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東京大学のアルバ-ト・アイラ- (東大ジャズ講義録・キ-ワ-ド編) 単行本 – 2006/3/1
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- 本の長さ325ページ
- 言語日本語
- 出版社メディア総合研究所
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104944124201
- ISBN-13978-4944124206
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登録情報
- 出版社 : メディア総合研究所 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 325ページ
- ISBN-10 : 4944124201
- ISBN-13 : 978-4944124206
- Amazon 売れ筋ランキング: - 329,828位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 168位ジャズ
- - 15,494位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1972年生まれ。批評家、音楽家。96年~02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。様々な雑誌、webへの執筆・寄稿を行い日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わる。
2004年9月、菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社刊)を上梓。2004、2005年と同氏と共に東京大学教養学部にて講義 を担当。『東京大学のアルバート・アイラー 歴史編』『同 キー ワード編』(菊地成孔・大谷能生/メディア総合研究所)として書籍化される。他に、『日本の電子音楽』(川崎弘二著 大谷能生協力/愛育社)、『200CDジャズ入門200音楽書シリーズ』(200CDジャズ入門編纂委員会編/学習研究社刊)等。2007年9月に月曜 社から初の単独批評単行本『貧しい音楽』刊行予定。音楽家としては、sim、masなど多くのグループに参加。2006年12月にはソロ・アルバム『「河 岸忘日抄」より』(原作:堀江敏幸)をHEADZからリリース。その他さまざまなセッションで演奏を行っている。
2007年には待望の第一批評集『貧しい音楽』(月曜社)を上梓。
2008年には 菊地成孔と共著で待望の『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』(エスクアイア マガジン ジャパン)を発表。
また、2008年には 第二批評集『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』(メディア総合研究所)も発表された。
東京工業大学環境・社会理工学院准教授。
東京都出身。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻および法政大学大学院経営学研究科経営学専攻修了。博士(学術)および博士(経営学)。学術振興会特別研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員、NTTドコモモバイル社会研究所副主任研究員、静岡大学学術院工学領域准教授等を経て2024年より現職。力学系理論、複雑系科学、脱植民地化の研究を経て、現在は市場創造としてのソーシャルイノベーションおよび、その前提となるデジタル技術の利用やブランディング等の経営学的対象を、サイバネティクスを中心とした学際的な観点から研究している。数理科学者として国際学会での受賞歴、経営学者として複数学会での受賞歴あり。
著書・論文に『消費者によるイノベーション』(千倉書房、2022年)、『1からのデジタル・マーケティング』(共著、碩学舎、2019年)、『災害に強い情報社会』(共著、NTT出版、2013年)、『紛争解決暴力と非暴力』(共著、ミネルヴァ書房、2010年)、「自然言語処理技術を用いたクラウドソーシングアイデアの有望性予測」(共著、2021年)、「ハラスメントの理論」(2009年)など。
(最終更新日:2024年4月17日)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この東京大学のアルバート・アイラーの下巻(キーワード編)は上巻よりさらに衒学的になっており、その辺を嫌われることもあるようだ。
だが、このような本が他にないので、逆に貴重性を感じる。
特に第4章の「カウンター/ポスト・バークリー」は興味深く、貴重な読み物だと思う。
最後に登場する濱瀬元彦氏による講義「ラング・メソッドについて」は本書以外では読めない種類のもの。
ラング・メソッドといっても大部分の人は解からないと思うが(私も解かりません)、濱瀬氏自身が紹介する氏の著書「ブルーノートと調性」にその全容が書かれているらしい。
そしてその「ブルーノートと調性」は「下方倍音という概念に依拠している」とのこと。
以下その下方倍音の説明が続くがほとんど理解不能である。しかしこれは入口であり、難解な理論が展開されていく。
しかし、ただ難解なだけでなく、時々具体例が示されるので、はっとする。
例えばマイルス・ディヴィスの言葉として「例えば、フリジアン・スケールにしても、みんなが理解しているものと俺が掴んでいるものは全然違う」など。
そして「マイルスという人はチャーリー・パーカーと同じで底の知れない人物です。
『オン・ザ・コーナー』という作品ではシュトックハウゼンのモデルを使っていたと自ら語っています。そんな人はジャズ界には他にいません。」と語られている。
時に分かりやすい説明もあったりして、ほっと息を継ぐ個所もある。
例えば「ブルーノートとは長調であるにもかかわらず、3度、7度が半音下げて演奏され、それがミストーンとして聴こえない状況を指しています。またビ・バップ以降5度も半音下げられるようになりました」などと言う説明は非常に分かりやすい。
この第4章、理解できないが、面白いので私は繰り返し読んでいる。
大友良英「完全な即興なんてない。」「いつのデレク・ベイリーか分かるようになってから文句言え」。
ちなみに最後のラング理論は全く分からなかった。全く(ただし、学徒としての姿勢には多いに感銘を受ける。)。
「東京大学のアルバート・アイラー東大ジャズ講義録・歴史編」 の続編です。
ジャズの大きな源流である「ブルース」が持つ音楽的特異性や
ヨーロッパとアフリカ、アジアの「ダンス」に見る人種間のリズム感の相違、
音楽の記号化としての「作曲性」に対立する「即興性」についてなど
これまで日本のジャズ評論書ではまず触れられることがなかった
しかしジャズを考える上では必要不可欠な問題が論じられています。
「憂鬱と官能を教えた学校バークリー・メソッドによって俯瞰される20世紀商業音楽史」
で「カウンター/ポスト・バークリー」ジャズ理論として紹介されていた
「ブルー・ノートと調性」の著者である濱瀬元彦氏をゲストに迎えて
上方倍音に対して下方倍音という概念を用いることで
ブルー・ノートを理論的に解明する講義にもっとも興味があったのですが
音響物理学的な部分もありなかなか難解です。
総合大学の一般教養課程にしては専門的過ぎる「歴史編」でしたが
「キーワード編」ではクラブやアシッドといったジャズ以外の音楽や
精神分析や言語学など音楽以外の話題も交差して難易度はさらに高くなっています。
紹介されている文献を読んだりインターネットで調べたりしながら
じっくり解読するに値する良書だと思います。
JAZZ界のみならず,音楽,ファッション,格闘技,美食等あらゆる
テーマで活躍する,いま最も注目を集める才人・菊地成孔さんの「東大
アイラー」シリーズ,待望の新作です。
大陸前からのファンも,陽水以降の方も,革命舞踏会後の方も,格闘技
ファンも,J−POPファンも,アニメファンも,とにかく必読です!
それはさておいて、ジャズの現情況をこんなに考えている本は他にあるかなと考えるとあんがい思い浮かばないのです。クセのある冗談に閉口することはあれど、きちんと読めばジャズに対するおもしろい見識があらわれるような気もします。