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ザ・ファーストネットセンチュリー ― インターネット創世者たちの肖像 (1) 単行本 – 2001/7/10

5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

商品の説明

商品説明

いまや生活にに欠かすことができない情報収集のツールにまで発展し定着したインターネット。日本でも利用者は2000万人近くにのぼり、なおユーザーは増え続けている。これほどの市民権を獲得しているインターネットだが、「いつ」「誰によって」「何の目的で」といった起源について答えられる人は少ない。

本書はインターネットの起源やその発展の経緯などを踏まえて、インターネットの歴史40年をつづった1冊だ。エンジニアやプログラマー、ベンチャーキャピタリストなど、インターネットの発展に貢献した70人を超える人々へのインタビューを中心に、ネットをめぐって起こった数々のエピソードを織り交ぜて、インターネットの歴史を描きだしている。上巻でインターネット創始期の1960~1980年代扱ったのに対して、下巻となる本書では、その成長期ともいえる1980~1990年代に注目している。(近藤大介)

著者からのコメント

コンピュータとインターネット産業を理解するための格好のテキスト 本書は、インターネットがいつ、誰によって、どんな目的で生み出されたか、またそこから現在の姿にいかに発展してきたか、という点にスポットを当てたドキュメンタリーである。

インターネットの発展の原動力になってきたのは、科学者、技術者、起業家、ヒッピー、ベンチャーキャピタリストたちが目の前に存在する問題に取り組み、問題を乗り越え、ネットワークの世界を変えようと努力してきた、いわば「オタク」的な情熱であったと、著者のスティーブン・シガーラーは指摘する。本書の面白さは、こうした多くの人々の声がふんだんに収められていることだ。ARPAネットの構築に携わった科学者たち、イーサネットを発明しスリーコムを創業したボブ・メトカーフ、マイクロソフトのビル・ゲイツにアップルのスティーブブ・ジョブス、シスコやサンの創業者たち、ベンチャーキャピタリストのジョン・ドーアやドン・バレンタイン。生き生きと語る彼らの言葉からは、常に新しいことに挑戦し、問題点を克服し、世界を変えようという意気込みが強烈に伝わってくる。こうした人々がいまやアメリカを代表する企業を作りあげてきたのだということが、よくわかる。

さらに、本書は単にインターネットの仕組みや歴史がわかるだけの本ではない。オタク達がいかに会社を創業し、そして成功したか(あるいは失敗したか)という事例も満載だ。インターネット・ベンチャーが成長する鍵がどこにあり、何がアキレス腱となるのかがよくわかる。コンピュータとインターネット産業を理解する上で、格好のテキストとなるだろう。インターネットに関する、いわば「定番本」ではないだろうか。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ハルアンドアーク (2001/7/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/7/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4939039064
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4939039065
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

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1グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2001年8月17日に日本でレビュー済み
ごく一部の才人によってなされた技術の革新がまさに時間と空間を超えて鮮やかに臨場感をもって感じられる珠玉の2冊(上下巻)です。まさにドッグイヤーの世界、情報産業自体がある種のドラマ性をもって語られるほど時間の過ぎるスピードが速いのでしょう。登場人物の先見性・先進性に感化されるもよし、人間性に苦笑するもよし、まさに今のネットワーク技術を見つめ直すのには充分な読み物になっています。日本版のタイトルが原題のそれがもつニュアンスを捨て去っているという半ば確信犯的なところだけが気に入りませんがこの分野に足を突っ込んでいる人には非常にお勧めです。
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