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パフォーマンス・コンサルティング~人材開発部門は研修提供から成果創造にシフトする~ 単行本(ソフトカバー) – 2007/7/25
本書は、世界の人事・人材開発担当者のためのテキストとなっている
”Performance Consulting”(1995年)の初版です。
著者は「人材開発部門は、事業目標の達成や業績改善を支援するために『パフォーマンス・コンサルティング』
を実践しよう」と主張しています。本書では、パフォーマンス・コンサルティング実践の各論とすぐに使える多
数のツールやモデルを解説しています。
パフォーマンス・コンサルティングのアプローチでは、たとえば、「研修を行いたい」という声に対し、「は
い、営業スキル研修ですね。人数は何人ですか?このプログラムではいかがですか?」と即座に対応してはいけ
ないとされています。
まずはその背景にある「事業のあるべき姿」と「営業担当者が目標達成する上でカギとなる行動(パフォーマ
ンスのあるべき姿)」を明らかにして、本当のニーズを把握することからスタートします。次に、「事業の現状」
と「営業担当者の現状の行動」を明らかにして、あるべき姿に対する現状のギャップを見つけます。さらに、こ
のギャップの原因(上司のコーチング不足、不適切なインセンティブ、従業員の知識・スキル不足など)を特定
します。そして、それぞれの原因にあった解決策をつくり、対応するのです。研修はひとつの解決策にすぎず、
従業員の知識・スキル不足に対応するためのものです。その他の原因に関しては、他の解決策が必要になります。
本書はこうしたプロセスを通じて、人材開発部門が事業目標の達成や業績改善を支援する方法を提供しています。
なお、本書のモデルが進化し、文章が大幅に刷新された第二版は、2010年8月に『パフォーマンス・コンサルティングII』
として出版しております。基本的な概念は第二版と共通しており、第二版のほうがわかりやすくなっていますが、
「パフォーマンス・コンサルタントの役割の一部(第1部)」「人材開発部門からパフォーマンス改善部門へ移行するためのヒント(第4部)」
は本書の方が詳しく解説されています。
- 本の長さ336ページ
- 言語英語
- 出版社ヒューマンバリュー
- 発売日2007/7/25
- ISBN-104990329821
- ISBN-13978-4990329822
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商品の説明
出版社からのコメント
出版されて以降、世界的に人材開発の分野にたずさわる人の必読書となってお
り、スペイン語、アラビア語、中国語に翻訳されています。また、多くの大学
で、経営や人材開発分野の教科書として使われています。
人材開発の基本とすべきコンセプトが多く紹介されているだけでなく、人材育
成のニーズを適切に把握するためのインタビューの仕方や、従業員の成果向上の
キーとなる行動を分析する方法など、多くの実践的な内容が解説されています。
日本の人材開発にかかわるみなさまにもお役立ていただけると思い、ご紹介して
います。
レビュー
出版されて以降、世界的に人材開発の分野にたずさわる人の必読書となってお
り、スペイン語、アラビア語、中国語に翻訳されています。また、多くの大学
で、経営や人材開発分野の教科書として使われています。
人材開発の基本とすべきコンセプトが多く紹介されているだけでなく、人材育
成のニーズを適切に把握するためのインタビューの仕方や、従業員の成果向上の
キーとなる行動を分析する方法など、多くの実践的な内容が解説されています。
日本の人材開発にかかわるみなさまにもお役立ていただけると思い、ご紹介して
います。 --「出版社からのコメント」
著者について
「パフォーマンス・コンサルティング」は、1995年に米国で出版されて以降、
世界的に人材開発の分野にたずさわる人の必読書となっており、スペイン語、
アラビア語、中国語に翻訳されています。また、多くの大学で、経営や人材開発
分野の教科書として使われています。 また、ヒューマン・パフォーマンスの分野
では、古典的名著とされています。
人材開発の基本とすべきコンセプトが多く紹介されているだけでなく、人材育
成のニーズを適切に把握するためのインタビューの仕方や、従業員の成果向上の
キーとなる行動を分析する方法など、多くの実践的な内容が解説されています。
日本の人材開発にかかわるみなさまにもお役立ていただけると思い、ご紹介して
います。
登録情報
- 出版社 : ヒューマンバリュー; 初版 (2007/7/25)
- 発売日 : 2007/7/25
- 言語 : 英語
- 単行本(ソフトカバー) : 336ページ
- ISBN-10 : 4990329821
- ISBN-13 : 978-4990329822
- Amazon 売れ筋ランキング: - 619,369位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 59,980位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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すると「研修企画会社」と「現場マネージャー」にそれぞれの要件を
なんとなく作り、それぞれの進捗を眺めるのが「人材開発部門」の担務
となっているのではないだろうか?
本書では、人材開発部門のやるべきこと、そのものが詳細に語られている。
「パフォーマンスコンサルティング」の名の通り、これはまさにコンサルティング
の仕事であり、しかし人材育成とは本来現場のコンサルティングが担務であり、調達
が仕事ではないのである。
自分の仕事に「本当に良いのか?」を考える、あるいは「色々本は読むけど・・」
と言う人事・人材育成部門の方に是非一度手に取って頂きたい本である。
の考え方を詳しく解説したのがこの本。
今読んでも十分新鮮に感じるこの原著が、なんと1995年に出されていたとは、
さすがHRD先進国と驚いたものだ。
日本においても、HRDに携わる方々が、この考え方を学び、経営とパフォーマンスに
結びつけて今の仕事に取組む。
そうすることで、経営陣や現場からもより信頼され、まさに組織変革のコアとして
の力を発揮できるようになるのはなかろうか。
「組織を変革してゆく人財を育ててゆく」仕事に携わる方々には、是非押さえておきたい1冊である。
このために人材開発に関わる人たちがやるべきことを系統的に解説した良書です。
特に素晴らしいのは、実例を上手く使い、場面に応じた補足が充実していることです。色々な局面での「うまくいかないとき」のパターンと対処方法まで説明してあり、著者の豊富な経験と実践的な手法を学ぶことができます。
私自身は人材開発部門の人間ではないのですが、仕事の成果とメンバーの成長をどのように結び付けていけばよいか、ということについて頭を悩ませていることもあり、多くのヒントをもらえたと思います。
余談ですが、本書は汎用的なコンサルティングの解説書としても優れていると思います。どのような専門家であっても必要なスキルとその実践例として読むこともできると思います。
人事担当者や人事系のコンサルタント向けの本なのでしょうが、(特に日本では)現場の管理職こそこのような視点をもって業務にあたるべきなのでは、と思います。部下を持つ人、上司も部下もいる人、にとって有用なフレームが多いように思います。
マーカス バッキンガムのいうマネジャー(「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」)の役割と重ねて考えると興味深いのではないでしょうか。
また野中 郁次郎氏他の「知識創造企業」と併せて読むとさらに奥行きが広がるようにも思えます。
しかし、これを現実のものとするには、人材開発を担当する者が、自分の役割認識を変革し、研修やトレーニングを設計したり、実施や効果測定したりするプロセス、加えて事業部門とのコミュニケーションプロセスをもイノベーションしていくことが求められます。
その体系的な方法論や考え方が整理された名著で、今日まで日本語訳が登場しなかったのが不思議なくらいです。
企業や組織の人材開発担当者なら、ベースとして必ず理解しておきたい内容であり、この本の内容を理解せずに、人材開発について語ったり、推進するのはとても恐ろしいとさえ感じます。
この本が、自社の人材開発部門で見かけることがなかったら、自社の能力開発の取り組みに疑問を感じてもよいかもしれないくらいです。
すぐに読む時間がなくても、ぜひ買い求め、目次や構成だけでも理解してほしいと思います。
しかしこの本は、「具体的にどうすればよいのか」を非常にわかりやすく教えています。
紹介されている事例は、研修を成果に結びつける実践的なステップと内容になっています。
そこに載っている質問例やチェックリストなどはすぐに使えるものばかりです。
また研修プログラム設計を進めるプロセスは、経験だけではなく、しっかりした理論に裏打ちされたものになっています。
これほど具体的なコンサルティングノウハウが豊富に載っている本は稀有と言えます。
研修の本質を知りたい研修担当者、高い価値創造を顧客に提供したいコンサルタントはぜひ読んでほしい本です。
要は、「自分の提供物をいかに効果的に提供するか」という考えから、「相手のニーズにあわせた提供物をいかに作って提供するか」という考えに変えましょう、というのが本書の趣旨。そのための方法論が書かれている。この趣旨自体は、人材開発ではなく、間接部門、さらには直接顧客と接する人間にも当てはまるものだ。
使われているフレームワーク自体はシンプルだし、そのフレームワークに当てはめる必要のある情報入手の手段についても解説されている。あとは紹介されているフレームワークや手法を自分仕様にするだけだ。
解説されている内容自体も説得力がある。人材開発関連に携わっている人はもちろん、そうでない人にも有益な一冊だろう。