昭和帝崩御、秋篠宮婚約、バブル景気で芸能人、文化人の活動やスキャンダルも頻繁でネタに困らない。
さらに雅子妃入内(この時の1994年3月号が、史上最も反響があり、本当に完売)
名誉棄損、肖像権などもまだユルユル。
そんな世の中の動きのおかげで部数が伸びて、1993年の秋~94年の春には、
編集部の設備に、編集長が自分の遊興娯楽と税金対策でバンバン高額な買い物をしていた。
初めてのBMW、銀座の高級クラブ(実はゴルフも)、編集部に防犯カメラ設置、
300万円相当のマッキントッシュPC一式、尾行・張り込み取材のために中古車と赤外線カメラ。
何年もたって、フリー記者の方にそうした状況を話したら「お金のつかいかた、
めちゃくちゃだね」と笑っていました。ほんとwww
初めての別冊「噂の真相の真相」が89年頃に出て、完売して、その売り上げでは
伊豆熱川のリゾートマンションの一室を購入して、その後は、編集部内の冷蔵庫、
電子レンジ、防弾ガラス、盗聴チェックなど、小規模な経費消化だったが、
1993年はすごかった。しかし、翌年の1994年になった途端、
部数がぴたっと止まり、和久峻三裁判のために収支トントン、外からは
「売れて、儲かっている」と思われていたが、本当に見事に±0という感じ。
どんどん裁判費用が上がっていき、新たな裁判も増えて、2001年の秋には
編集長が自腹で負担していたと推測される。
はじめての別冊が完売した時は編集長日誌で、創刊時のような騒動があっても
心配なく刊行を継続できる、だとか読者への感謝しかなかったが、だんだん
黙っていても売れるので、ゴールデン街で仲良しの記者とだけつきあい、
銀座通い、(隠していたがゴルフ)に関心が移り、編集業務や姿勢が
おざなりになっていったのだと振り返ると思う。
手にインクがうつりそうな紙質、インクが嫌な人も多いのかなと思う。
もし「創」「紙の爆弾」のような外見だったら、1994年になって
部数の伸びが面白いくらいピタッと止まる事はなく、もう少し
伸びていたかも。知り合った女性とファッションショーに行ったという記述があるが、
業界ゴロみたいな女性の色恋営業にひっかかったらしく、100万円くらい
「情報提供料」として貢いでいた。
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噂の真相編集長日誌 3 単行本 – 1994/4/1
岡留 安則
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社木馬書館
- 発売日1994/4/1
- ISBN-104943931375
- ISBN-13978-4943931379
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
抗議、告訴は日常茶飯。あらゆるタブーに挑戦する反権力・反権威のスキャンダルマガジン『噂の真相』の創刊15周年を迎えた編集長・岡留安則の行動記録、第3弾。辛口評論家・佐高信氏との対談も収録。
登録情報
- 出版社 : 木馬書館 (1994/4/1)
- 発売日 : 1994/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4943931375
- ISBN-13 : 978-4943931379
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,641,436位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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