キリスト教を少しでも知っているのなら
読んでいただきたいと思わせるものだと思います。
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原典 ユダの福音書 単行本 – 2006/6/2
本書は、初期キリスト教文書「ユダの福音書」原典の日本語訳と、専門家による考察で構成されています。「ユダの福音書」はイエス・キリストを裏切ったユダの行動に対する「もう一つの見方」を示し、両者の関係に新たな光を当てたとされています。
以下は「ユダの福音書」に記載されている、イエスがユダに語った言葉の一部です。
「お前は、真の私を包むこの肉体を犠牲とし、すべての弟子たちを超える存在になるだろう」
「他の者たちから離れなさい。そうすれば、お前に[神の]王国の神秘を語って聞かせよう。その王国に至ることは可能だが、お前は大いに悲しむことになるだろう」
本書では、これらの言葉がどのような場面で語られ、どのような意味を持っていたかなど、「ユダの福音書」原典の日本語訳(注釈文つき)とともに、4人の専門家による、平易、かつ詳しい考察を収録いたしました。
以下は「ユダの福音書」に記載されている、イエスがユダに語った言葉の一部です。
「お前は、真の私を包むこの肉体を犠牲とし、すべての弟子たちを超える存在になるだろう」
「他の者たちから離れなさい。そうすれば、お前に[神の]王国の神秘を語って聞かせよう。その王国に至ることは可能だが、お前は大いに悲しむことになるだろう」
本書では、これらの言葉がどのような場面で語られ、どのような意味を持っていたかなど、「ユダの福音書」原典の日本語訳(注釈文つき)とともに、4人の専門家による、平易、かつ詳しい考察を収録いたしました。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日2006/6/2
- ISBN-10493145061X
- ISBN-13978-4931450615
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登録情報
- 出版社 : 日経ナショナルジオグラフィック社 (2006/6/2)
- 発売日 : 2006/6/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 493145061X
- ISBN-13 : 978-4931450615
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,124位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 286位聖書 (本)
- - 383位キリスト教入門
- - 543位キリスト教一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月2日に日本でレビュー済み
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気に入った事は以外な事実が分かったこと。少しこれはと思う事は。発掘者の感想のページが多い事でしょうか
2018年4月15日に日本でレビュー済み
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世界人口の半数以上が信じている、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教に再考を迫る書籍。出版された当時世界的な話題なったがいまそれほど議論が上がっているわけではない。キリスト教が生まれたのは2000年ほど前であるが、現在知られているキリスト教が成立する前に、非常の豊穣な知的検討があったことがわかる。内容的にはグノーシスの思想にもとづいているということだが仏教との親和性もあり私にはこちらの解釈のほうが納得しやすい。いずれにしても正統派が確定していく過程には多くの権力闘争や殺戮があったことは歴史的な事実として知られている。宗教的な「真実」は別として、その中で、社会科学的に考えれば当時の理解水準で政治的に力のある人達がわかりやすいようにわかったものが「正当(正統)」になった可能性が高いと思う。宗教紛争の殆どは「正当」を巡る闘争であることを否定する人はいないと思う。しかしその「正当」はどうやって決まったのだろうか?その意味でもキリスト教を再考し、豊かにするためにも重要な意味を持つと思う。
2011年12月8日に日本でレビュー済み
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1600年もの間、エジプトの砂漠で眠っていたこの写本は、誰も目にしたことがなかった“幻の福音書。描かれたユダは、悪役どころか英雄だったというもの。
ユダの役割を大胆に再解釈したこの福音書の中で、イエスはユダに自分への裏切りを命じる。
と説明されている。他の新約聖書の福音書の記述とは異なり、ユダは、真にイエスを理解した使徒だったのだというわけだ。初期キリスト教の教父たちに異端の烙印を押されて以来初めて、今ようやくその全容を明らかにしたわけだが、本書は原典をわかりやすく翻訳したうえで、詳細な注釈を加えて、初期のキリスト教の興味深い歴史的背景も説明している。
イエス・キリストのメッセージを理解するための、新たな糸口となるに違いないが、残念なことに、解説者は、いずれも、キリスト教徒のようであり、「一神教」の範疇をでていない。つまり、新約聖書をまとめた人達と同じ概念しかもちあわせていないので、結局、なぜ、イエスは磔になったのか、私には、これでは合理的な理解ができない。
ユダの役割を大胆に再解釈したこの福音書の中で、イエスはユダに自分への裏切りを命じる。
と説明されている。他の新約聖書の福音書の記述とは異なり、ユダは、真にイエスを理解した使徒だったのだというわけだ。初期キリスト教の教父たちに異端の烙印を押されて以来初めて、今ようやくその全容を明らかにしたわけだが、本書は原典をわかりやすく翻訳したうえで、詳細な注釈を加えて、初期のキリスト教の興味深い歴史的背景も説明している。
イエス・キリストのメッセージを理解するための、新たな糸口となるに違いないが、残念なことに、解説者は、いずれも、キリスト教徒のようであり、「一神教」の範疇をでていない。つまり、新約聖書をまとめた人達と同じ概念しかもちあわせていないので、結局、なぜ、イエスは磔になったのか、私には、これでは合理的な理解ができない。
2017年7月18日に日本でレビュー済み
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キリストには12人の使徒がいたので、キリストの言葉の解釈は10人10色。今に伝わる教えが正当で、他は異端などと言えないはずです。旧約聖書と新約聖書の解説書を読んだだけでも、旧約聖書のユダヤ民族イノチな神様には異教徒の私達は???となります。だからこそキリストがあらゆる民族や身分の人に分け隔てのない愛を説いたのでしょう。しかし、ゴルゴダの丘での刑死以来2000年、いまだにその理想が実現しておりません。3世紀、ある司教が沢山出ていた福音書から幾つかを異端と決めつけて焚書、歴史の闇に葬りました。悪い事は出来ません。近年エジプト砂漠の中の修道院の地下に消された1冊[ユダの福音書]が出て来てしまいました。キリストから1番弟子とされたユダ、その[ユダの福音書]です。
この本でキリストが何を願ったのか、ユダはどんな人だったのか、私のような異教徒にもとても良く解りました。キリストが語った神の上に神、そのまた上にも神というのは私達の神みたいです。世界で重要な宗教を誤解しないためにもご一読をお薦めします。
この本でキリストが何を願ったのか、ユダはどんな人だったのか、私のような異教徒にもとても良く解りました。キリストが語った神の上に神、そのまた上にも神というのは私達の神みたいです。世界で重要な宗教を誤解しないためにもご一読をお薦めします。
2014年11月10日に日本でレビュー済み
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探していた貴重な資料を感動的に拝読しました。ありがとうございました。
2016年3月6日に日本でレビュー済み
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この本を読めば読むほど、驚きと奥深さを感じました。福音書に関しては、五十ページほど。しかも、所々文章はかけています。
なぜなのか? それは後半に書かれてありました。無惨な状態で発見され、そこからあらゆる人が情熱を注ぎ込み、ここまで復活させたのです。
イエスは笑い、イエスはユダを誰よりも信頼していました。
「結び」の前に、イエスとユダが会話する場面があります。その時の言葉が、とても印象的でした。
なぜなのか? それは後半に書かれてありました。無惨な状態で発見され、そこからあらゆる人が情熱を注ぎ込み、ここまで復活させたのです。
イエスは笑い、イエスはユダを誰よりも信頼していました。
「結び」の前に、イエスとユダが会話する場面があります。その時の言葉が、とても印象的でした。
2010年10月11日に日本でレビュー済み
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『ユダの福音書』本文は、欠落部分はあるものの、現代の作家が書いた寓話小説と言ってもそのまま通りそう。
グノーシス主義は才能ある書き手の宝庫のようだ。
グノーシス主義の神話には30人もアイオーンが出てきたりするものがあるが、『ユダの福音書』の世界観はよりシンプルで受け入れやすい。グノーシス主義に触れる最初の1冊に好適ではないかと思う。
グノーシス主義は才能ある書き手の宝庫のようだ。
グノーシス主義の神話には30人もアイオーンが出てきたりするものがあるが、『ユダの福音書』の世界観はよりシンプルで受け入れやすい。グノーシス主義に触れる最初の1冊に好適ではないかと思う。