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日常らしさ 大型本 – 2005/9/30
安村 崇
(著)
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安村崇の《日常らしさ》はキヤノン写真新世紀でグランプリを受賞(1999年)した作品シリーズです。写真集『日常らしさ』には新作を加えた1997年から2005年にわたる作品がまとめられています。
主に滋賀県にある実家で撮影されたこの《日常らしさ》について、作家は受賞時に次のようなコメントを寄せています。「普段は日常に溶け込んでいて、とりたてて気にもとめない身の回りの光景。その光景を写真に置き換えていくと、その写真に「日常らしさ」が見当たらないことに気がつきました。まるで幻であったかのように消えているのです」。
日常のふとした歪みを写真を撮ることによって確認しようとするその姿勢、世界の「裂け目」を露わにするそのユニークなまなざしは、安村の作家としての出発点でもあるこの《日常らしさ》にはっきりとあらわれ、以降に発表されることになるシリーズ《自然をなぞる》《せめて惑星らしく》にも受け継がれていきます。そして、批評性を含むこの「裂け目」は、非常に滑稽/キッチュで、外国映画のインチキな日本の描写を見るかのような、思わず吹き出してしまう楽しさをあわせ持っています。
主に滋賀県にある実家で撮影されたこの《日常らしさ》について、作家は受賞時に次のようなコメントを寄せています。「普段は日常に溶け込んでいて、とりたてて気にもとめない身の回りの光景。その光景を写真に置き換えていくと、その写真に「日常らしさ」が見当たらないことに気がつきました。まるで幻であったかのように消えているのです」。
日常のふとした歪みを写真を撮ることによって確認しようとするその姿勢、世界の「裂け目」を露わにするそのユニークなまなざしは、安村の作家としての出発点でもあるこの《日常らしさ》にはっきりとあらわれ、以降に発表されることになるシリーズ《自然をなぞる》《せめて惑星らしく》にも受け継がれていきます。そして、批評性を含むこの「裂け目」は、非常に滑稽/キッチュで、外国映画のインチキな日本の描写を見るかのような、思わず吹き出してしまう楽しさをあわせ持っています。
収録写真点数=カラー36点
収録テキスト(和英併記)
マーティン・ヤッキ「静かな表面のスキャンダル」
八角聡仁「モノノケの世界への友愛」
倉石信乃「実家、あるいは表象のステージ──安村崇の《日常らしさ》」
ブックデザイン=池田進吾
- 本の長さ92ページ
- 言語日本語
- 出版社オシリス
- 発売日2005/9/30
- 寸法18.2 x 0.5 x 25.7 cm
- ISBN-10499012393X
- ISBN-13978-4990123932
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登録情報
- 出版社 : オシリス (2005/9/30)
- 発売日 : 2005/9/30
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 92ページ
- ISBN-10 : 499012393X
- ISBN-13 : 978-4990123932
- 寸法 : 18.2 x 0.5 x 25.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 498,344位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,426位写真 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どこか懐かしい昭和の家にあった!あった!というなんでもないと言ったら失礼でしょうが、そういった写真がまじめに撮られています。地味ななかにピンクやオレンジ、ブルーといったアクセント的な色があり、心に残ってしまいます。全てにおいて、実は巧妙なセンスが見え隠れし、ふふ(笑)と眺めています。平凡でつまらない毎日に飽き飽きしている人にオススメです。なにか見えてくるかもしれません。
2014年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家の写真では一番いいのではないか?最近の傾向はだんだん抽象に傾倒しているようだが・・・。まだあまりこなれていない気がする。この写真集の路線もいいんではないかな。日常らしい怖さ、静けさ、恐ろしさがよく現れている。
2006年2月20日に日本でレビュー済み
テーブルの上、何気なく置かれた籠の上に積まれた蜜柑。
部屋の隅で無愛想に立ちすくむ年代物のスピーカー。それらに
意味があるかどうか、普段は考えることさえない。
この写真集では、なんの目新しさもなく、むしろ見慣れ過ぎて
無視したくなるようなそんな日常品の数々が突然、得体の知れない、
禍々しささえ感じさせるような存在となって目に飛び込んでくる。
それは、彼等に今まで気付く事もなかった私を
静かに恫喝してくる様な、凄みのある光景だった。
日常品に意外な象徴性を潜ませるのに成功した要因は、
シンメトリカルで無機的な構成に徹底した創作姿勢か。
しかしそれ以上に際立っているのが、ほんの些細な妥協も混じり得ない
であろう、安村氏の集中力なのである。
頁をすすめるにつれ、私の居る場所がいかに不鮮明で、
不確定なものなのかを教えられた。それは眩暈を憶える程の驚きでも
ある。
並外れた構図感覚と着眼点の鋭さが光る、志の高い作品。
部屋の隅で無愛想に立ちすくむ年代物のスピーカー。それらに
意味があるかどうか、普段は考えることさえない。
この写真集では、なんの目新しさもなく、むしろ見慣れ過ぎて
無視したくなるようなそんな日常品の数々が突然、得体の知れない、
禍々しささえ感じさせるような存在となって目に飛び込んでくる。
それは、彼等に今まで気付く事もなかった私を
静かに恫喝してくる様な、凄みのある光景だった。
日常品に意外な象徴性を潜ませるのに成功した要因は、
シンメトリカルで無機的な構成に徹底した創作姿勢か。
しかしそれ以上に際立っているのが、ほんの些細な妥協も混じり得ない
であろう、安村氏の集中力なのである。
頁をすすめるにつれ、私の居る場所がいかに不鮮明で、
不確定なものなのかを教えられた。それは眩暈を憶える程の驚きでも
ある。
並外れた構図感覚と着眼点の鋭さが光る、志の高い作品。