「コンドルズ」は、ここ数年、大変人気を博しているダンスカンパニー。
彼らの持ち味は、カテゴライズが難しいことをどんと直に響く形でやっていること。
この本は、コンドルズについてのあれこれ...
というよりも、ある一つの青春ストーリーとして、楽しめる内容となっています。
タイトル&カバーは、「まさしく、漢」という感じで、少々女子には暑苦しく感じるかもしれませんが、
内容は、ちょっと映画的で、まるで緻密に構成された青春漫画のように秀逸なエピソードでキラキラしています。
倦怠感にまみれ、やりすごすだけの日常が普通と思ってしまう現実を、乗りこなしていく知恵がそこにはあります。
汗臭いのは苦手ですが、こんな汗臭さなら、思わず嗅いでみたくなる...
おそらくどんな方でも、その甘酸っぱさに、胸キュンせずにはいられないはず。
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コンドルズ血風録!: 栄光に向かって走るあの列車に乗っていこう 単行本 – 2003/9/1
勝山 康晴
(著)
- 本の長さ201ページ
- 言語日本語
- 出版社ラピュータ
- 発売日2003/9/1
- ISBN-104947752556
- ISBN-13978-4947752550
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
近藤良平を中心に特異な身体とユニークなキャラを持つ男性のみで96年に結成されたダンスカンパニー「コンドルズ」。日本という枠をはるかに超越し、世界を股にかけた活躍を続けるその軌跡を辿る。近藤良平の特別寄稿も収録。
登録情報
- 出版社 : ラピュータ (2003/9/1)
- 発売日 : 2003/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 201ページ
- ISBN-10 : 4947752556
- ISBN-13 : 978-4947752550
- Amazon 売れ筋ランキング: - 489,125位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まるで勝山氏と酒盛りしながら、彼(または彼ら)の青春話を聞いている・・・そんな気がしてしまう一冊です!
まだまだ個性豊かなコンドルズのメンバーのエピソードが知りたい! 続きが気になってしょうがないです。
まだまだ個性豊かなコンドルズのメンバーのエピソードが知りたい! 続きが気になってしょうがないです。
2004年9月19日に日本でレビュー済み
コンドルズの公演を見た大人の観客の反応として、典型的なのに
「おもしろかったけど、コントが少し寒いの」
というものがある。演劇やダンスのディープなファンを自認する人々から
見れば、何かちょっと批評したくなる大衆性が彼らの持ち味である。
そのような方にこそ、この本を読んでいただきたい。
彼らはバブル崩壊後の日本を駆け抜ける新撰組のような男達である。
カンパニーとしての寿命がどのくらいかはわからない。
どんなに素晴らしいものでも、時間の経過はすべての人間に対して
容赦なく及ぶ。しかし彼らの存在は貴重である。それは、
「人間的に深く信頼しあう関係性」が、小生意気な批評家の説く芸術性など
遥かに超えて、多くの人を励ます力を持つ事実を
あらためて認識させるからである。
書中に描かれるメンバー(とくに近藤さん)のスケールの大きさと底に持つ
静けさは、至近距離で彼らに接したことのあるものを何度もうなずかせる。
まだ仕事に就いていない方には「どのような仲間と活動することが悔いのない
未来をつくるのか」を学ぶのに最良のテクストになるだろう。
「おもしろかったけど、コントが少し寒いの」
というものがある。演劇やダンスのディープなファンを自認する人々から
見れば、何かちょっと批評したくなる大衆性が彼らの持ち味である。
そのような方にこそ、この本を読んでいただきたい。
彼らはバブル崩壊後の日本を駆け抜ける新撰組のような男達である。
カンパニーとしての寿命がどのくらいかはわからない。
どんなに素晴らしいものでも、時間の経過はすべての人間に対して
容赦なく及ぶ。しかし彼らの存在は貴重である。それは、
「人間的に深く信頼しあう関係性」が、小生意気な批評家の説く芸術性など
遥かに超えて、多くの人を励ます力を持つ事実を
あらためて認識させるからである。
書中に描かれるメンバー(とくに近藤さん)のスケールの大きさと底に持つ
静けさは、至近距離で彼らに接したことのあるものを何度もうなずかせる。
まだ仕事に就いていない方には「どのような仲間と活動することが悔いのない
未来をつくるのか」を学ぶのに最良のテクストになるだろう。
2007年3月4日に日本でレビュー済み
私がコンドルズと出会って、彼らの溢れんばかりの(というより溢れている)個性と正統ないい加減さに魅せられて1年とちょっと。製作統括の勝山氏の作家デビュー作というこの本に興味を持ちながら今まで読む事をしなかったことを今とても後悔しています。
ここに登場する人々は実在する人たちなので、彼らを知っている私にはとても面白く、またこの登場人物を架空の人として読んでみても相当に面白いです。つまり、普通の小説としても十分に楽しめるわけです。
本にはうるさい私の母も、小論文の添削の仕事もしていたという勝山氏の文章の上手さを褒め、読みやすいと言っていました。読み終わった後でどうだった?と聞くと「面白かった」。母と共に、私もこの本に最高の賛辞を送ります。
ここに登場する人々は実在する人たちなので、彼らを知っている私にはとても面白く、またこの登場人物を架空の人として読んでみても相当に面白いです。つまり、普通の小説としても十分に楽しめるわけです。
本にはうるさい私の母も、小論文の添削の仕事もしていたという勝山氏の文章の上手さを褒め、読みやすいと言っていました。読み終わった後でどうだった?と聞くと「面白かった」。母と共に、私もこの本に最高の賛辞を送ります。