レビュータイトルは私の解釈です。
自分の名前がわからない、もう少しで思い出せそうなのにその一部が欠損している。
夜半に悪夢から覚めてイヤな汗かいちゃったと思ったらまだ夢から覚めてなかった時のような…
理解できない人にとってはナンセンス、真面目なのかふざけてるのかわからないただのシュールな漫画…って感じだと思います。
孤独を知ってる人にはとても共感できる、恐ろしい、悲しくて切ない物語と映るでしょう。
でも自分はこの主人公と違って友達もいるし仕事や学校もあるし、孤独じゃないよ?
って思うかもしれません。
でも、社会復帰を果たし念願の友達を手に入れたナオミは孤独じゃなくなったのでしょうか?孤独はナオミの脳の中だけにあったのでしょうか?
ナオミのその後が気になります。
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ア○ス (レヴォルトコミック 1) コミック – 2001/12/1
しりあがり 寿
(著)
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトマジック
- 発売日2001/12/1
- ISBN-10492118139X
- ISBN-13978-4921181390
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商品の説明
出版社からのコメント
感動するギャグ漫画!? 現代の世相を鮮やかに描写した問題の手塚賞受賞作、『弥次喜多inDEEP』の原型となった<しりあがり漫画>の注目すべき初期作品!!とうたっただけあってかなり感動しました。今だついつい手にとってしまってます。
内容(「MARC」データベースより)
友だちがほしいという私のキモチはいつも誰かにつつぬけで、その誰かは私がトモダチにしたいと思う誰かを鳥につつかせたり…。剥き出しになる世界の悪意、無力感と戸惑いに襲われる「私」の錯乱。『ユリイカ』連載。
登録情報
- 出版社 : ソフトマジック (2001/12/1)
- 発売日 : 2001/12/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 204ページ
- ISBN-10 : 492118139X
- ISBN-13 : 978-4921181390
- Amazon 売れ筋ランキング: - 403,479位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2012年9月27日に日本でレビュー済み
2004年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あとがきに、意味がありそうであるものと意味がありそうでないもの、という
記載があり、読後にこの本の存在自体どちらなのだろうか?と考えた。
私にとっては後者であったようだが(著者や編集者が何を表現し何をいい
たいのか理解不能であった為)、他の人にとってはどのような意味を持つか
推し量ることはできないと感じた。そんな本である。
どちらにしても健康的な本でないことだけは間違いない。
記載があり、読後にこの本の存在自体どちらなのだろうか?と考えた。
私にとっては後者であったようだが(著者や編集者が何を表現し何をいい
たいのか理解不能であった為)、他の人にとってはどのような意味を持つか
推し量ることはできないと感じた。そんな本である。
どちらにしても健康的な本でないことだけは間違いない。
2012年2月8日に日本でレビュー済み
くりぬかれた○は何かで埋められるのか。身近な周囲からの孤立感は、ルイス・キャロルのアリスを思わせる。だから、リを入れてみたくなる。しかし、ここには書き込むべき紙がない…… つまりタイトルは真ん中に空虚を抱えた『アス』つまりわれわれ自身なのだろうか。コミュニケーションの不可能性に苛まれ、自己の境界に不安を覚えながら生きていくわれわれは「アリス」でもあるという希望を抱きながら、それは叶わない夢ということになるのかもしれない。
2010年9月27日に日本でレビュー済み
一見支離滅裂な内容なのだが、主人公の苦しみが分かる気がして、読んだ後泣いた。
さびしくて孤独で友達がほしい反面、他人と関わろうとすると、噛み合わず、
相手が不気味に思え、居心地が悪く、狂おしい気分になってしまう。
そんなどうしようもない息苦しさが押し寄せてくる。
さびしくて孤独で友達がほしい反面、他人と関わろうとすると、噛み合わず、
相手が不気味に思え、居心地が悪く、狂おしい気分になってしまう。
そんなどうしようもない息苦しさが押し寄せてくる。
2004年9月10日に日本でレビュー済み
目覚めた後すごく後味の悪い夢を、誰でも一度は見たことがあると思います。
この本の印象はまさにそんな感じで、
夢に特有の、自分の心の奥に潜んでいる感情を映像化して見せつけられる
居心地の悪さ、それから不条理感に彩られています。
下にも触れている方がおられましたが、この本は、
”意味がありそうでないもの”と”意味がなさそうであるもの”の
どちらかといえば、見る人のコンディションによって両方に当てはまると思います。
夢ってそんなものなのではないかと思います。
この本の印象はまさにそんな感じで、
夢に特有の、自分の心の奥に潜んでいる感情を映像化して見せつけられる
居心地の悪さ、それから不条理感に彩られています。
下にも触れている方がおられましたが、この本は、
”意味がありそうでないもの”と”意味がなさそうであるもの”の
どちらかといえば、見る人のコンディションによって両方に当てはまると思います。
夢ってそんなものなのではないかと思います。
2002年3月20日に日本でレビュー済み
装丁もさることながら、内容もただの笑える漫画にとどまらず、人間の精神世界を描き出しているすばらしい作品。人間、誰もがこの主人公ほど極端ではないにしても孤独や不安を抱えて生きている。しかしそれらを解消するために、自分の個性を殺してまで他と交わることに本当に意味があるのか考えさせられた。精神科医の観点から書かれたあとがきも大変おもしろい。
2002年2月16日に日本でレビュー済み
バスの中で読みたくてたまたま本屋で平積みしてたのを買ったのですが、あまりに切ない内容だったので家に帰ってから泣いてしまいました。ギャグのジャブは小腹にキました。家の外で笑っちまった。