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改造社と山本実彦 単行本 – 2000/4/11

4.7 5つ星のうち4.7 4個の評価

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関東大震災の不況の中で、実彦が発案した円本(えんぽん)は一世を風靡し“円本時代”をつくりあげた。大正・昭和初期、日本の文人・思想家がこぞって執筆した雑誌「改造」を主宰。アインシュタインを招聘し、科学界に貢献したのも実彦だった。実彦の全生涯と、彼の死後忽然と消えた改造社の実像が、今明らかになる。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

関東大震災の中で「円本」を発案し、昭和初期には日本の文人・思想家がこぞって執筆した『改造』を主宰した山本実彦。その全生涯と、彼の死後忽然と消えた改造社の実像を明らかにする。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 南方新社; 第1版 (2000/4/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/4/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 287ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4931376312
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4931376311
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 4個の評価

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松原 一枝
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
“円本”ブームを巻き起こし、さらには戦前を代表する総合雑誌『改造』などで知られる改造社を興した山本実彦の評伝。
基本的に文章が分かりやすく、事跡も丁寧に辿られている。

これだけ出版で成功していたのに山本の“志”は生涯にわたって基本的に政治の方に向いていたことに驚かされる。改造社で刊行された本(マルクス・エンゲルス全集も刊行している)や『改造』に執筆したメンバーを見ると、かなり反権力的な志向が強いのかとも思うが、必ずしもそうではないことも明らかにされている。
しかし何よりも印象的なのは、アイデアマンとしての山本の類稀なるセンスだろう。運転資金がないにも関わらず、当時としては廉価であった1冊1円で予約金を集めたり、アインシュタイン、バートランド・ラッセル、バーナード・ショーを一出版社が日本に招いたこと、自分の主義とは多少反しても左翼的な人々にも執筆を依頼できる度量の大きさ。これらを見ていくと、成功の背景が分かるとともに、それが他人には真似できない“離れ業”であったことが理解できる。

出版史、文学史にあまり興味のない人にとっては、すでにない「改造社」が持つ独特の魅力を感じることは難しいかもしれない。しかし、『改造』は小林秀雄が商業デビューした雑誌であり、また新人作家にとって同誌に作品が掲載されることが文壇への登竜門であったと考えられていたこと。『死線を越えて』『暗夜行路』『放浪記』などのベストセラーを出版したこと。円本「現代日本文学全集」は25万部の読者を獲得し、さらにはそれが安価な古書として出回ることによって、より多くの「読者」が形成されていったこと。円本ブームの印税で、それまでは裕福ではなかった作家たちが、家を購入したり洋行したりできたこと。
こういったびっくりさせられるような事象の背後にいた山本実彦の実像がよく分かる。

ただ、少々校正が粗いと言わざるを得ないのが残念である。
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