信頼できるレストラン案内として、２００１年の初版から使っています。しかし、どうも最近ははずれが多くなっています。サーベイ参加者の意見を基にされるのは分かりますが、店に内緒で実際に食事をして、最終的に評価されると聞いていました。しかし、現実は、編集に責任を持つ人が、自分で調べていないようです。
例えば、２００６年版の１８４ページ、店の紹介に「〜とか。」と自信のない表現が、ひとつの店で２回出てきます。きっちり確認せず、他の本でも紹介されていたので、先日この店で食事をしました。それはひどいものでした。一人８５００円も払って、おいしい料理がただのひとつもありませんでした。かなり多くの店で食事をしていますが、これほどまでまずい店を知りません。この店は、ありとあらゆる手を使って自推しているに違いありません。
ザガットサーベイは、記事の信頼性で勝負していたはずです。自推のデータにだまされるようでは、この本の未来はないでしょう。かつては信頼できた情報源だっただけに、何とかしてほしいものです。
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