブドア関連の本の中では簿記や会計の用語が少し出てくるのでちょっと難しい部類に入ると思う。キャッシュフローは会社経営にとって基本中の基本なので、あまりキャッシュフローについて考えたことがなかった人にとってはすごくいい本になると思う。ライブドア関連の本ではかなり地に足のついた文章になっている。
付属の弥生会計お試し版でキャッシュフロー計算書を作りプリントアウトしてみた。きれいにできて感動した。小さい会社を作るなら弥生会計は必須の装備だな。
2006年2月24日に日本でレビュー済み
「株式会社である以上、時価総額1番を目標、そして実現することによって、キャピタルゲンイとして株主に還元し、業績を向上させることによって、納税として国に還元し、社会貢献する。法律を守ってさえいれば・・・」。堀江氏が本書で主張していることは間違っていない。むしろ株式会社の本来の姿ではなかろうか。また従前、これほどの正論を主張できる日本の経営者はいただろうか。しかし、彼が間違ったのは本書の共著である宮内氏をCFOに選んでしまったこと、そして宮内氏の意思決定に疑問を抱くだけの法律・会計の知識がなかったことではないだろうか。事実はこれから明らかになるであろうが、時価総額を上げるために、うその業績を作ることが許されるのであれば、誰でも経営者になれる。本書に書いてあることは間違ってはいないが、粉飾をする人間にキャッシュフロー経営を語る資格はない。いまや本書は、堀江、宮内両氏の経営者としての「冥土の土産」である。
2006年1月15日に日本でレビュー済み
経営をしている方ならキャッシュフローが大事なのは身に染みているはず。
経営者じゃない方がこの本を読んでも意味ないし、結局は弥生の宣伝。
経営者じゃない方がこの本を読んでも意味ないし、結局は弥生の宣伝。
2007年9月11日に日本でレビュー済み
ところどころでつかえそうなコピーがありそうです。
「会社は世界一を目指すもの」
「予算を達成すればOKなんて話はナンセンス」
「好き嫌いではなく、数字で判断」
「絶えず前進‥‥嫌なことはさっと忘れる」
「換金可能性」
「ピラミッドの底辺と高さ」
「年率300%くらいは成長してやろうとほえる」
「死に在庫は3ヶ月に一回切り捨てる」
など
意外に考えさせられました。堀江さんもそうだがお二人は大局的にとらえて本質を掴むのが非常にうまい‥
当時は宮内さんが実務でバリバリやってたころなので、セリフにも勢いを感じます。いま見ても読後感はわるくなく☆×4。
「会社は世界一を目指すもの」
「予算を達成すればOKなんて話はナンセンス」
「好き嫌いではなく、数字で判断」
「絶えず前進‥‥嫌なことはさっと忘れる」
「換金可能性」
「ピラミッドの底辺と高さ」
「年率300%くらいは成長してやろうとほえる」
「死に在庫は3ヶ月に一回切り捨てる」
など
意外に考えさせられました。堀江さんもそうだがお二人は大局的にとらえて本質を掴むのが非常にうまい‥
当時は宮内さんが実務でバリバリやってたころなので、セリフにも勢いを感じます。いま見ても読後感はわるくなく☆×4。
2005年12月27日に日本でレビュー済み
結構読みやすかったです。
キャッシュフローについて、
わかりやすく述べられています。
肩肘はらずに、キャッシュフローの
理解ができると思います。
僕も再確認できました。
また、
堀江社長と宮内氏の考え方を知ると、
堀江社長が、先日の総会で、
涙を浮かべていたの不憫ですね
キャッシュフローについて、
わかりやすく述べられています。
肩肘はらずに、キャッシュフローの
理解ができると思います。
僕も再確認できました。
また、
堀江社長と宮内氏の考え方を知ると、
堀江社長が、先日の総会で、
涙を浮かべていたの不憫ですね
2005年12月23日に日本でレビュー済み
主に宮内氏による財務の入門書。「堀江氏による短いネタ振り → 宮内氏へのインタビュー → 解説」の順で経営に関係する基本的な題材が説明されています。全体の一割程度はライブドアのIRだったり弥生会計の宣伝だったりもするんだけど決して不自然な宣伝ではない。
執筆に使う時間を節約するための構成になっているとか、会計面の説明が縦書きだとか、誤植がちらほらあるとか、そのあたりは気になるんだけど、他の点に関しては入門書として非常に良いと思います。この本の内容を理解していれば下手な経営者や下手な管理職や下手な財務担当よりも経営や財務に関して詳しいと言えると思う。
ちなみに堀江節には期待できません。堀江氏の担当部分は実質10ページ程度です。あと、ライブドアにおいては社員を何故フェアに評価できるのかがきちんと説明されていない。本文中の説明においても非常に重要なポイントだと思うんだけど。
執筆に使う時間を節約するための構成になっているとか、会計面の説明が縦書きだとか、誤植がちらほらあるとか、そのあたりは気になるんだけど、他の点に関しては入門書として非常に良いと思います。この本の内容を理解していれば下手な経営者や下手な管理職や下手な財務担当よりも経営や財務に関して詳しいと言えると思う。
ちなみに堀江節には期待できません。堀江氏の担当部分は実質10ページ程度です。あと、ライブドアにおいては社員を何故フェアに評価できるのかがきちんと説明されていない。本文中の説明においても非常に重要なポイントだと思うんだけど。