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シベリア鉄道9300キロ 単行本 – 2008/7/1

4.4 5つ星のうち4.4 20個の評価

シベリアの車窓から届く旅!
 極東アジアからヨーロッパ・ロシアまで、広大なシベリアを駆け抜けるシベリア鉄道の旅。1904年に完成したこの壮大な鉄道の建設には、13年余の時間と、巨額の費用と、人々の汗と命が注ぎ込まれ、そしてそれは旅人たちの憧れを乗せて走り続けた。およそ9300キロにおよぶこの鉄道路線を一気に乗ると、6泊7日かかる超ロングランの列車旅行になる。
 ウラジオストクからモスクワまでのシベリア鉄道全線に乗って、旅の一部始終をご紹介しようというのが本書の目的である。そして旅はモスクワからサンクト・ペテルブルグ、さらにロシアを越えてフィンランドのヘルシンキまで続く。大河、森林、草原が続く長い鉄道の旅を、読者にお楽しみいただければ幸いである。
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商品の説明

著者からのコメント

 今度の本は、まったくの新刊としては10年ぶりになります。元の原稿は、「旅行人」(148号・2005年夏号)に掲載した文章で、それに大幅に加筆し、修正し、写真を多数加えて再編集しました。モスクワやサンクト・ペテルブルグの様子、ヘルシンキまでの旅などは新たに書き下ろしました。全256ページのうち、カラーページが120ページで、シベリアの車窓風景をたっぷりとお楽しみいただけると思います。

著者について

1956年鹿児島生まれ。慶応大学法学部政治学科卒。1980年代初頭からジア・アフリカを中心に世界各地を旅する。1995年出版社旅行人設立。ガイドブック、旅行記などを出版、雑誌「旅行人」年2回刊を発行している。主な著書に、『新ゴーゴー・インド』、『新ゴーゴー・アジア』(共に旅行人刊)、『いつも旅のことばかり考えていた』(幻冬舎文庫)など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 旅行人 (2008/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 254ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 494770263X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4947702630
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 20個の評価

著者について

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蔵前 仁一
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
20グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
来年シベリア鉄道に乗るぞ!と大胆な思考回路に陥っているうちのパパさんの、スリーピング必需品になっております。
夢が膨らみすぎで、いつか行きたいな~ →来年行きたいな~ →来年行くぞ!→ もしかしたら年内に!?
って感じで 日々盛り上がりつつありますね。

暴走特急のごとくです。
パパさんいわく、言うことなしの星5つ!だそう。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めてすぐにこれからシベリア鉄道に乗るために旅を始めたような気分になった。書かれた時期は少し古いが緊張感を持ちながら広大なシベリアを鉄道旅する楽しみを感じられる。現在のシベリア鉄道はずいぶん快適になっているので書かれている列車の様子には違和感を持つ部分もあるが、それでも読むのが楽しくなる内容です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月28日に日本でレビュー済み
本書は、シベリア鉄道への旅情だけではなく、魅力溢れるロマンを掻き立てる作品だ。 ロシアの極東の玄関口・ウラジオストクから、広大なシベリアを走り、ウラル山脈を越えて、首都・モスクワへ。更には、サンクトペテルブルグから、フィンランドの首都・ヘルシンキへの壮大な鉄道の旅を楽しもう!
又、本書掲載の、モスクワの名所&地下鉄探訪記や、サンクトペテルブルグ等々の名所探訪記も見逃せない! 鉄道旅行だけではなく、ロシア世界への魅力を掻き立てる一冊をぜひとも必読しよう!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際に私もシベリア鉄道体験者なので、ワクワクしながら読みましたが。
蔵前氏の著作にとしては珍しく、読んで疲れる退屈さが。(残念)
紀行文の内容を、ある程度検証できる立場の目線で読むと・・・(更に残念)。

読後の感想は、他者の仰る通り、引用と孫引きで「水増し」感が目立つ気がします。
大昔の「ゴーゴー」シリーズのテンポ(ノリ)じゃないです。
帰国してから、ネットで情報収集して書いたのか?な感じがしました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時間があればチャレンジしたいですが
言葉の問題等もありますので、この本を読んで行った気になります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年9月6日に日本でレビュー済み
シベリア出兵まで遡ると笑われるかもしれないが、子どものころに聞いた父親のシベリア抑留体験の話は強烈だった。その延長線上で読んだ内村剛介や石原吉郎のシベリア、これにソルジェニーツィンの『イワン・デニーソヴィチの一日』、文学好きならチェーホフのシベリア旅行などが加わると、ぼくの世代の標準的なシベリアイメージができあがる。奪われる苛酷さ、取り戻す厳しさ、取り巻く巨大な自然に、イデオロギーという青春の夢をないまぜにした、エキゾチックな放浪を誘うシベリアだ。
五木寛之や宮脇俊三はそういった旅愁を文字にした。ならば2005年の蔵前仁一は何を文字にできたのか、あるいはできなかったのか。この本を今風の情報パックとして読んではいけない。むしろ、著者が経験したくてできなかったことの中に、隠れた過去と今のロシアの違いを見るほうが面白いと思う。ロシア人の中古車ブローカーでいっぱいの伏木港、ハバロフスクに向かう車中に流れる欧米のロックまがいのポップミュージック、モスクワとの距離を示すキロポストも、日本橋に向かう中央高速の里程標識と同じようによそよそしい。
この平板さの先に何があるのか。著者は黙して語らないが、その真情は、選び出された「シベリア鉄道車窓ベスト10」に端的に表れていると思う。バイカル湖、東シベリアの集落、丸太小屋、ヴォルガ河と、グローバリズムなんかとはまったく無関係の、昔ながらの懐かしい風景ばかりなのだから。そう言えば、松本隆・大滝詠一の『さらばシベリア鉄道』もこういう一節で始まっていたな。――哀しみの裏側に何があるの?
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を買う7年ほど前に、私もシベリア鉄道に乗りました。ロシア号でウラジオストクからイルクーツク、イルクーツクからは著者の方と同じバイカル号にのりました。10日ほどかけてシベリアを横断したわけで、新聞に掲載された広告でつい「懐かしいなー」と手に取ることにした次第です。ウラジオストク空港で「風の谷のナウシカ」で見たような肩の張った巨大な飛行機を見て、「ああ、ここはロシアだ」と思いました。

駅で行商のおばちゃんが売っているロシアのぎょうざやピロシキも懐かしかったし、牛乳かと思ったら、サワークリームだったとか、バイカル湖でオームル(という名前の淡水魚がいます)づくしの料理も食べたし、オームル焼き、オームルスープ、オームルの燻製、オームルなんとかと続きます。バイカル湖で漁船での観光も楽しかったです。ばいかるあざらしは、わたしもみらませんでした。

シベリアのパリこと、イルクーツクで10万円で売っていたイルクーツクの教会の絵を買わなかったことを今だに後悔しています。ロシア絵画はわたしも宝庫だと思います。

今はロシア号はレストランがあるそうですが、私が乗ったときは「なにもない」と言われますよとカップラーメンを持ってゆきましたが、行商のおばちゃんの手料理でなんとかしのぎました。お姉さんからの秘密の電話ももらいました。すぐに「いりません」と日本語で答えましたが。面白かったので、翌年もロシアの北極鉄道にも乗り、ムルマンスクまでゆきました。ムルマンスク湾の観光船も楽しかったです。

真夏に行ったのでイルクーツクでもモスクワでもどこでも真夏日でした。北極鉄道とかオーストラリアの鉄道とかも書いてください。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年8月12日に日本でレビュー済み
コロナ禍の今、行きたくても行けません。
本作は、“行った気にさせる”良作だと思います。
シベリア鉄道に乗ったような気持ちになりました。

さらに、蔵前さんのいいところとして“恨み言を言わない”があると思っています。
トラブルをトラブルとして報告し、誰かのせいにしたり、毒のある文句を言ったりしません。
出会った人と楽しくない経験をしても、単なる旅の経験として受け入れていると思います。

見習いたいです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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