絵も色彩もとても美しく、陽だまりや風も感じられ、優しい文章に癒されます。
自然の摂理に切ないながらも温かさをもらえる大人のための絵本です。
出会えて幸運でした。
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ぼんさいじいさま 単行本 – 2004/5/1
木葉井 悦子
(著)
- 言語日本語
- 出版社ビリケン出版
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104939029328
- ISBN-13978-4939029325
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
春のある朝、ぼんさいじいさまの前に現れたひいらぎ少年。「じいさま、きょうのことは、ずっと前から決まっていました」 猫や馬、ニワトリ、トノサマガエルなどに見送られ、じいさまは彼岸へ旅立ち…。84年偕成社刊の再刊。
登録情報
- 出版社 : ビリケン出版 (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4939029328
- ISBN-13 : 978-4939029325
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,221,011位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 86,855位絵本・児童書 (本)
- - 320,475位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どう生きるか。を考えさせられる絵本です。
自分の生き方を見つめ直すきっかけを与えてくれます。
自分の生き方を見つめ直すきっかけを与えてくれます。
2022年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「死」をテーマにした絵本や本は色々あると思いますが、この本は、とても優しく自然に旅立っていく「ぼんさいじいさま」の姿を通して、決して怖いものではないのだと思わせてくれる一冊です。
隅々まで丹念に表現された絵を、ゆっくりじっくり味わってからページをめくってほしいと思います。
子どもにも、大人にも、オススメです。
隅々まで丹念に表現された絵を、ゆっくりじっくり味わってからページをめくってほしいと思います。
子どもにも、大人にも、オススメです。
2022年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お父さんを亡くされた方に送りました。どう言葉をかけたらよいかわからず、少しでも元気になって欲しいと思いました。送った相手から「父にもお迎えがきたのですね。みなさんにありがとう、って言えたのですね。にこやかにあちらに行ったのだなあと思えました。」と返信がきました。すぐには難しくても、少しずつ生きている自分とまわりに目を向けられたらと思えました。送ってよかったです。
2016年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作中の名作だと思います。
表現豊かな可愛らしい絵もさる事ながら、内容が素晴らしい。
この絵本に出会えて、幸せです。
表現豊かな可愛らしい絵もさる事ながら、内容が素晴らしい。
この絵本に出会えて、幸せです。
2014年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生の終わりの瞬間に対する得体の知れない恐怖を、優しく祓ってくれるような絵本です。
大人向け絵本の代表格。
大人向け絵本の代表格。
2007年6月10日に日本でレビュー済み
死を迎えるとはどんなことなんだろう?
体験した者は、必然的にこの世にいないので想像するしかない。
死は旅立ちに例えられたりしますが、本作では、じいさまの
ところへ小さな小さな少年が迎えにくるというかたちで訪れます。
毎日を共にした山の動物たちに見送られながら、ゆっくりと歩いて
別の世界へ進んで行くのです。
じいさまの庭を彩る数多くの盆栽は まるで 彼が生きてきた証のごとく
様々なことを我々に伝え残してくれます。
そして最後をむかえる時まで じいさまと共に生きてきた山の動物達は
彼の人生で出会った多くの者達を代表しているかのように思えました。
死を迎えるとはどんなことかはわかりませんが、
もしも、人生を精一杯に生きたという満たされた想いで死を受け入れるならば、
本書の読後感に近いものがあるのではないでしょうか。
そう信じて毎日を大切に生きていこう という気持ちになる作品。
体験した者は、必然的にこの世にいないので想像するしかない。
死は旅立ちに例えられたりしますが、本作では、じいさまの
ところへ小さな小さな少年が迎えにくるというかたちで訪れます。
毎日を共にした山の動物たちに見送られながら、ゆっくりと歩いて
別の世界へ進んで行くのです。
じいさまの庭を彩る数多くの盆栽は まるで 彼が生きてきた証のごとく
様々なことを我々に伝え残してくれます。
そして最後をむかえる時まで じいさまと共に生きてきた山の動物達は
彼の人生で出会った多くの者達を代表しているかのように思えました。
死を迎えるとはどんなことかはわかりませんが、
もしも、人生を精一杯に生きたという満たされた想いで死を受け入れるならば、
本書の読後感に近いものがあるのではないでしょうか。
そう信じて毎日を大切に生きていこう という気持ちになる作品。
2007年5月30日に日本でレビュー済み
アフリカに魅了されたという木葉井悦子さんの絵は、細部にわたるまで命が息づいています。花も虫も人間も平等に描かれており、決してかわいらしい子どもに受ける絵ではありませんが、ありのままの姿があたたかみのあるタッチで描かれています。
57歳で亡くなった作者にとって、絵本の創作は、文字通り、命を削ることであり、ライフワークでした。
この作品は、盆栽に毎日水をやり、動物たちと穏やかに暮らしてるじいさまに、ある日お迎えが来る、というお話です。じいさまのささやかな人生と、見送る動物たちから、作者の死生観がひしひしと伝わってきて、死ぬまでに如何に生きるかということを考えさせてくれます。
読み終わっても心に余韻が残り、生涯何度でも開いてみたくなるような絵本です。
57歳で亡くなった作者にとって、絵本の創作は、文字通り、命を削ることであり、ライフワークでした。
この作品は、盆栽に毎日水をやり、動物たちと穏やかに暮らしてるじいさまに、ある日お迎えが来る、というお話です。じいさまのささやかな人生と、見送る動物たちから、作者の死生観がひしひしと伝わってきて、死ぬまでに如何に生きるかということを考えさせてくれます。
読み終わっても心に余韻が残り、生涯何度でも開いてみたくなるような絵本です。