本, アート, 思い出今からもう10年以上前のことなのに、時々昨日のように思い出す。歳下の友人のN、Sと私、そしてロシア語通訳として同行を頼んだ知人のKは、東京は北区滝野川にある東京外国語大学教職員宿舎を目指して、テクテクと住宅街の中を歩いていた。カンカン照りのうだるような暑さ。天気予報によれば東京の最高気温は34度。「ねえ、地下鉄から5分じゃなかった? 道、間違えてないかな」「地図通りだからこれ 続きを読む