巨人の坂本内野手が自主トレでヤクルト宮本選手に内野守備の基本を指導されたという報道があった。「ゆるいゴロで繰り返し捕球・送球を繰り返す」という野球経験者であれば誰でも知っている基本訓練姿を見て、いったい巨人のコーチは今まで何を教えてきたのか、とあ然とした。それを見た元ラグビーの大八木が「守破離」の守からの再訓練という表現をしていたが、スポーツでも芸能でもビジネスでも基本の大事さを痛感した。
会社で議論をしていても時として本人にとっての成功体験をもとにした経験則だけで我田引水の主張のみを行うベテランやそもそも議論もできない中堅など危機感を感じずにはいられない。原理・原則、簡単に言えば世の中を知らずして己の主張のレベルも判断することができない。これは成長の阻害要因でもある。
若いビジネスマンが学ぶべき経営管理の基本を本書は、細大漏らさず俯瞰しており、「簡単に」原理・原則を学び始める入門書としては最適である。巨人の坂本ではないが、まずはここからスタートしてみてはどうだろう。
もちろん深くある領域を追究したいニーズに応えようとするものではない。しかし、じっくり読むと「簡単に」書いてあるように見える原理・原則やちょっとしたフレーズにはそれぞれバックグランドがあり、そういう意味でも面白い。
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変わる会社が生き残る!!中小企業の実践的変革論 新書 – 2011/7/6
寺本 明輝
(著)
社員のため、会社のために<プロジェクト100>を立ち上げ、一致団結するサクセス社とコンサルタント桜木の翻弄の日々をフィクションで描き、その手法や対策をテーマごとに理論と実績の双方の視点から解説する。
そのときどう行動するか?1つの思いに向かって経営者と社員が手と手を携え、会社が変わっていくー。そのシナリオとは?
今こそ会社が変わるときなのかもしれない。そう思い駆ける社員がいればいるほど、会社は救われるのかも知れない。
そんな意欲を呼び起こし、技術をサポートする1冊である。
そのときどう行動するか?1つの思いに向かって経営者と社員が手と手を携え、会社が変わっていくー。そのシナリオとは?
今こそ会社が変わるときなのかもしれない。そう思い駆ける社員がいればいるほど、会社は救われるのかも知れない。
そんな意欲を呼び起こし、技術をサポートする1冊である。
- 本の長さ230ページ
- 出版社相模経済新聞社
- 発売日2011/7/6
- ISBN-104990332229
- ISBN-13978-4990332228
商品の説明
著者について
株式会社浜銀総合研究所取締役・経営コンサルティング部部長・主席コンサルタント。
中小企業診断士、産業カウンセラー。
1958年生まれ。横浜銀行を経て、1988年浜銀総合研究所設立時より経営コンサルタントとして活動。主にビジョン開発・戦略計画策定、収益改善、組織改革等の企業変革にかかわるコンサルティングを担当。その他、「事業構想策定フォーラム」「経営塾」「革新するミドル創造ゼミナール」等の研究会企画プロデュース。
著書に『智恵が出る組織』(共著)同友館、『挑戦する独創企業』(浜銀総合研究所経営コンサルティング部編・著)プレジデント社、『新・挑戦する独創企業』(浜銀総合研究所経営コンサルティング部編・著)プレジデント社、論文に「経営理念体現化に関する一考察」(日本経営診断学会年報)など多数ある。
中小企業診断士、産業カウンセラー。
1958年生まれ。横浜銀行を経て、1988年浜銀総合研究所設立時より経営コンサルタントとして活動。主にビジョン開発・戦略計画策定、収益改善、組織改革等の企業変革にかかわるコンサルティングを担当。その他、「事業構想策定フォーラム」「経営塾」「革新するミドル創造ゼミナール」等の研究会企画プロデュース。
著書に『智恵が出る組織』(共著)同友館、『挑戦する独創企業』(浜銀総合研究所経営コンサルティング部編・著)プレジデント社、『新・挑戦する独創企業』(浜銀総合研究所経営コンサルティング部編・著)プレジデント社、論文に「経営理念体現化に関する一考察」(日本経営診断学会年報)など多数ある。
登録情報
- 出版社 : 相模経済新聞社 (2011/7/6)
- 発売日 : 2011/7/6
- 新書 : 230ページ
- ISBN-10 : 4990332229
- ISBN-13 : 978-4990332228
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「変わる会社」と「実践的」という書名に惹かれて購入しました。
冒頭と終わりに、変革に至る物語風の内容はありましたが、
その内容はあくまで物語というレベルのものでした。
変革を実践するにあたり、
・なぜ抵抗が生じるのか
・その抵抗をどのように抑え、仲間にしていくのか
・どのように自律的に動くように仕掛けていくのか
・実際にはどのタイミングでどのような成果が生じるのか
が論点になるかと思いますが、これら論点の事例的なものを期待すると大きく的はずしとなります。
多くは、多くの経営論書に記載されている内容を薄く表面的に通り一遍記載した内容となっています。
経営論を学んだことがなく、とりあえず経営論の基礎を表面的に読んでみたいという方にはよろしいのではないでしょうか。
冒頭と終わりに、変革に至る物語風の内容はありましたが、
その内容はあくまで物語というレベルのものでした。
変革を実践するにあたり、
・なぜ抵抗が生じるのか
・その抵抗をどのように抑え、仲間にしていくのか
・どのように自律的に動くように仕掛けていくのか
・実際にはどのタイミングでどのような成果が生じるのか
が論点になるかと思いますが、これら論点の事例的なものを期待すると大きく的はずしとなります。
多くは、多くの経営論書に記載されている内容を薄く表面的に通り一遍記載した内容となっています。
経営論を学んだことがなく、とりあえず経営論の基礎を表面的に読んでみたいという方にはよろしいのではないでしょうか。